おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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ハンカチが絞れるほど泣いた
人を思いやる気持ちについて考えさせられる、まさに温かくて泣ける映画でした。
長尾くんも當間さんもピュアでフレッシュな感じがキャラクターにぴったりで、企画の時点から名前が出ていたと知ってとても納得しました。
帰りに原作も購入したので次は原作を読んでから映画を観ようと思います。
もう一度観たい!
青年期を演じた長尾くん、當真さんは
とても透明感あふれ、心也くんと夕花ちゃんに
ぴったりでした。
お二人とも、苦しくて切ないシーンも
純粋にふたりで過ごす時間を楽しむ
ホッとするシーンも、自然に演じられ、
本当にその場に存在しているようでした。
夕花を意識するような目線や反応が
ピュアでまっすぐな心也くんそのものでした。
自分の大切なものを大事な存在の夕花に渡し、
心から夕花の幸せを願う姿に胸を打たれました。
辛い環境下でも凛とした強さを持っていた
夕花だったからこそ、心也くんとの思い出を
心の支えに頑張って過ごしていたのだと思います。
尾野真知子さんの出演は知らずに
初日に見に行ったので、買ったばかりの
パンフレットを見て驚きました。
おいしくて泣くという意味がわかるラストと
青年期の夕花と大人になった夕花の
黄色い洋服が過去と今とをリンクさせて
いるような描写に感動し、涙が流れました。
映画は一度観れば十分と思うタイプなのですが、
もう一度観たいと思える素敵な映画でした。
キャスティングや演出、主題歌など
すべてが素晴らしかったです。
食べて泣くタイミングが遅い(笑)。
貧しい家庭の子供には無料で食事を提供してくれる食堂を営んでいる父を持つ高校生の心也は、サッカー選手としては致命的なケガで部活に出れずに無気力に過ごしていました。また、複雑な家庭環境、かつ貧困の中で弟の世話もしなければならない同級生の夕花は、自身の居場所がありません。
部活をしてない二人はクラスで学級新聞を作る委員に推薦されてしまい、「ひま部」として活動をはじめるんですが・・・というお話です。
こういう最初から不幸を背負い込んだみたいな主人公は実は苦手で・・・と前置きしておきます(笑)。
この二人、高校生活ではお互い理不尽な理由でいじめに遭うんですけど、共通の対処方法として無闇にイジメっ子に反発したりせず、かといって親や先生含めた大人を頼るわけでもなく・・・ただひたすらじっと口を噤んで耐え忍んでいるんですよね。これについて全く共感できませんでした!
特に机の落書きへの消極的対応には閉口してしまいました。イジメ(られ)経験者の私から言わせれば悪手以外の何物でもないです!
自分はいいとして、彼女が酷い仕打ち受けた時くらい捨身で立ち向かえよ!・・・って思いましたよ。
心也について、いざという時は自分を犠牲にして他者を守ろうとするような覚悟なんてない人間だろう・・・と序盤で印象付いてしまいました。まだ高校生だかとか関係ないんですよ、出来る男は小学生だって体を張りますから。
最後の逃避行も夕花に対する最低限の気遣いできてたら、途中で食料品などを買い込む行動は当然するし、食事の時間は積極的にとりますよ。なぜ出来ないのか、そしてしないのか本当に謎です。
例えば、途中コンビニで買った焼きそばパンでもなんでも良いので、それ食べて泣いて、早めに題名の回収をしときましょうよ(笑)。
とはいえ、最後のシーンは純愛がとても美しく、演技も素晴らしくて泣けましたね。ここだけはかなり良かったです。
では。
美味しいは心もお腹も満たしてくれる
見てよかった
友情、愛情、家族愛、一途な愛、たくさんの愛のかたちがあり、みんな大...
友情、愛情、家族愛、一途な愛、たくさんの愛のかたちがあり、みんな大切な誰かのことを想っていて、切ないけど観た後にあたたかい気持ちになる作品です。この映画でキーワードになっている「約束」の意味についても深く考えさせられました。
約束をすることに対して抵抗があった心也が守りたいと思った夕花に対して感情が溢れるシーンでは涙が止まりませんでした。
心也を演じる長尾謙杜さんの目の演技や表情がとても印象的で引き込まれました。また、夕花を演じる當眞あみさんの透明感と儚さのあるお芝居に心打たれました。
ハンカチ必須の純愛ストーリー
余韻
自然に涙がこぼれました
若い二人の恋と子供達を支える安田顕が最高でした。
心也と夕花を演じる二人の若い俳優の演技は良かったと思います。
高校生のせつなくて、甘酸っぱい恋愛の心情を精一杯頑張って表現できていたと思います。
それを支えていたのは安田顕です。息子と食堂を訪れる子供達を想う気持ちをさりげなくも熱く演じていました。
安田顕は現在のところ、一番の名バイプレイヤーだと思います。彼が出演するとテレビドラマでも映画でも作品に味わいと深みを添えてくれます。
ラストシーンで夕花が心也のお店を訪れた時、結末を予感してしまい涙が止まりませんでした。
おいしくて泣くとき、、題名のとおりの映画だと思います。
しみじみと泣けますよ。
恋に落ちた瞬間がたまらない
カーテンが揺れて、夕花の笑顔に恋に落ちる心也くんの演出を大きいスクリーンで見た時の鳥肌と感動を忘れません😭ぜひ大きいスクリーンで見て欲しいです😭✨✨
人を想う純粋な気持ちと美しい情景と音楽、香りがこちらまで届きそうなおいしいご飯で心があたたまる作品
心也と夕花、まだ幼いふたりがお互いを大切に想う淡い恋心、親から子・子から親に向けたまっすぐな愛情、登場人物たちから溢れる誰かを大切に想う気持ちが繊細に表現された作品。
長尾くんと當間さんのお二人が持つ若さと儚さ、何を話すわけでもなくてもお互いを見つめるあたたかい表情がとにかく絵になり、そこに美しい風景と音楽が重なり合い、終始綺麗なものを視界いっぱいに収めてどこを切り取ってもふと涙が流れるような時間でした。
そして豪華俳優陣たちの繰り広げる展開に思わず涙が溢れ出し、劇場が啜り泣きの声で包まれていました。
今新生活や日常で孤独感ややり切れない気持ちを抱えてる方、綺麗な景色と音楽に触れたい方、何かに感情移入して涙を流したい方、どんな方の心にも寄り添い大事な気持ちを思い出すことができるような、一つの拠り所になるような、そんなあたたかさや優しさがたくさん詰まってます。
何回観ても一回一回違う言葉に胸を打たれいろんなことを考える機会になる、そんな素敵な作品に出会えて幸せな時間でした。
この作品に出会えてよかったです。
切ないけれど、優しく、胸が温まる作品でした。ラスト20分は泣きっぱなし。終わったあとも余韻でたてなくなるほど、1番泣いた映画でした。
私は主演を務めている長尾くんのファンで、今回この映画を見に行きました。応援している人がでている、というフィルターを外しても素晴らしい映画だったと思います。長尾くんを応援していたからこそ、この映画を見れたと思うとよかったなと思うほどです。
以下ネタバレです↓
個人的には、心也がずっとゆうかを思い続けてはいるものの、ちゃんと幸せになっていたところがよかったです。(記憶がないとはいえゆうかも母として幸せになっていた)
30年前は居場所がなかった2人が、居場所を自分でつくり、幸せになって再会出来てよかったなと思います。
タイトルの伏線回収も素晴らしかったです。さらに涙がとまらなくなりました笑
日記の名前から大人心也がひらいてる子ども食堂の名前はお母さんからきていると分かったり、事件後の学ランを着ている心也はそれまで言ってなかったただいまをお父さんに言っていたりと細かいところまでよかったです!
エンドロール手前で号泣
とにかく泣きました
原作など知らないまま観たのですが
人には相談や助けを求めにくい家庭の問題や
こども食堂に行きにくい事、偽善者だと思われてしまう事など色々と考えさせられる映画で最初から泣きっぱなしでした
キャストの皆さんどの方もそれぞれの役に向き合って演じているのが伝わるからこそ
切ないけどしっかり生きようとしている姿が
とても心に刺さる素晴らしい映画だと思いました
気持ちいいタイトル回収
心也と夕花2人の爽やかで純度100%な演技に心がギュンとなりました。
ラストシーン高校生の心也、夕花と現在の心也、夕花が重なるシーンからのタイトル回収が気持ちよくて泣けました。
【”四葉のクローバーの栞とバター醤油味焼きうどんが30年の時を越えて齎した涙”今作は善なる子ども食堂を営む親子とDV義父を持つ少女との関係と、子ども食堂を営む人達の崇高な志を伝える作品である。】
ー 6年ほど前に京都シネマで「こどもしょくどう」という映画を観て、恥ずかしながら初めて子ども食堂を知った。そして、食堂を運営されている方々の崇高な志に頭を垂れたモノである。-
■父(安田顕)が食堂を営む高校一年の心也(長尾謙斗)は、時々店に来て“子供ご飯”を利用する同級生の夕花(當真あみ)と、二人とも部活に入っていなかったために、夏休み前に学級新聞を作ることになる。
ある日、彼女が義父から虐待を受けている現場を見た心也は、彼女を亡き母と父と行った海岸へ連れて行く。そこで、心也は彼女に亡き母が作った四葉のクローバーの栞を渡すが、彼女は転校し、音信も途絶える。
だが、ある日暴走車が突っ込んだ大人になった心也(ディーン・フジオカ)が営むカフェ兼子ども食堂に、若い設計事務所の女性が訪ねて来る。
◆感想
・心也の父が、器が広くて子供達に笑顔で焼きうどんを無料で提供する善性溢れる男で観ていてとても気持ちが良い。息子の心も直ぐに見抜く洞察力もあるのだが、そんな男を今や名優の安田顕さんがキチンと演じていて、作品に安定感を齎している。
・亡き母も息子思いの人で、心也が心優しくも強き心を持った高校生になった理由が良く分かるのである。
・心也は、父が営む子どもご飯を利用する不良くんにも”俺はうちの食堂を利用する人の名前を話そうと思った事はない!”とキッパリ喋る。心也の机に”偽善者の息子”と酷い落書きをする愚かしき同級生3人とは大違いである。
子どもご飯を運営する人に対し”偽善者”とは何だ!と、激しく心中で憤るが、子供だからな・・、と鑑賞を続行する。
・夕花の義父も愚かしき事限りなしだが、今作の軸はそこではないと思ったので、忌々しく思いながら鑑賞続行。
・友達のいなかった夕花の心の支えが、心也である事は間違いないのだが、夕花はDV義父と離れて暮らすために引っ越しをしてしまう。
劇中で心也の父が言う台詞で”自分の意志で判断しながら生きる”というモノが2回ほど出るが、心也はこの言葉に従って大きくなっていった事が分かるのである。
彼は大人になって結婚しても、父が作った食堂をカフェ&レストランに作り直すが、子ども食堂は続けている。勿論、人気メニューは父の得意の夕花も彼女の血のつながらない弟も美味しそうに食べていたバター醤油味の焼きうどんである。
・そして、義父の暴力で頭を石に打ち付けた夕花がどうなるのか、とハラハラしたのだが・・。
<今作のラストシーンは、涙を堪えるのが難しい。若い設計事務所の女性が連れて来た女性(尾野真知子)。心也は彼女が誰か分かっているが、背中を向けて妻(篠原ゆき子)が女性に人気メニューですと勧めたバター醤油味の焼きうどんを作るのである。
そして、そのうどんを食べた昔の記憶がない女性は、大粒の涙を流し始めるのである。そして、観ている側には、彼女が心也と約束した”大きなバルコニーのある家に住む”事が出来る程、頑張って建築事務所を設立し、幸せな家庭を築いた事が伝えられるのである。
今作は、善なる子ども食堂を営む親子とDV義父を持つ少女との関係と、子ども食堂を営む人達の崇高な志を伝える作品なのである。>
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