おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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バター醤油焼きうどんの味や温かさを想像した
高校1年のひと夏の恋・約束が人生の中で
とても大きいものだったからこそ、その約束を胸に
「世界のどこかで、君が笑っていますように」
と30年経った今でも君の幸せを願い続けている...
主要キャスト全員の演技がすごくよくて
まさにこのストーリーをとても美しく表現できていた。
"互いの幸せを願う純粋な想い"に気がついたらたくさん泣いてました。ポロポロ泣けちゃう感じです。
そして、バター醤油焼きうどんの味や温かさを想像したのは私だけではないはず...
後半になるにつれてそれはどんどん鮮明になり
見事に、おいしくて泣きました。
主題歌の歌詞も作品にピッタリでさらに涙。
原作も読んでこの物語のテーマ・メッセージを
たくさん考えて感じて噛み締めたいなと思えました。
多くの人に"純粋な気持ち"でぜひ観てもらいたい作品。
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(別れのシーン・考察)
予告の時から「2人はなんで引き裂かれてることに?」と思っていたんだけど、心也の想いを聞いた夕花は
「心也くんを巻き込んではいけない、1人でも強く生きなきゃ」
と別れを覚悟して1人で行くことを望んだんじゃないかなって、
夕花から心也への愛なんじゃないかなって思いました。
たった1日の逃避行だけど、本当に切なく美しかった。
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p.s.
「記憶喪失のまま結婚ってできるの?」と疑問に思ったので、調べてみました。結論から言うと可能です。
しかし、道のりは大変でこれも日本の社会問題の1つとして提起されているのかもしれません。
目の演技
心也と夕花が綺麗でした
子どもは親を選べない
主に描かれているのは心也と夕花の関係だが、それぞれの家族との関係も描かれている。舞台挨拶で安田顕さんがおっしゃっていた「子どもは親を選べない」という言葉が印象的だったが、本当にその通りで親の様々な事情にある程度左右されながら生きていく子どもたちの思いや強さに心動かされた。心也を演じる長尾謙杜さんの青年の真っ直ぐさがありながら辛いことを経験し諦めや悟りを覚えたような表情、大切なものを見つめる目、素晴らしかった。夕花を演じる當真あみさんもとても良かった。中盤から涙が止まらなかった。映画を観た後に食べたご飯がいつもより美味しく感じて幸せを噛み締めた。ご飯を食べるたびに心の奥底でこの映画を思い出すと思う。
泣きました。
本当によかった。号泣どころじゃないくらい泣いた。なんかね、幸せな一時がある裏には苦しいことも沢山あるのに、それを隠してずっと生きてきた夕花が切なすぎるし、心也の夕花に対する思いがもうダメだった😭夕花がポストに手紙を入れたあと、お父さんが来て殴られて記憶無くすんだけど、そうとは知らずにずっと30年もの間夕花を待ち続けた心也の気持ちを考えると切なすぎる。心也にも夕花にもそれぞれ別の家族が出来てて、なのに夕花に思いを持ってる心也を見ると、心也の奥さんは凄いなってなった。個人的には心也と夕花が上手くいって欲しかった気持ちもあるけどそうならないのが現実だよね、逆に結ばれない方がそれぞれ幸せなこともあるのかな。本当に切ない温まる話だった。
この作品を観て後悔した三つの事。原作を読んでいなかった事、涙を拭くタオルを持って行かなかった事、映画.comで星10個を付けられない事。
この作品を観て最初に思ったことは、「安田顕ってこんなに観客を泣かせる人だったっけ?」という疑問ですが、これは公開初日舞台挨拶中継で伏線が回収できたので問題なしです。
そして主役の長尾謙杜の好演も予想以上でした。元ジャニの役者はどうしてもマイナス評価バイアスがかかって見てしまいますが、それを払拭して30年後の大人になった心也役のディーン・フジオカとイメージをピッタリと合わせているところは、本人の実力もあると思いますが、監督や共演者と息を合わせる能力に長けているんだと感じました。
心也の幼馴染役の當真あみは、病気と家庭内暴力の被害の違いはありますが、「君の膵臓をたべたい」の頃の浜辺美波を彷彿とさせます。役者としての初々しさの中にこれからドンドン伸びていく可能性を醸し出している魅力があります。「かなさんどー」の松田るか、「ラストマイル」の満島ひかりなど、沖縄出身の女優さんには演技に対する基礎力の凄さを感じます。
他には、心也の亡くなったお母さん役の美村里江、ミムラから改名していたのを知りませんでした。これからの出演作をチェックしたくなる好演です。大人になった記憶喪失の夕花を演じた尾野真千子も、たった二日間のロケの中でのラストの重要なシーンを、横尾初喜監督にワンテイクでOKを出させた演技に脱帽です。
疑問に思うことや、不自然に感じることが多すぎて、物語に入り込めない
記憶を失っても、「バター醤油焼きうどん」の味は覚えていたというラストは、タイトルのとおりで、それなりに感動的ではある。
だが、そこに至るまでの経緯に、まったくと言っていいほどリアリティーが感じられず、少しも物語に入り込むことができなかった。
そもそも、道端で倒れて記憶を失っただけで、30年間も音信不通になるものだろうか?
おそらく、少女は、施設か里親の元に身を寄せていたのだろうが、事故があった郵便ポストの周辺を調べれば、すぐに身元が判明するのではないか?ましてや、彼女が持ち歩いていたと思われる「割りばしの袋」には、はっきりと店の名前が書いてあるので、そこから、たやすく、自分が誰かを調べることができたのではないだろうか?
少年と少女の別離のシーンにしても、おそらく、少女が、警察に保護を求めたということなのだろうが、だったら、警察が、彼女に駆け寄ろうとする少年を、押し留めようとする理由が分からない。むしろ、彼に同行を求めて、事情を聴取するというのが、警察の普通の対応なのではないだろうか?
大の男が2人ががりて小柄な少年を取り押さえようとする絵柄の不自然さも含めて、無理やり「好き同士なのに引き離される」状況を作り出したように思えてならず、そうした「わざとらしさ」のせいで、主人公たちの絶叫も、ちっとも心に響かなかった。
他にも、机の落書きなどのイジメの証拠があるのに、どうして先生は何もしないのか?無免許運転で保険に入っていなかったのだとしても、加害者には損害賠償の責任があるのではないか?「今夜は帰らない」と父親に電話した少年は、いったい何をするつもりだったのか?店の外観や内装が昔とは違うのに、どうして修理が完了するまで、「そのこと」を秘密にする必要があったのか?といった具合に、疑問に思うことや、不自然に感じることが、次から次へと後を絶たない。
暴力を振るう父親や、学校のいじめっ子たちがのさばり続け、最後まで彼らに正義の鉄槌が下されなかったところにも、釈然としないものを感じてしまった。
少年と少女の初恋の描写が、とても瑞々しくて魅力的だっただけに、こうした杜撰な脚本と雑な演出のせいで、それが台無しになってしまったのは、残念としか言いようがない。
くり返し観たくなります
長尾謙杜さん、當真あみさんふたりが演じる心也と夕花がほんとうにそこに存在しているようで、ふたりがいつかでも幸せになれるように祈るように観てしまいました。
途中の電車のシーンも大好きです。
また、安田顕さんと美村里江さんが演じる心也の両親の愛情にもグッときます。
原作の改変要素も上手く受け入れやすくなっていて、観終わったあとにちょっと放心してしまうような映画でした。
思ひ出のバター醤油焼きうどん。
子供食堂をやってるカフェレストランMINAMI、15才の頃、離ればなれになってしまった人を未だ気にかける風間心也の現在と過去の話。
父親の代は風間食堂、…その子供食堂を利用する同クラスの家に居場所がなく帰宅部の新井夕花と、サッカーのケガで放課後暇してる心也が“学級新聞”絡みから、たった2人の「ひま部」を結成するが…。
観終えればフライヤーから見るイメージと違ったってのが本音、テーマは“子供食堂”を利用する人、子供虐待を絡めたストーリーのため少し重め。
父親が子供食堂をやってることで偽善者と学校でバカにされ、…「偽善者じゃないか」と父を詰める姿に“偽善なんかじゃないよ”と脳内ツッコミ!
夕花との事、少しずつ成長しながら父がやってる子供食堂の意味、その意味を分かったからこそ、その地で継いだレストランMINAMIと。胸クソ悪い夕花母の再婚相手を絡ませたストーリーで頭を打って記憶飛ぶ…からの店での再会、四つ葉のクローバー、思い出の味で“タイトルの意味”。
好きな子を現状から助けたい、けど若くどうしていいか分からず遠くへ逃げるしか出来ない2人がもどかしい。オヤジから預かってる金あるんだからせめて何か食べたら?!何て思うものの泣けた。
個人的に引っ掛かったのは学生時代の夕花を演じたのは當真あみさん、大人になった夕花を演じたのは尾野真千子さん、…にはう~んだったかな。
世界のどこかで君が笑っていますように
良い涙を流せました
絶対に泣かせようとする強烈な変化球攻め
暖かい気持ちになりました。
大阪での試写会にて一歩お先に観させていただきました。
「涙活」という言葉通り、ほとんどのシーンで泣いていたように思います。
辛いシーンがたくさんあるけど、自分の辛さを抱えながらも大切な人への暖かいやさしさに、胸がいっぱいになりました。
誰かが誰かを大切に想う気持ちが連鎖しているような、あたたかい気持ちになりました。
明日からの全国公開、本当にうれしいです!
何度も足を運んで観たいと思える作品に出会えて幸せです。
いつの間にか涙が溢れていました
様々な情景に涙
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