「絶対に見てほしいからネタバレ無し!最高傑作!今すぐ劇場へ、チン入でおま!」ドライブ・イン・マンハッタン 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
絶対に見てほしいからネタバレ無し!最高傑作!今すぐ劇場へ、チン入でおま!
俺は、東京で五年タクシードライバーをやっていたのでタクシーと名のつく映画は必ず見るのだが、今まで見たタクシー映画の中で一番好きな映画です。
シナリオコンクールで上位に入賞した脚本を映画化したもので、この脚本を書いた本作の監督はNETFRIXでも仕事が決まっているそうな。
お話しは単純明快、タクシードライバーのショーン・ペンが、PCオペレーターのダコダ・ジョンソンを空港から自宅に送るだけの映画れす。どっとはらい。
では、終われないが、
ショーン・ペンがダコダ・ジョンソンに運転中に質問責めにするのだが、これがもう!下品で!下品で!
俺はマナーに厳しいタクシー会社だったので、ショーンの下ネタ攻撃はお客さんから訴えられてもしょうがないトークに若干引いてしまった。
下ネタには、下ネタで返さないダコダだが、夜間だというのに下劣極まりないメールには、返信をしゅる。
やっぱ、下ネタって信頼関係を築いてからするべきだよね?
俺のレビューは、俺でも気持ち悪くなるくらい下劣だが、
普段のぼくは英国紳士なので、二か月勤めていた外国人キャバレーの女の子達には自分の孫娘のように紳士的に接していたら、同年代だと思うホステスさんに、
結婚して!明日、婚姻届持ってきて!
と、言われてしまって慌てたものです。
何故かというと、30代であろうヨーロッパ人のホステスさんと裏口で何回か、チュッチュしてたりしてたので、
このままでは重婚になって、諸星あたるのように電気を使った拷問を受けてしまう!やばい!と、思い、やむを得なく退職をし( 以下、略 )
下ネタを諦めたショーンは、ダコダが付き合っている男が父親くらいの年齢であるとコナンくんのように突き止める。
驚くダコダ。うん、これは特殊能力すぎると思う。まぁ、でも台本に書いてあるからしょうがないや?
最初の下ネタはどこに行ったのか。ショーンは説教モードから、男がどれだけ最低かを語る自虐モード、共感モードにトランスフォームする。
ダコダがオナホ代わりに扱われていると言っていたくせに、付き合っている男が、自分の嫁や、双子の子達の写真や動画を見せてくれたという事を聞いて考えを改める。
ごめん、それを見せるという事は信頼されている証拠だよ?
と、ここから共感モードが始まって、今のまま付き合ってもいい事は無いよと、心配モードに進む。
ダコダに色々聞きすぎたので、自分の事も話すショーン。最初に結婚した嫁さんとの馴れ初めについて話すショーンは何か可愛い。
人って、何かトラブルがあった時に、怒るタイプと、笑うタイプがいるだろ?彼女は笑うタイプだったんだ。
という、台詞にはハッとさせられた。そうだよなぁ、俺が今まで出会った中で嫌いな奴って、常に怒っていたよなぁ?としみじみした。あと、劇中の好きな台詞で、
俺の最初の嫁は本当に馬鹿な奴でさー?
違うと思う。頭は良かったと思う。
と、ダコダが言うところが好きだった。嫁さんは、ショーンを喜ばせたくて、お馬鹿を演じていたのが分かるシーンだ。
実は、ダコダには遠くに住む姉しか知らない秘密を抱えていた事が分かるのだが、これが悲しい話しなんだよなー?
と、今回はここまで!後は、劇場でご確認ください!
この映画を見て感動しないと言われたら、悲しくなっちゃうかな?
優しさは最強の武器だという事が分かります。上映している劇場が少ないけれど、遠征しても見る価値はあります。
久しぶりのショーン・ペン主演作だぜ?映画ファンなら見るのが義務です!
君達、生徒たちがこの映画を見終わってからでないと、先生、授業をボイコットします!
マジでお勧めの映画です!