「愛情の温かさに涙が止まらない」おいしくて泣くとき ひなさんの映画レビュー(感想・評価)
愛情の温かさに涙が止まらない
同級生の夕花を一途に思い続ける心也、心也を優しさで包み込むお父さん。人が人を想い繋がる。観終わった後、自分の大切な人のことを思わずにはいられなくなります。大切な人を想う愛情はとても温かくて、いつまでも消えないものなんだなと。
また、この映画では子ども食堂のことも描かれていて、これまでどこか他人事と目を背けてしまっていた社会の現状を考えるきっかけにもなりました。
この作品の中で、心也を演じる長尾謙杜さんの透き通った綺麗な瞳がとても印象に残っています。儚さの中にも芯の強さを感じる、心也の繊細な気持ちの動きが痛いほど伝わってきて、気付いた時には涙が止まらなくなっていました。
“世界のどこかで君が笑っていますように”
関わる全ての皆さんのお人柄の良さが溢れ出ている、とても素敵な作品でした。ぜひ映画館で観ていただきたいです。
たくさんの人から愛される作品になりますように🍀
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