劇場公開日 2025年4月4日

「まさに偽善的でベタベタ!なのに嗚咽」おいしくて泣くとき SHさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 まさに偽善的でベタベタ!なのに嗚咽

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

キレイな出来事が実に見事に都合よく展開、よくもまぁこれほどまでにベタな感じで・・・半ばきれるくらいの潔さ・・・偽善的な物語の中で偽善という言葉が飛び交うし、分かりやすすぎるくらいの暴力、イジメ、貧困、生と死、家族、愛・・・もう色々ベタでヤダーと思いつつもボロボロ泣いちゃってました。
正直、決していい演出でもなかったと思うし、細かなところで違和感ダダ漏れでしたが、それら違和感を存分に活用するかのような展開、しかも悉くありがち・・・なんだけど、絶妙なストーリーテリングで相当惹きつけられて感情を揺さぶられました。なので、キレイなお話をキレイな人びとの華麗なる物語を十二分に堪能いたしました。
あまりにキレイすぎるところを安田顕なんかがスパイスとなっていい感じの親近感を抱かしてくれたり、當真あみからの尾野真千子はさすがに違和感・・・と思ったところであの文字通りのパフォーマンス─コテコテの展開・物語なれど何も言うことはございません。
個人的にはニガテな部類のみ作品だなぁと終始ずーっと思っていながら、のめり込んで、本当に嗚咽しそうに─クライマックスにあのシンクロなんて別に真新しくもないし、ホントありがちなんだけど、ちゃんと分かりやすく描ききっているからこそのダイナミズム?よく分かんないけど、なんだか非常にいい作品でした。

SH