「核心をついた会話劇に脱帽。」ドライブ・イン・マンハッタン あささんの映画レビュー(感想・評価)
核心をついた会話劇に脱帽。
空港からマンハッタンまで向かうタクシーの中で繰り広げられる運転手と若い女性客の100分の会話劇。
ここまで観客を飽きずに観させられるのは至難の業。
そして、最後に大きな玉を持ってます。
男女の恋愛にまつわるエトセトラ、皆分かってるけどホントは知りたくないような核心をついた言葉が痛快で爽快。
彼女が話す、最後の大きな隠し球は日本人にはあまりピンと来ないかもしれないけれど、アメリカは州によって法律が異なるため、オクラハマはあのことが禁止されている。
アメリカの事を知っているほど楽しめる作品だと思う。
あと数年後にはタクシーも自動運転に変わってしまいタクシー運転手も不必要になる。乗客の会話もそのうちなくなってしまうわけで、そういった意味では貴重な作品になるのかも。
とにかくダコタ・ジョンソンが絵になりすぎて可愛すぎて、それだけでも見る価値ありです。
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