おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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期待はずれ
約束のゆくえ
王道のラブストーリー
老若男女全ての人に観て欲しい作品
公開日に観て、現在4回鑑賞済。
毎回観るたびに涙量が更新されています。
主演の長尾謙杜さんの演技がとても素晴らしかったです。スクリーンに映ったそこにいるのは15歳の風間心也でした。心也にしか見えなかった。それくらい役を自然に演じていました。
元々、目で演技する、表情の使い方が特化していて、自然に演じた役になれる方なので、観る前から安心しかなかったです。
【過去作 HOMESTAY(真とシロの2役)、岸辺露伴ルーヴルへ行く(青年期 岸辺露伴役)、室町無頼(才蔵役)】
心也の葛藤、感情が溢れ出るところや、若さゆえの行動。観ていて羨ましくもあり、心が痛くなったり、応援したり、あたたかい気持ちになったり、あなたはどう考える?と問われてる気持ちにもなりました。
予告にもありますが、心也と夕花の雨のシーンは本当に美しく儚げでした。実際に雨も降ったと聞き、雨も味方してくれて、「笑ってるけど心では泣いている」素敵なシーンになっていました。
心也と夕花のお話ではありますが、心也と父の関係性も本当に素敵で感動しました。
長尾くんと安田顕さん演じる心也と父の温かい親子愛、言葉ひとつとってもグッときて涙しました。父の心也に対してするある動き、私はそこが特に大好きです。
私の友人が5年前くらいからこども食堂の経営企画や援助をしています。話も聞いていたので、寄付など協力出来るところはしています。
おいしくて泣くときを見て、こども食堂がある現実と、なければいけない日本の起きている環境を知って何かを感じてもらえたらいいなと思います。
横尾監督が初日舞台挨拶で、原作が大好きで読み込んで本当は3時間超えになっていたと。
泣く泣くカットしてこの映像時間になったと話していました。いつか3時間超えの映像も観てみたいです。
ラブストーリーだけではなく、人を大切に思う気持ち、家族愛、今起きてる現実、観た人が「何か」を必ず感じられる作品です。
ネタバレできないので多くは言えないですが、
中盤以降はずっと泣いていました。
大人になって色んな事に左右されて我慢して生きていたりします。
感動だけではなく心があたたかくなる作品ですし、映像も美しいのでぜひ映画館で観て欲しいです。
30年後のキャストがねぇ。
あたたかい涙が流れる映画
タイトルの意味がわかった瞬間に涙が溢れ出し、最後のセリフでトドメを刺され、エンドロール中も涙が止まりませんでした。
キラキラな青春だけではなく、心也と夕花それぞれが置かれている状況に苦しくもなりますが、観終わった後は、春の風が吹いたように爽やかであたたかい気持ちになりました。
キャストの皆さんの演技が素晴らしいです。
とても良い作品でした。
展開下手くそ!泣くか!あっだめだ泣いた
キャストはよかったですが
良くも悪くも「アイドル映画」ではありましょう。
冒頭の事故シーンの描写のあり得なさで嫌な予感はしました。
脚本や演出が「手を抜いてる」とまでは言いませんが、「真剣になっていいものを作ろう」としてる感じは伝わってきません。
設定のゆるさやご都合主義的展開、フェードアウトするキャラクターの多さなど、スタッフの方々は真面目に仕事してほしいと切に思います。
「室町無頼」で見た長尾謙杜さんの別の魅力は味わえましたし、予告だけだと少し苦手に感じていた當真あみさんも素敵でした。安田顕さんはややオーバーアクトですが、作品を支えられてましたね。
「おいしくて泣くとき」の伏線回収
つらくて、悲しくて、涙を流してしまうシーンがたくさんあったけど、かなしい物語としては終わりません。うれしくてあたたかい涙も溢れました。
すごく奇跡的な話で、実際にはこんなことないだろうとは思うけど、あのふたりに似た境遇の人、境遇だった人は、たくさんいると思います。います。
「ひま部」があって本当によかった。居場所がひとつでもあれば、人は生きていけて、逆に言えば、居場所がないと、人は生きていけないんだ。
「こどもごはん」として自分の食堂で無料でごはんを振る舞った父。この場所から2人の未来は始まっていた。子どもの不幸は俺の不幸でもあるんだ、と絶対的に味方である父。なんだその目は!と暴力を振る父。色んな父親がいる。だけど、あんな父親じゃなかったら、あんな環境じゃなかったら、出会えなかったよな、とどうしても咎められないのです。
作品名がずっと不思議だったけれど、今は納得。
バター醤油焼きうどんが食べたい。
最後はいい
好きなジャンル
清らかなヒューマンストーリー。観て良かった。
人間に一番悪いのは腹がへること
三十年前に突然姿を消した初恋の人の秘密を巡る物語を描いたドラマ。
出演者がいずれも存在感があった。特に主演心也役の長尾謙杜は、高校一年生の違和感なく存在感もあり、声優でも出来るくらい声が良く、聴き心地が良かった。もう一人の主役夕花を演じた當間あみは、幸薄の難しい役どころだが、彼女の個性がかなりフォローしていたと思う。安田顕の父親役風間耕平も良く、彼の存在は映画の安定感を大きく支えていた。
演出で印象的だったのは、雨。傘を持たぬ心也と夕花の純粋な気持ちへ雨が打つ。自分の人生を自身で切り開くのには微妙な年頃だ。夕花の「秘密」に跳ね返る雨音が聞こえそうだった。
ストーリの根幹に食堂から子供達へ提供されるボランティア食事は、映画では取り扱いが難しいテーマと思うが、物語に一本筋を通す重要な存在だ。有名な漫画のセリフで「人間に一番悪いのは腹がへるのと寒いゆうこと」を思い出した。提供する父親耕平の信念が伝わる。人の想いがこもった食事は「おいしくて泣ける」のだ。
連続ドラマにしてしっかり描いても良かったと感じる程、展開の山あり谷ありが楽しめる作品となっております。
皆さん 絶対見ましょう
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