新幹線大爆破のレビュー・感想・評価
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ワクワク、ドキドキ!映画はこういうので良いんだよ!
新幹線を見る映画としては楽しい
JR全面協力・新旧新幹線の並走とか、バックで走るとか、「新幹線」を見る映画としては、すごく楽しめた。
作業員の方々、お疲れ様です!
ただなぁ。
やっぱり、樋口真嗣作品は特撮アクションとしては楽しいんだけど、「人」が出てくると途端に話が野暮ったくなる。
犯人の動機もどうにも飲み込み難くて、「それで新幹線爆破するって…なんなの?」という感じ。
とにかく、出てくる人が全員「変」。
デフォルメされた「いかにも」な人が「いかにも」なことをする。
部分的にはそれなりに成立してる様に見えるけど、全体としては「そうはならないよね」がずっと連鎖してる。
あと、「のん」って
みんな、どー思ってます?(笑)
すごく良い味出してる作品もあるけど、この作品の彼女は…。
スリリングなエンタメパニックの良作。
さすがは樋口さん。
特撮パニック映画としては、試聴時間があっという間に感じる良作です。
JRの協力もあって設備やセットが非常にリアル。というか本物を使っている。
走行するE5系は本当に美しい。
テンポが非常に良く、一気見したくなる映画でした。
もちろん、樋口監督らしいところがあります。
ドラマはスカスカ、リアルな演技もないので、完全にエンタメに振り切っています。
120 km/hの低速走行のはずなのに、映像では300 km/hぐらい普通に出ています(笑)子育てパパを舐めないでくださいね。死ぬほど新幹線の動画を見ているので。
運転手がのんちゃんなのは結構好きな配役です。
現に新幹線の運転手は、結構華奢な女性もいたりと逆にリアルを感じます。
これも東京駅で息子と運転手さんを眺めていたことからも知っています。
寝る前の映画一本にぜひどうぞ。
何度も言いますが、E5系新幹線はマジでかっこいい。
観る人を選ぶ映画かも
JR東日本全面協力という事もあり、鉄道関連の描写はリアリティがあって流石の一言。運転手や車掌、アテンダントの動きも個人的には良く調べてるんだろうなと感じた。純粋にこの部分だけを期待して観た人にはとても満足だと思う。
逆に乗客や犯人などの人間描写部分に期待した人には、不満だらけかも。
前項のリアリティを全て打ち消すレベルでひどい。この世界にはインフルエンサーしかいないのか?と違和感しかなくて感情流入出来なかった。
もっと色んな人が新幹線にはいるんだろ?車掌さん…。
犯人は1975年を絡ませるには若すぎて父親というより孫やろ!レベルだし、そもそも直接の動機が父親への復讐では、あまりに小物感が…。
まだピエール瀧を主犯にして、かつての父親の敵と警察への復讐の為!にした方が重みがあったのに。もったいない。
疾走感のある2時間!!
ド迫力の疾走感が最高にエキサイティング! 50年前に世界を唸らせた日本発パニック映画の大傑作をNETFLIXがリブート!!
1975年のオリジナル版は小学生ぐらいにTVで観て以来、これまで何度も観てきたお気に入りの作品で世界中のアクション映画人がリスペクトし最も有名なところではヤン・デ・ボン監督の『スピード』(1994)の元ネタとして超有名、それを現代の特撮の第一人者と言われる樋口真嗣監督がNETFLIX資本で撮るというニュースを聞いてからずっと公開を心待ちにしていました
結果、メチャクチャ面白かった
世界中に数多のファンがいるレジェンド的作品のリブートということで想像を絶するプレッシャーがあったかと思いますが、それに見事に打ち勝った樋口監督の手腕は素晴らしいと思います
ホームシアターでも充分迫力が伝わってきましたが、これは劇場で観たかったなと心から思える、大スケールで全編ド迫力の映像と緊張感、子供の頃よく観た和製パニックアクション巨編の風格を備えた傑作だと思います
日本ってまだまだやれるじゃん!って心底勇気と感動をもらえました
前半分は1975年オリジナル版の山場を現代のCGやVFX技術を使ってアップグレードして魅せる感じ、そして後半分は本作のオリジナルな展開だけど、前作を絡めたサスペンスフルな展開で続編という印象の構成、“リブート”と前面に出してたけど、これは宣伝側のミスリード作戦でしょうね、ある意味プチサプライズで楽しかったし、結果最高に面白かったから何でも許せちゃいます
オリジナルは当時国鉄の協力が得らえずセットやミニチュアを駆使して本物に見せたりと苦労がありましたが、本作はJR東日本に全面協力してもらえ、めちゃくちゃリアルでエキサイティングなカッコいい映像で彩られています
加えて全面協力とはいえ、さすがに実物の車両を大爆破はできず、樋口監督の十八番である1/6スケールのミニチュア列車を準備して爆破させたということで、やはりその辺はCGやVFXに頼らずリアルに爆破させる方が本物感と迫力は出るので、そういった作り手のこだわりがひしひしと伝わってくる最高純度の完成度に達しているとも思いました
オリジナルの新幹線車両は0系で味のあるレトロなビジュアルでしたが、本作では50年の時を経て大進化したE5系の「はやぶさ」が登場し新青森から東京駅に向けて疾走する姿に大興奮、更にオリジナルへのオマージュシーンとも思える はやぶさへの物資補給で別な車両が下り車線を使って並走するのに使われるのがJR東日本の次世代高速試験車両「ALFA-X」というのもメカが好きな自分にとっては最高にエキサイティングな展開でした
オリジナル同様、キャスティングもすごく良かったですね
主人公の高市車掌を演じる草彅剛さんの確かな演技は安心感があり、真っ直ぐで毅然としたキャラクターがすごく合ってて良かったです
それ以上にハマり役でカッコよかったのが運転士の松本を演じるのんさん、新幹線を運転する姿や指差呼称の姿がメチャクチャ似合っててすごく魅力的でした、間違いなく彼女の代表作になったと思います
そしてオリジナルでは宇津井健さんが演じた役に相当する新幹線総合指令所の笠置を演じる斎藤工さんも宇津井さんと同じくレトロなストップウォッチを持って新幹線爆破の危機を救いながら、時に政府高官と対峙する熱い男を演じメチャクチャかっこ良かったです
その他にも尾野真千子さん、要潤さん、松尾諭さん等々の芸達者な方々が集まりドラマとしても見ごたえがありました
ストーリー自体は所々?なところが否めず、特に本筋となる爆破犯の動機やバックストーリーがいささか弱い、そして犯人についても ああやっぱりか、という様な先の読めるカットが所々に入ってたりして割と分かり易い、この脚本をもうちょっと頑張れたら本当の意味で大傑作になっていただろうなとちょっとばかり残念でした
しかもあの犯人は・・・ちょっと無理がないかい?
と、気になる点はあるものの、新幹線大国日本だからこそ描けるスピード感あふれる上質なサスペンスフルなドラマと最高の演出、総じて素晴らしい“リブート版”だったと思います
絶望という名の新幹線
過大評価されすぎ
この内容に2時間17分必要だろうか?
スリリングな展開に水を差すシーンを排除して90分程度に纏めれば名作にもなりえただろうに。。
めちゃくちゃ良いところと
めちゃくちゃ悪いところ
はっきりどちらもある作品
こんなにアンバランスな映画も珍しい
パニック映画としてはよく出来ている
ハラハラできる点も多い
シンゴジラ的なお仕事ドラマとしてもよく出来ている
しかし
日本型ドラマの悪いところを凝縮したようなシーンが多く、そのせいで緊張感が途切れる結果になっている
特にYouTuberを誇張した演出は不快極まりない。あんなシーンが必要だっただろうか?
理解に苦しむ
もちろんこれらの人間描写が団結への糸口になっているのは分かるが、作品のテンポを落としてまでやる必要はないかと
犯人の動機や真相にもガッカリ
とたんにアニメ映画みたいな展開になってしまった
この映画に何を求めるかで賛否割れるだろうが。少なくとも私はシリアスなパニック映画を期待していたので、その点では大きく期待を外れた演出に辟易してしまった。
B級パニック映画として割り切って見ればそれなりに楽しめると思う。
世間の高評価を鵜呑みにせず、期待値のハードルを一度下げてから見ることをお勧めする。
映画館でポスター貼ってあったけど…?旧作^_^。➡︎こちらも映画館で見たい!
海外資本とJR東日本全面協力ということで、迫力満点の作品に仕上がった。
今回は東海道ではなく東北新幹線。前作は未見なので後日見たいと思います。
極めて難易度は高いが、全く不可能でもないかもしれないぐらいに思えるかもしれないリアルな救助法も良かった。
しかし中盤にDV親が出てきてちょっと見る気が失せてしまった。それまで4.5以上の評価だったが一気に1.0下がってしまった。
でもこの映画はリブートではなかった。過去作のオマージュは感じていたが、オマージュではなく、sequel であった。
それが分かって再評価になりました。
主役は草彅剛さんになっていますが、絶対的主役でもない。なんなら斎藤工さんのアノ姿を見たら…。全国で推定約3人ぐらい思っているかもしれないかもしれない、アレを思ってしまったのです。
ウル と ラマ ん、 それです。これで一発解決するんじゃないかと、思ったりしたりしたかもしれない。
能年玲奈(本名)さんは久しぶりで、凛々しい姿、良かったです。
シン・新幹線大爆発
こまかいことを言えば少々ツッコミたくなるところも無くはないですが、良くできた作品だと思います。
樋口監督ということで、なかなかシン・ゴジラやシン・ウルトラマン風味でもあります。
スタッフクレジットには庵野監督の名前もありました。
SFではないので突拍子もないことはできないけど、現実で考え得るかなりトリッキーな演出で楽しませてくれます。
役者さんの熱演も素晴らしいです。
個人的に草彅剛さんのお芝居はあまり好きではないですが、ふと草彅剛さんが渡辺謙さんに見えちゃうようなシーンもあり、驚きました。
最大の難点は映画館の大画面で観れないこと!
我が家ではリアル4Kプロジェクター&120インチのスクリーンで観ましたけど、これを映画館で上映しないなんて、ある面とんでもない贅沢ですわ。ネトフリさん。
樋口真嗣監督の新幹線大爆破は空前絶後のパニック映画だ!
樋口真嗣監督による「日本沈没」(2006年)はオリジナルと異なり日本を沈没させず逆に世間をびっくりさせた。
作品がもたらす深い感動とは別に、その点に於いて厳しい評価もあったようだ。
じゃあ、本作「新幹線大爆破」リブート版では、今度こそ題名通り新幹線は爆破されてしまうのか、それとも日本沈没のように誰かの犠牲の上に爆発することなく再び感動のヒューマンドラマで幕となるのか、実はこれにドキドキしながらの鑑賞だった。
1975年作品では、取り付けられた爆弾を処理することで新幹線も乗客も無事だった。爆発の場面は想像上のシーンだったのだから、爆発しなくても今度はオリジナルに沿ってると言える。
パニック映画は、人間ドラマの展開も必要だが、やはりとんでもない災難のシーンこそが不可欠であり醍醐味なのだと個人的には思う。
往年の「ポセイドン・アドベンチャー」(1972年)しかり、「タワーリング・インフェルノ」(1974年)しかりである。
この「新幹線大爆破」リブート版で、樋口監督は、乗員乗客全員を無事生還させる人間の英知と、新幹線の想像を超える迫力ある大爆発という、観客の2つの欲求を見事に両立させた。よくぞやってくれたと感無量である。
冒頭から走り始めたはやぶさ60号。煌めきながら飛ぶように滑っていく緑色の車両。この舞台で300人を超える乗客の無事を確保しつつ爆発を実現させるなど、難易度としては船の沈没やビルで火災を起こさせる比ではないだろう。しかし、笠置(斎藤工)は思いつく。彼が作戦を披露していく流れは、感動でブルブルッと震えが止まらなかった。
そして、やるべきことをやり尽くしたラストシーンの高市(草彅剛)の姿は「タワーリング・インフェルノ」のラストシーンのダグ(ポール・ニューマン)に見え、マイケル(スティーブ・マックイーン)にも見えたのは僕だけだろうか。
結構な迫力
ゴジラのいないシン・ゴジラ
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