ドライブ・イン・マンハッタンのレビュー・感想・評価
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ドライバーは君たちをリクルートしたいんだ!
会話劇は数々傑作がありますが、新たにドライブ・イン・マンハッタンが加わった感があります
ダコタ・ジョンソンとショーン・ペンは元々顔見知りだったということだったということだが、それを微塵もみせない位、タクシーの中での緊張感と心の揺らぎのみせ方は、圧倒される。
現時点で今年NO1と思うし、宣伝もろくにされずのひっそり公開はもったいない
人と人との交流が、AI全盛の時代でもここ迄心を打つのかという、良い意味での時代錯誤の良作
沢山の人に観て欲しい!カメラワークも素晴らしい 劇場で観て欲しいなあ
※タイトルは2008年米映画のショーン・ペン主演 ミルクからハーベイ・ミルクの名言からいただきました。未見の方は彼の渾身の演技みて下さいね
舞台でも観てみたいなぁ…
ショーン・ペンとダコタ・ジョンソンの完全な二人芝居。
「酸いも甘いも経験した大人たちへ贈る珠玉の一作」
だそうだが…まさにそれ!
いやぁ〜、
ものすごくカッコ良い作品。
移動するタクシーの中だけ!
潔い!!
ショーン・ペンの
昔やんちゃだったんだろうの様がリアルでセクシーで痺れました。
ダコタ・ジョンソンも、
仕事ができる大人の女性なんだけど、少女みたいな部分も垣間見える
センシティブな感じが魅力的。
これはねぇ、結構チリチリしますよ、
過去もしくは現在進行系の女性側の人は。
一概に、運転手の言うことが全てではないけども、
既婚者の男の本音。
“おもちゃ”って...イタいねぇ〜。
7割?8割??ぐらいはリアルに感じてしまいました。
が、さて、実際のところ、どうなんでしょうねぇ…。
また、鑑賞する女性の年齢でも、
いろいろ感想は変わってくるでしょうが、
ある意味、心理テストのような部分もあるなぁ...。
彼女が周りの近しい人に相談できないのも解る。
クラークのおせっかい手前のご意見も、
自身の経験を交えながら、
一期一会の彼女を心配して、
どうにかそこから抜け出ることを本気で望んで
話しているのを感じることができたから、
彼女も心を開いていったんだよね。
まぁ、運転手がそう思うのも、
男心的に彼女が魅力的な美人さんってのもあるんでしょうが…。
彼女は最後、運転手に話せたことで、
今彼との関係性が何か変わるのかなぁ...。
その先は、観る側の想像にお任せします...だな。
しかし、彼女のお相手は、だいぶ気持ち悪いよっ!笑
オエ〜ッ!!
ゲスなやりとりをギリギリで終わらせた。
深夜に旅行帰りの若い女性が空港からタクシーに乗ります。
若い女性は、乗り込みメールチャットで到着の返信。中年ドライバーは邪魔をしないようにタクシーを走らせます。お洒落な会話?日常のちょっとした出来事?旅行でのハプニング?と思えば異なります。
気を使いながらも女性との会話を進めたいドライバーは、様々な話をふります。
ところが展開からドライバーの独特の男性思考を語ります。
男にとってスーツ、家、車、女、家族は全ておもちゃでありステータスであると断言します。いいスーツ、広い家、速い車、綺麗な女性、可愛子供を持っ事を互いに競い合う。男とはそんなものと独特な考えを語ります。否定しながらも理解する女性。しかもこの女性は既婚者と不倫をしています。ドライバーからすれば男のまさに都合のいい女であることを指摘するのでした。ここまで話を広げてしまい、どんな結末を持っていくのかとなりました。ドライバーはよくあるパターンの女性にやり直せと促します。これでは安っぽいドラマと思いました。家に送り届けタクシーを降りる女性。見送るドライバー。この後にくだらないセリフがなかった事が救いでした。ハリウッド版「パリタクシー」を期待した事に後悔しました。
車内で繰り広げられるドライバーと乗客の会話の応酬。
ただのドライバーと乗客であった2人は車内で私的なことを吐露し合う。
互いにもうこの先会うことがないという関係性があるからか、2人の会話はなんて事のない会話からよりディープで私的なことを次第に話し始める。
この映画、ストーリー自体のオチというよりも車内で2人が束の間に共有し合った車内での時間にこそ意味があるのだと思った。
それはきっとAIにはできない仕事だとも思った。
会話の内容は、男性がどうとか女性がどうとか、そう言ったものにズカズカと踏み入ったものがあるかとは思うが、すごくパーソナルな経験談だからかリアリティを感じた。
それとショーン・ペンの半端ではないイケオジ感とダコタ・ジョンソンのチャーミングな色気が際立ってました。
ケープがなくても、あんたは飛べる
こないだ鑑賞してきました🎬
いわゆるワンシチュエーション映画で、ダコタ・ジョンソンとショーン・ペンによる会話劇に終始する内容😀
女性客を演じるダコタ・ジョンソンは今回うすい金髪で美しさに磨きがかかってます🤔
鼻にかかった声とブルーの瞳は健在で、運転手との会話も最初は他人行儀ですが…。
ちょっと疲れ気味ですが、色んな表情を見せてくれる彼女は必見です👍
タクシー運転手クラークにはショーン・ペン🙂
気さくに女性客に話しかけ、行動から素性をある程度予測します🤔
大体は当たっており、彼なりに考えて彼女に助言する場面も。
2度の離婚を経ており、様々な人生経験を積んだためかどことなく哀愁がただよいます。
後半になると会話の内容もディープになっていきますが、違和感を感じさせません😳
二人の間の取り方が、絶妙だからでしょう🖐️
シンプルながら深みのあるこの映画、私は好きですね😀
下品な上によく分からんけどたぶんオシャレな映画
JFK空港からマンハッタンまでのタクシー内の密室劇。
登場人物は運転手♂と乗客♀だけで話はどんどん進む。
正確に言えばメッセージ相手の♂もいるが文字だけ。
スリリングで際どい会話の応酬は、あの「羊たちの沈黙」のレクター博士とクラリス捜査官の尋問を彷彿させる。
自分はニューヨークに行った事がなく、空港からマンハッタンまでの風景も知らないはずなのに、まるで羽田空港から新宿に向かうのと変わりない風景のような気がして、ひどく不思議な感じがした。
ただ、やはりタクシーの中の会話劇でその内容が抽象的なものであれば、途中で睡魔が襲ってくるのはこれまた必然であり、運転手がトイレに行ったあたりで少し記憶が途切れている💦
で、あの結末はどういう事なの? よく分からん😔
二人の距離感
あの踏み込み方がやや受け付けない
ダコタ・ジョンソンだから観たとも言える本作。少し怒ったり呆れたり微笑んだりする表情が、期待通り美しく憂いがあってよかった。
空港から自宅に向かうタクシーの中で繰り広げられる会話だけの映画。これで映画を作るってなかなか勇気がいる。カットもそうだけど、表情や演技に力がないと飽きてしまうから。若干飽きそうな時もあったけど、それなりに楽しく観ることができたのは2人の俳優の存在感のおかけだ。
脚本の方も、徐々に事実が明らかになる流れは悪くない。彼女の今後を考えると、(たぶんあまり変わらない気がして)切なくもなるがわずかでも希望が生まれたであろうラストは救われる。ただ、あのドライバーの踏み込み方や決めつけなんかが個人的にちょっと受け付けなかった。おじさんが若い女性をあわよくば口説こうとしているように見えてしまうときもあったりしてちょっと気持ち悪い。それに初対面であそこまで踏み込まれて、自分をさらけ出すことなんてできるのかなとも思ってしまうし。もちろんあの短時間でどこまで描けるのかと考えると、あのあたりが限界かもしれない。
一人で鑑賞すべし
さすがの演技。低予算ながら出演料はかかってそう。
ドン・ジョンソンの娘さんとは、美人なわけだ。
ショーン・ペンのなにげない会話がすごい。
彼女に送られてくるメール内容、私も見覚えがあり、ひいてしまったが、彼女は一応答えようとしてる。
ダディという彼氏の字の間違いはどうしてか?
家庭内で打ちづらい環境にあるせいか?変換ミス?英語だと分かりづらいミスの原因が知りたい。
途中、眠気をさそうくらいゆったりとした雰囲気とスムーズな運転で、中だるみしてしまった。
最後のエンドロールの出演者の少なさは珍しい。
運転手に付き纏われないか心配
JFK空港からニューヨークのミッドタウンまでの、タクシーの乗客と運転手の会話劇。
率直に言ってショーン・ペンが怖い。目つき顔つき、気味が悪くて話しかけられたくないタイプ。それなのにやたらに個人的なことを根掘り葉掘り、下ネタとオトコの理屈満載で聞かれたら、自分なら一刻も早く目的地に着いて欲しいと願いながら、でも機嫌悪くなられたらどうしようかとドキドキしながら最低限の回答で相手するのみ、だと思う。降りたらタクシー会社に通報するかも。
そして、対戦形式とか雰囲気に押されて、「心の中の誰かに聞いて欲しい話」をさらけ出してしまったら、運転手に自宅を知られないようにかなり遠くで降りると思う。
ショーン・ペンが家の玄関先まで来て、「俺はマイキー(My key?)と呼ばれたい」とか、怖すぎる。
彼女の11歳違いの姉は、もしかすると継父に性的虐待されて彼女を妊娠した、実の母なのでは。
現在進行系で不倫中でもあり、彼女の闇はそうとう深いが、「そんなことをこのオトコに言っちゃって大丈夫なのか」とずっとドキドキしていた。
彼女は、生い立ちのせいかもだが、寄りかかれる人を求めてしまう性質な気がする。
それゆえ、騙されて利用されがちなのではないか。
ショーン・ペンはミスキャスト気味では。
いっときを共有しただけの、見知らぬ同士、あくまで他人として、名前も住居も知らない、後腐れを心配しない粋な別れ方で締めたら良かったのに。
微笑ましさや温かさより、運転手に付き纏われないか、彼女の今後が心配になる。
チップに500ドルも渡しちゃってるし。
残念ながら私にはささらない映画でした。
タイトルなし(ネタバレ)
ニューヨーク、夜のJFK空港からひとりの女性がタクシーに乗り込む。
人生経験豊富な運転手(ショーン・ペン)は、女性(ダコタ・ジョンソン)に軽い口調で職業などを訪ねる。
女性はプログラマーで、どうも先行き不透明な恋愛をしているようだ。
二度の結婚経験のある運転手は自身の結婚生活時代のことを語り、彼女の恋愛事情に忠告めいたものを与える・・・
といったところからはじまる映画で、ほぼ女性と運転手のふたりしか登場しない会話劇。
映画として作るには、すこぶる難しい類の映画。
脚本と演出の仕掛けとしては、途中遭遇する事故やスマホによる車外の人物などで変化をつけている。
そして、物語の軸足は、運転手のたくみなリードにより女性側へと移っていく。
なので、女性問題を扱った映画だと、まぁ、早い段階で気づく。
運転手が語る内容は、たぶん、世の男性が概ね考えていることなんだろう。
しかし、不愉快だ。
「男にとって、女は玩具」
先行き不透明な恋愛沼にはまり込んでいる女性にとっては、それは薄々わかっているのだが、どうにもこうにもならないのだ。
だが、見ず知らずの運転手へ「秘密の暴露」をすることで、ある種の浄化に繋がる。
悪くはないのだが、どことなく落ち着きが悪いのは、運転手の立ち位置かもしれない。
悩み事をきいてくれる良き父親のような存在。
「まぁ、そんなにズケズケ踏み込むなよ、運転手」とも思うが、それぐらいのことを父親に求めているのかもしれない。
また彼は、彼自身の今後の人生に対して重要になるだろうことは言っておらず、やはり女性と運転手は対等ではないような。
なお、原題の「DADDIO」は、呼びかけの言葉だそうだ。
「DAD(父親)」に由来しているのかしらん。
核心をついた会話劇に脱帽。
空港からマンハッタンまで向かうタクシーの中で繰り広げられる運転手と若い女性客の100分の会話劇。
ここまで観客を飽きずに観させられるのは至難の業。
そして、最後に大きな玉を持ってます。
男女の恋愛にまつわるエトセトラ、皆分かってるけどホントは知りたくないような核心をついた言葉が痛快で爽快。
彼女が話す、最後の大きな隠し球は日本人にはあまりピンと来ないかもしれないけれど、アメリカは州によって法律が異なるため、オクラハマはあのことが禁止されている。
アメリカの事を知っているほど楽しめる作品だと思う。
あと数年後にはタクシーも自動運転に変わってしまいタクシー運転手も不必要になる。乗客の会話もそのうちなくなってしまうわけで、そういった意味では貴重な作品になるのかも。
とにかくダコタ・ジョンソンが絵になりすぎて可愛すぎて、それだけでも見る価値ありです。
最悪最低でも週2は映画館へ。
ほぼ前置きは無しで映画を観る。
終わってジョンソンの娘だったのか、と。
ペンはサムネで入る前に分かってた。
英会話と翻訳の間合いに頭フル回転して疲れた。
こんなに疲れた映画は初めて。
でも、翻訳ってこれ程までに重要って痛感した。
作品に仕上げたのはすごい
言葉はあまりお行儀がよろしくない大人の会話劇
『ナイト・オン・ザ・プラネット』と同じタクシーでの会話劇。こちらはオムニバスではなく基本的なキャストは2人で、車内での会話のみでこれといった動きもない100分。しかしこれが不思議と飽きずに観れる。
JFK空港からマンハッタンまでどれくらいかは分からないけど、事故での渋滞による"尺稼ぎ"は上手くやったなという感じ。
初対面の乗客にそこまで言うか、そんでそこまで話すかという、若干ヒヤヒヤするような会話の中に、意外にも芯をくった言葉もあり、なるほど共感するところも多い。
終盤に堰を切ったように話すシーンは、なかなか切ない。
ショーン・ペンはいい歳の取り方をしてるなぁ、シワの具合もちょうどいい。
今まで思った事なかったけど、やっぱダコタ・ジョンソンってメラニー・グリフィスに似てるなぁ、特に口元や顎のラインとか。
終わり方もスマートで良かった。
強力な引力で引き込まれる会話劇
『パリ・タクシー』のNY版じゃなかった!
空港からマンハッタンまでのタクシー車内の出来事を描くシンプルな作品。
ほぼ会話劇ですが、まあ、内容の多くはスタイリッシュにも見えるポスターからは想像できないような下品な内容で、人によってはドン引きするかもですね。
ショーン・ペンだからギリギリ許されるような内容でしょうし、ダコタ・ジョンソンがそれを奇麗に受け流しながらも、スマホではもっとエロいメッセージのやり取りをしているのはどうなんですかね(笑)
ラスト近く衝撃の事実が明かされ、そこまでの会話劇に逆に深みを与えてくれる構造はなかなかのもの。
『パリ・タクシー』のNY版と思ってましたが、まったく違った方向からタクシー内の男女の会話劇を構築していました。
はてさて、木村拓哉さんと賠償千恵子さんの『TOKYOタクシー』はどうなりますかね?
ダコタのサヨナラ勝ち
と思いきや、あのチップの金額だったらショーン・ペンの勝ちやね。
まあシャイで、慎み深く、ウィット指数の低い日本では起こりにくいシチュエーション。
オクラホマ州ゲージ 脇の下の街、何となくにおってきそうですが(笑)。。白地図で見たら、「鍋の柄の付け根の下側」ピッタリの表現でした。
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