劇場公開日 2025年4月4日

「温かい食事のようにいつまでも優しく記憶に残る映画」おいしくて泣くとき たりーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0温かい食事のようにいつまでも優しく記憶に残る映画

2025年4月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

涙が止まらなくて声が出そうになるのを抑えるためにタオルで口を覆いながら観ました。

映画を観た後日、家族で大好きなお店の海鮮丼を食べていて
前食べたのいつだっけ、その時はあのネタをたべたね、その頃はこんなことがあったね、こんなこと頑張ってたねと、美味しさに感動するとともに思い出話も弾みました。
そうか、ごはんの匂い、味は自分の思い出とリンクしていてずっと大切に残り続けるんだと改めて気付かされたし、
その時にこの映画でのシーンや大切な言葉が走馬灯のように頭の中に浮かびました。
食事のようにいつまでも優しく記憶に残り続け、ことあるごとに思い出しては心を温めてくれるような、
私にとって大切な映画となりました。

主演を務めた長尾謙杜さんのファンです。
彼の、台詞がなくても心情が伝わってくるような繊細な瞳や佇まいの演技が好きですがこの作品でもその力を発揮していました。
完全に、15歳の、一人の少女を守ろうと未熟さながらも奮闘する少年がいました。

當間さん、安田さん、美村さん、みなさんの温かい演技にも魅せられました。
多くの方に観ていただきたいです。

かめりん
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。