ドライブ・イン・マンハッタンのレビュー・感想・評価
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ダコタ・ジョンソンを愛でる
ダコタ・ジョンソンは「フィフティ・シェイズ・〜」のえっちなお姉さん、という認識でしたが、いつの間にかショーン・ペンとがっつり組んで芝居をするような演技派になっていたのか…と期待して観ました。
ほぼ上半身(顔)しか映らない会話劇なので下手な俳優がやったら目もあてられない結果になっていたでしょうが、ショーン・ペンのタクシー運転手役はさすがの安定感で、ダコタ・ジョンソンは強さを秘めた危うげな女性を魅力的に演じていました。
世代も立場も違う男女がお互いの人生を打ち明け合って、最後はほっこり…みたいなストーリーを勝手に予想していたんですが、予想外に18禁のネタが散りばめられていたので要注意。
(※付き合いたてのカップルは見に行かない方が良さそう)
現実に、あんな風にタクシー運転手にプライベートを根掘り葉掘りきかれて、会話につきあってあげる心の広い女性がNYにいるんだろうか?という疑問は浮かびましたが。
映画が進むにつれ、ダコタ・ジョンソンのようなたたずまいの女性って、実は存在そのものがアメリカ人男にとってのファンタジーなんだろうなと。
美人だけど親しみやすくて、声が低めで、あんまりガツガツしてなくてどこか品があって、スタイルがえっち(←重要)
メールで言葉攻めされてるシーンは正直、かなり不快でしたが、聖母のような現実離れしたキャラクターと考えたらいいんでしょうね。
美しいダコタ・ジョンソンが羞恥に耐えるのを見るのを楽しむ映画。
あれ、フィフティ・シェイズと同じ構図…
さすが、ご自身の魅せ方を良くわかってらっしゃるところは、やはりハリウッド2世俳優ですね。
タクシー車内の二人だけの会話劇
この二人だから
私に雨を降らせて
タクシーといえば
タクシー運転手が主人公の映画といえば古くはロバートデニーロの「タクシードライバー」タクシーといえばマルセイユの街を舞台のスピード感たっぷりの「TAX i」シリーズ、韓国ではキムマンソプの「タクシー運転手」最近では「パリタクシー」など名作も多いですが、本作はショーン・ペンとダコタ・ジョンソン2人だけの会話劇です。事前にさすがに2人だけでタクシーの中だけで100分持つかなーと不安で鑑賞しましたが最高でした。とにかくダコタ・ジョンソンが素晴らしい!そして美しい!ずっと見てられます。いい人とセクハラ運転手ギリギリのショーン・ペンも良い。昔はタクシー乗ってイヤな思いした事たくさんあります。タクシー運転手イヤなジジィが多かったですよね。今は本当に勝手に話しかけてこないし最高になりました。海外でもUberでチップや無駄な会話なくなり本当に良い世の中になった代表例です。
タクシー
上級な大人のドラマ
会話だけだけどダコタ・ジョンソンずっと見てられる。
絶対に見てほしいからネタバレ無し!最高傑作!今すぐ劇場へ、チン入でおま!
俺は、東京で五年タクシードライバーをやっていたのでタクシーと名のつく映画は必ず見るのだが、今まで見たタクシー映画の中で一番好きな映画です。
シナリオコンクールで上位に入賞した脚本を映画化したもので、この脚本を書いた本作の監督はNETFRIXでも仕事が決まっているそうな。
お話しは単純明快、タクシードライバーのショーン・ペンが、PCオペレーターのダコダ・ジョンソンを空港から自宅に送るだけの映画れす。どっとはらい。
では、終われないが、
ショーン・ペンがダコダ・ジョンソンに運転中に質問責めにするのだが、これがもう!下品で!下品で!
俺はマナーに厳しいタクシー会社だったので、ショーンの下ネタ攻撃はお客さんから訴えられてもしょうがないトークに若干引いてしまった。
下ネタには、下ネタで返さないダコダだが、夜間だというのに下劣極まりないメールには、返信をしゅる。
やっぱ、下ネタって信頼関係を築いてからするべきだよね?
俺のレビューは、俺でも気持ち悪くなるくらい下劣だが、
普段のぼくは英国紳士なので、二か月勤めていた外国人キャバレーの女の子達には自分の孫娘のように紳士的に接していたら、同年代だと思うホステスさんに、
結婚して!明日、婚姻届持ってきて!
と、言われてしまって慌てたものです。
何故かというと、30代であろうヨーロッパ人のホステスさんと裏口で何回か、チュッチュしてたりしてたので、
このままでは重婚になって、諸星あたるのように電気を使った拷問を受けてしまう!やばい!と、思い、やむを得なく退職をし( 以下、略 )
下ネタを諦めたショーンは、ダコダが付き合っている男が父親くらいの年齢であるとコナンくんのように突き止める。
驚くダコダ。うん、これは特殊能力すぎると思う。まぁ、でも台本に書いてあるからしょうがないや?
最初の下ネタはどこに行ったのか。ショーンは説教モードから、男がどれだけ最低かを語る自虐モード、共感モードにトランスフォームする。
ダコダがオナホ代わりに扱われていると言っていたくせに、付き合っている男が、自分の嫁や、双子の子達の写真や動画を見せてくれたという事を聞いて考えを改める。
ごめん、それを見せるという事は信頼されている証拠だよ?
と、ここから共感モードが始まって、今のまま付き合ってもいい事は無いよと、心配モードに進む。
ダコダに色々聞きすぎたので、自分の事も話すショーン。最初に結婚した嫁さんとの馴れ初めについて話すショーンは何か可愛い。
人って、何かトラブルがあった時に、怒るタイプと、笑うタイプがいるだろ?彼女は笑うタイプだったんだ。
という、台詞にはハッとさせられた。そうだよなぁ、俺が今まで出会った中で嫌いな奴って、常に怒っていたよなぁ?としみじみした。あと、劇中の好きな台詞で、
俺の最初の嫁は本当に馬鹿な奴でさー?
違うと思う。頭は良かったと思う。
と、ダコダが言うところが好きだった。嫁さんは、ショーンを喜ばせたくて、お馬鹿を演じていたのが分かるシーンだ。
実は、ダコダには遠くに住む姉しか知らない秘密を抱えていた事が分かるのだが、これが悲しい話しなんだよなー?
と、今回はここまで!後は、劇場でご確認ください!
この映画を見て感動しないと言われたら、悲しくなっちゃうかな?
優しさは最強の武器だという事が分かります。上映している劇場が少ないけれど、遠征しても見る価値はあります。
久しぶりのショーン・ペン主演作だぜ?映画ファンなら見るのが義務です!
君達、生徒たちがこの映画を見終わってからでないと、先生、授業をボイコットします!
マジでお勧めの映画です!
「機器に接続しない人なんだ」
引き込まれる率直な会話劇
タクシー運転手と乗客というまさに一期一会なシチュエーションの会話劇です。
ニューヨークが舞台ですが、キラキラした夜景も出てこないし、登場する2人も決して華やかな人生を送ってる感じでもない。爪を噛む癖とかFワードの多い言葉など、細部に人となりが現れていて面白味が増しました。
話すたびに1対2、2対2なんてトーク合戦をしているとあれよあれよと話が広がっていく展開も洒落ていて、この道20年というドライバーが彼女の事情を見抜いて空気が変わっていきました。そしてショーン・ペンの横顔たまらん。
破格のチップを払ったのだから彼女はとても良い時間を過ごせたのだろうし、ドライバーにとっても“ツイてない1日”から一変、“ツイてる1日”になりましたね🚕💨✨
映画のエンドロールが流れて原題がDaddio(おじさん)だということに気付き、そういえば作品のポイントになってるなぁと思い返しました。
ダコタ・ジョンソン素敵ー💕
サレ乙な会話劇
ダコタ・ジョンソンが美しい…だけ。
アメリカ的な、あまりにアメリカ的な
マッツを観る予定で家を出たが、軽い頭痛がして、あんまり重い話はなー……と心変わりしてコチラへ。
こんな若い美人が深夜タクシー選ぶかぁと訝るが、空港→ミッドタウン定額料金(今ってそうなってんの)とある。
自分もJFKからトランプタワー近くのホテルを何度か往復したが、タクシーに良い印象は無い。ただ、白タク、ダブルメーター、ぼったくりが横行していた頃とは違うのだろう。一度だけ運転手と他愛もない会話の中で、名前を尋ねられ*“デューク東郷”といったら“オー、コワイネ”と日本語が返ってくる。聴けば、赤坂のレストランで10年も働いていたとか。すっかり打ち解けて下車。ホテルの部屋で運転手から買った“格安のROLEX”をながめていたら数時間で針が動かなくなった。
まず、この会話はショーン・ペンの常套手段だと勘繰りたくなる。自身の不遇な生い立ちや女性遍歴を語るのは、詮ないが、たぶん繰り返し いろんな客に聞かせているうちに、ワイルドさと知的ゲームを取り混ぜた会話術を洗練させていったのだと推察する。まあ、とっておきのネタやジョークはだれでも持ってるが……
彼女の爪のかみ癖や、カレシの名前を言わない ことから年上の既婚者と不倫している典型的なファザコンだと看破したところまでは良かったが、調子に乗ってツッコミすぎ、辟易させてしまう。ふつうなら気まずい雰囲気のままだが、ここから先につなげられたのは、彼女のサインを見逃さなかったからだ。彼女自身、誰にも言わないとしていた秘密を、いつかは、打ち明けられる相手と邂逅できるのではないかという期待を匂わせていたから。
さして深くはない会話の応酬で高額チップを得たという結末はどうかと思うが、いい 大人が甘い甘い菓子を頬ばったり、あり得ないようなメルヘンが大好きなアメリカ人は多いものだ。本作は小洒落れた会話を楽しむ小品という位置づけだろうか。
やっぱりマッツに行くべきだった!?
*デューク東郷=ゴルゴ13
会話劇(英語が理解できれば尚良し⁈)
ショーンペンもそうそうお目にかかれないかも
うざいオッサンと良いオッサンのギリギリのところ
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