「ただの音楽なのに涙が出てくる」Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014 Mさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ただの音楽なのに涙が出てくる

Mさん
2025年1月29日
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坂本さんの曲は、私にとって環境音楽みたいな面があって、静かな曲が続くとついウトウトとしてしまう。
前半、映像として昨年見た「Opus」と比べてしまい、物足りなく感じていた。しかし、「Ballet Mécanique」あたりから気持ちが入っていって、最後の最後ですべての心を持っていかれてしまった感じだ。
ただの音楽なのに、聞いていて涙がでてくるというのは凄いことだ。
YMO時代の坂本さんはよく知らないし、私にとっては、矢野顕子さんの旦那さん的な立ち位置だった。
しかし、たまたま見に行った昨年の映画「Opus」以来、彼の音楽にすっかり心を奪われている。私はキーボードを買い、「aqua」の簡易版の練習を始めた。人を動かす力を持つ映画は貴重だ。そして、今日のこの映画だった。

M
赤福餅さんのコメント
2025年2月1日

コメントをいただきまして、ありがとうございます。
この作品には本当に心をグッと持っていかれた感があります。
実際のコンサート同様、一期一会を楽しませていただきました。
きっと会場ではスタンディングオベーションだったのでしょうね。

赤福餅