「様々な愛が詰まっていた作品」おいしくて泣くとき ヨッピーさんの映画レビュー(感想・評価)
様々な愛が詰まっていた作品
先日の完成披露試写会にて拝見しました。心也と夕花の切ないお話だけでなく、心也と父親、また父親のこどもごはんへの愛などたくさんの愛情が詰まった作品でした。なかでも安田顕さん演じる父親の心也への愛情がとても深く、大きく心に染みる場面がたくさんありました。私自身の親もこんなふうにわたしのことを思ってくれているのかなとぐっときました。それ以外でも心也と夕花のひま部での活動は青春でとってもキラキラしていてだいすきです。長尾謙杜さんと當間あみさんお二人の自然で透明感ある演技がとっても素敵でした。私自身は原作をすでに読んでいましたが、異なる展開も多く、読んでからでも読む前でもとっても楽しめる作品かと思います。鑑賞後、もう一度原作を読み返したくもなりました。また、この作品を通してこども食堂(こどもごはん)の活動を知ることもできました。ディーンフジオカさんも完成披露にてお話されていましたが、この映画が活動を知るきっかけになること、こども食堂に頼らざるを得ない現状があることも知ることができる映画だと感じています。劇中にでてくる料理がとてもおいしそうでお腹が空きました!最後に、長尾謙杜さんの劇場初主演作がこんなに素敵な作品となりとてもうれしく、感激しております。家族や友人と何度でも劇場へ足を運びたいです。全国公開もとても楽しみにしております。
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