おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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目の演技
心也と夕花が綺麗でした
子どもは親を選べない
主に描かれているのは心也と夕花の関係だが、それぞれの家族との関係も描かれている。舞台挨拶で安田顕さんがおっしゃっていた「子どもは親を選べない」という言葉が印象的だったが、本当にその通りで親の様々な事情にある程度左右されながら生きていく子どもたちの思いや強さに心動かされた。心也を演じる長尾謙杜さんの青年の真っ直ぐさがありながら辛いことを経験し諦めや悟りを覚えたような表情、大切なものを見つめる目、素晴らしかった。夕花を演じる當真あみさんもとても良かった。中盤から涙が止まらなかった。映画を観た後に食べたご飯がいつもより美味しく感じて幸せを噛み締めた。ご飯を食べるたびに心の奥底でこの映画を思い出すと思う。
世界のどこかで君が笑っていますように
良い涙を流せました
絶対に泣かせようとする強烈な変化球攻め
暖かい気持ちになりました。
大阪での試写会にて一歩お先に観させていただきました。
「涙活」という言葉通り、ほとんどのシーンで泣いていたように思います。
辛いシーンがたくさんあるけど、自分の辛さを抱えながらも大切な人への暖かいやさしさに、胸がいっぱいになりました。
誰かが誰かを大切に想う気持ちが連鎖しているような、あたたかい気持ちになりました。
明日からの全国公開、本当にうれしいです!
何度も足を運んで観たいと思える作品に出会えて幸せです。
いつの間にか涙が溢れていました
様々な情景に涙
たくさんの愛が詰まった素敵な作品です🍀
「おいしくて泣くとき」というタイトルがダイレクトに届いた🍀
森沢明夫さんの原作本の映画化
映画では原作を広げ、よりドラマティックに描かれているけれど決して原作の静かであたたかな雰囲気を壊すこと無く物語が紡がれていました
森沢明夫さんが鑑賞して涙したというのも納得です
まずはキャスティングにこの映画の良さが詰め込まれていたように思います
長尾謙杜さん當真あみさんそれぞれの表情や目の演技に魅了されますが、それに加え本来2人が持っているであろう人としての優しさや芯の強さ、若さゆえの葛藤などが心也と夕花にピタリと当てはまっている様に感じました
主演の長尾謙杜さんは特に作品ごとにまるで違う質感を纏っている事に驚きます
アイドルとしての活動の引き出しの多さか、天性の物か努力による物なのか…これからもたくさんの作品の出演が楽しみな俳優さんです
親として大きな愛を伝えてくれる安田顕さん
息子を想う気持ちと成長に寄り添うことができない母親の寂しさを伝える三村里江さんの演技も圧巻でした…同じ母親として胸にくるものがありました
30年後の心也、ディーンフジオカさんには心也がこの道を信じて生きてきた人生の説得力を感じました、ディーンさん自身がご自分の人生をしっかり歩まれてきたからこそでしょう
映像の美しさに加え劇中の音楽もピアノや弦楽器の調べが上品で印象的、純粋な2人の気持ちがより伝わりました
主題歌Uruさんの「フィラメント」の歌詞に当てはまるようなシーンがお気に入りです
夕花の家に帰りたくない心也を呼び止めたい頼りたいけれど…そこまで発展していない2人の関係性を感じ、遠のく心也の背中に胸が締めつけられました
様々な角度から感動をもらえる映画です
公開されるとまた純粋に作品を楽しみに行こうと思っています!大きめのハンカチを忘れずに…
大切な人を想う愛の温かさに感動しました。
3/4完成披露試写会で鑑賞しました。
15歳の2人が複雑な家庭環境だったり、クラスメートから理不尽に傷付けられても健気に生きる姿に心が痛くなる一方で、大切な誰かを思う愛情の温かさに心打たれました。
舞台挨拶で主演の長尾謙杜くんが
「切なさの中にも愛が詰まった作品」
と言っていた通り、心也くんが夕花ちゃんを守りたいと思う愛。
お父さんが心也くんを信じて見守る愛。
30年経ってしまったけどそれぞれの愛が集結して奇跡が生まれた時の感動に涙が止まりませんでした。
別の見所としてお互いの気持ちが少しずつ近付いていく場面描写も印象的でした。
(図書館、学校からの帰り道の雨、逃避行等)
2人の感情と映像の美しさが重なり合う事で、2人の透明感と純粋さがより際立って描かれてるように思いました。
主題歌のUruさんの「フィラメント」がこの作品の世界観、そして歌詞と物語が重なりエンドロールでも泣けます。
原作未読でも感動する作品です。
上映後すぐにまた観たいと思いました。
映画公式の期待&投稿キャンペーン
「#おいし泣きで涙活」
の通り、涙活をしたい人にもお勧めです。
公開したら何度でも映画館に足を運ぼうと思います。
気付けば涙が溢れているような温かい作品
試写会に当選し、ひと足お先に鑑賞させていただきました。
原作を読んだときにも泣き、今回原作者の方も完成した映画を観て涙されたということでとっても期待していましたが!その期待以上に泣ける作品でした。
高校生のピュアな恋心や親子の愛が温かく描かれる一方で、虐待や子どもの貧困、いじめなどといった社会問題にも切り込み、鑑賞後に心に残るなにかがある作品でした。でも決していやらしい重さはなく、今自分が生きている世界のどこかで実際に起こっていることであると認識させる、長尾さんや當真さんの演技力がとても素晴らしかったです。
Uruさん書き下ろしの主題歌もぴったりでした。
この作品に出会えてよかったです。本公開されたらまた観にいきたいと思います。
何度も大切に観たくなる作品でした
試写会で公開より一足先に鑑賞させていただきました。
予告で見たときは一途な青春ラブストーリーなのかと思っていましたが、社会的で、考えさせられる作品だなと思いました。
胸がキュッと苦しく、観ながらつらい気持ちになる場面もありますが、恋愛、友情、家族の愛に溢れてて、じんわりと心が満たされていく感じがしました。
ただ切なくて感動させられるだけじゃない、人生のこと、大切な人のこと、自分が社会でなにかできることはなんだろう、そんなたくさんのことを考えさせられる作品でした…
映像も彩度が高く、みずみずしくて、青春の眩しさもあり、長尾謙杜さんや當真あみさんのまっすぐな若さがきらめいているなと感じました。
観終わったあとは心がぽかぽかとあったかくなって、大切な人に勧めたくなる、大切な人と一緒にまた観たくなる、そんな作品です。
公開されたらまた観に行きたいと思います。
それぞれの愛を感じる作品でした
原作を読んでから鑑賞。
監督自身も言っていたように、原作と結末が異なり、少し急展開な部分があるのが気になりますが、120分以内に収めると仕方ないのかな…と。
予告にもある心也と夕花が離ればなれになるシーンの「俺たち絶対また会える!約束するから!」という長尾謙杜さんの演技がとても素敵で、気付いたら涙がこぼれていました。
それぞれ孤独を感じている心也と夕花が、お互いのことを居場所だと感じる気持ちの他、家族の愛も描かれており、自分自身と重ねて観るシーンもありました。
そして安田顕さんと尾野真千子さんの演技はやはり圧巻。安田さんは原作でイメージしていた大きく包み込んでくれる父親という印象とドンピシャで、心也と2人で話すシーンは、少しピリッとした空気感が伝わってきました。
劇伴の主張が強めで、少し演技の邪魔をしている気がしましたが、それでも涙なしには観られない作品でした。
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