劇場公開日 2025年4月4日

「今の日本に必要な作品」おいしくて泣くとき ゆさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 今の日本に必要な作品

2025年4月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

邦画を好んでみない方も、感動系をあまりみない方も、ぜひ観てほしい作品です。

貧困や虐待、親への不信感はもちろん、今の日本はストレス社会で多くの方が居場所を求めている現状です。推し活というのが世間的に流行っているのもそのひとつだと感じています。

本作は、そんなあなたの背中を少しでも押してくれます。
メッセージ性の純度が高く、あたたかいです。
普段生活してて誰かの手料理が食べたいな、あたたかい温泉に浸かりたいななど癒しを求めている方にはより刺さる作品です。

・小さないいこと
・生きてればいいことある
・大事なのは自分の意思で決めているかどうか

偽善と言われようが、自分のしたいことをする。
貧困虐待経験のない方でも、純粋な学生2人の真っ直ぐな想いを目にしたら心が洗われると思います。
素敵な作品でした。

ゆ