おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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かなり過大評価されている作品の様で…
観たい作品の上映時間まで間があったので「出演者はノーチェックで 『あらすじ』と『レビューの平均点』のみをチェックして本作を選択」して鑑賞したのですが、完全に失敗でした…。
鑑賞後に「何故このレベル(良くて☆3評価)の作品が こんなに高評価なの? もしかして…」と思い 出演者を検索してみたら、予想通りの《旧•ジャニーズ(現•STARTO)のタレント》主演作品でしたね!
ジャニタレ主演作品が「作品の実態とかけ離れた高評価を得る」のは、ジャニーズ時代から[毎度の事]で お約束みたいなもんですからね。勿論ファンの方にとっては「最高!」なので 高評価になるのは当然かも知れませんけど…。
まあ 最終的には「出演者のチェックを怠った私に落ち度がある」のですが…
【ストーリー(脚本) & 演出】
原作小説があるとの事ですが《原作未読》な私には「本作の脚本が どれだけ原作に沿っているのか」は分かりかねますが、率直に言って「映画の脚本としてはイマイチ」だと感じました。
男性主人公側の《『こども食堂』を通して見る貧困問題》や 女性主人公側が抱える《家庭内暴力(児童虐待)問題》など、現代社会的において[深刻な問題]として捉えられている事柄をストーリーに取り入れてはいるものの、どちらも「ただ物語の素材として利用しているだけで どちらにも深く切り込んではいない」し、二人の主人公の《恋愛要素》も それら二つの題材に関するエピソードの中に「薄っすらと」挟み込んだ程度で、全てが「浅く」感じました。
あらすじを読んだ時に興味を惹かれた「30年前に突然失踪した彼女の秘密」も有り得ない程の《古典的な理由》でしたね。『秘密』って「本人の意思で 他の人に知られない様にする隠し事」みたいなモノじゃないの? あの理由は「秘密とは言わない」よ。アレはどう考えても秘密と言わないと思うんだよなぁ。強いて言えば『事情』が正しい表現じゃないかな と。
あと演出面も納得感がイマイチでした。30年前だから「誰も携帯電話は持ってなくて 家の電話か公衆電話」って所だけ30年前っぽいけど それ以外には何の工夫も無いし、他の方もレビューに書いてたけど 終盤にヒロインを警察が迎えに来た時[複数台の車両で乗り付け まるで犯人の様に彼女を連れて行った]あの演出は意味不明で「???」でした。普通ならせいぜい「パトカー1台に警官二人で 主人公二人とも警察に保護して連れて行く」と思うんだけどなぁ。
脚本評価★★☆☆☆
演出評価★☆☆☆☆
【キャスティング(配役) & 演技】
[風間心也/長尾謙杜]
演技の印象としては「ジャニタレ俳優にしては幾らかマシ」くらいかと。
[新井夕花/當真あみ]
演技やビジュアル的な印象としては《「光るモノはある」けど「華は無い」》 と言った所で。まあフレッシュな感じではありましたが。
[風間耕平(心也の父)/安田顕]
人物像としては もう「この人が主役で良いんじゃないの?」ってくらいの善人を、安定の演技力を持って 演じてくれていました。ただ作品の出来があまり良くないので《安田顕さんの無駄遣い》感が…
[夕花の義父(母親の再婚相手)/池田良]
映画『MONDAYS』で主人公の[電話の相手]で「木本事務所の崎野ですぅ〜」の声の演技の印象が未だ残っています。
今回は義理の娘に暴力を振るう父親の役でした。「何をするか分からない」狂気みたいなモノは感じましたが[演出(及び脚本)が悪かった]ので 凄みは感じませんでした。
どうせなら《ヒロインの鼻っ面に鉄拳を喰らわせて 鼻血を流しているヒロインの髪を掴み 顔を上げさせ「何か文句でもあるのか」くらい言わせる》演出でもあれば良かったけど、それをやったら[PG12]とか[R15]になっちゃうのかな?
[現在の風間心也/ディーン・フジオカ]
主人公の30年後(現在)の配役が まさかのディーン•フジオカさん。涼しげな顔立ちなのに逞しい胸板をしている。もう「胸板に目がいって」仕方ない。
配役評価★★★☆☆
演技評価★★★☆☆
【映像 & 音楽】
映像レベルは「特に綺麗と言う事も無い」可もなく不可もない感じ。音楽も同様で。
映像評価★★☆☆☆
音楽評価★★☆☆☆
【総合評価】
もともと「鑑賞するつもりは無かった」けど「時間が空いてて しかもレビューが高評価だった」ので「つい鑑賞してしまった」作品。
事前に公開作品をチェックした時点で[自分のチェックリストから振るい落とされた作品]を あえて観てハズした為か《観なきゃ良かった》度が半端ないです。
良く言っても《レイトショーやサービスデイの料金 & 自爆覚悟で鑑賞するならアリ》くらいの評価です。当然 他のレビューで書かれている程には「泣けません」し、少なくとも私がこの作品を他の誰かに薦める事はありません。
総合評価的には「本来なら☆2つ」くらいは付けても良いのですが、平均点があまりにも「実態を伴わない高さ」なので バランスを取る意味で★1評価とさせて頂きます。
総合評価★☆☆☆☆
【補足】
エンドロール後にシーンは無いので、エンドロール突入後すぐに離席しても問題はありません。
いろんな方に観てもらいたい映画
青春のあの頃と恋心を物語の軸にはしていますが
登場人物それぞれに抱えている問題や過去や生い立ち...
社会問題にまで触れらていて、
ぜひいろんな方に観ていただきたい作品と思いました
少し重くもある題材ではあるのですが
映画と音楽がとても美しいことであまり重さは感じません
演技面でいえば若いフレッシュなお二人
主演の長尾謙杜さんとヒロインの當真あみさんが
あの頃を思い出させるみずみずしく儚い演技でとても良かったです
また脇を固める大物役者さんの演技も素晴らしく
心也の父親役の安田顕さん、ヒロインの父親役池田良さん
2人の父親の対比が良かったです
またなんと言っても女優陣、
美村里江さん、尾野真千子さんの演技が凄まじく
このおふたりの演技を観るだけでも観る価値がある
そう思える作品です
主題歌のフィラメントが書き下ろしため
映画の世界とマッチしていて、
エンドロールでここまで泣ける作品ははじめてでした
正直泣きすぎて終わったあと疲れがきますが
よい疲れだと思います。
ぜひ涙活していただきたいです
心也、夕花、心也の両親、登場人物がみんな一生懸命に自分の人生を生き...
当たり前の幸せ
自然に泣けました
劇中の人々の人生をも繋ぐ『 バター醤油焼うどん 』間違いなく幸せの一品
期待値を超えず
子供食堂に関心を持つにはいい
大人になって2人が再会したときに涙も出ませんでした。設定が悲しいはずなのになんだか悲しいと感じなかったのは私だけでしょうか。少年、少女時代の配役は適役だと思います。もちろん大人になった2人は配役が違うのは理解しているつもりでしたが再会した2人が同じ2人と感じることができませんでした。
絶対に観て後悔しない映画
まず予告を見て、あーこれはもう泣くやつなんだろうなって思ってました。
実際観てみたら大当たりで中盤から最後までずっと涙が止まらなくてほんとに感動しました。
所々、いじめや虐待というシーンがあって心が痛くなる部分もありましたが、周りの人たちがほんとにやさしくて温かくて支え合いながら生きてる感じが素敵で胸がうたれました。
心也と夕花は高校生ながら2人とも芯があって大人だなって思うところがたくさんあり、そんな2人がお互い違う悩みを抱えていて助け助けられなのがいい関係で素敵でした。
やっぱり最後の別れのシーンから最後30年後のシーンが私は涙腺やられて大号泣でした。
なんといってもエンドロールのUruさんのフィラメントでより涙腺崩壊で特に映像とかはないんですがこの楽曲で最後の最後まで涙止まらなかったです。
本当に映画でこんなに泣いたの初めてってくらい感動しました。これはたくさんの人におすすめしたいです。
観て良かった!
美味しさが蘇らせた初恋
大人になった心也のそばにいる人は、あれは奥様なんですね、原作を読んでいないので。そこがずっと気になりながら。
初恋の物語は、ほんとに瑞々しく、ピュアで、2人の姿がほんとに綺麗と思いました 辛さは想像を絶するのに、あの状況で弟を思いやれる夕花の強い優しさ、自分を汚さずにいられる美しさ そこに同じように優しい魂が寄り添ったのは奇跡です 夕花がどんなに救われたかと思うと涙です
若い2人の美しい初恋物語、そしてバター醤油焼きうどんの美味しさは、初恋の思い出を蘇らせ、温かさと感謝が込み上げたのですね‥
ハンカチ。いやタオル必携かも?
ストーリーとして疑問が残ることはある。
ご都合主義ととれる所もある。
だがとにかく長尾謙杜と當真あみが、美しかった。
人工的な美しさではなく、今を正しく生きようとする青年特有の美しさ。二人の過酷な現状に立ち向かおうとする強さと瑞々しさに心打たれる
二人が惹かれ合う過程が丁寧に描かれていて、感情移入がしやすい。
長尾謙杜と當真あみの今後の俳優活動が楽しみで仕方がない。
安田顕との親子愛にも感動する。安定の演技力でここにもドラマが生まれそう。
圧巻なのは尾野真千子。
コンマ何秒狂いのない演技。「万引家族」の安藤サクラの涙のシーンを彷彿とさせる。
キャストが本作に愛情を持って取り組んだのがわかる本作。
劇場に足を運ぶべき作品。
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