「さすが樋口監督」新幹線大爆破 みらさんの映画レビュー(感想・評価)
さすが樋口監督
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タイトル通り新幹線のCGは迫力がありました。観ていて、うーっと歯を食いしばるくらいに。それに対して俳優たちの迫力のなさ、緊迫感の無さはなんだろう?草彅、斎藤、要、尾野。重要人物がみんな下手に見えたのは何故??女子高生の首絞めるシーン。全然指に力入ってなくて、草彅剛の顔芸に笑ってしまった。初めにクレーム入れる今野って芸人さんも、TOKYO MERでは放火犯やってたけど最初だけ騒いで出番なし。今の時代、コンプラ的に簡単に死者を出せないのだろうけど、パニック映画ではまず勝手に騒ぐ輩が犠牲になるものですが。人間ドラマはすーっと流してる感じで、そこに生きてるはずの人間たちの息遣いが皆無でしたね。
昔作られた映画の続編と言うか、つながっているらしいけど設定に無理があるし、現代風にアップデートしているのだろけど、SNSを利用してクラファンみたいにするのはあのストーリーの中ではただ軽薄に見えた。それを踏まえた上でネトフリで旧作が観られるので観てみます。いやぁ、昔の俳優は大人でしたね。重みが違うのですよね。
父親が旧国鉄職員だったので、新幹線が傷ついたり爆破されるのは嫌だったな。救援物資でたぶんチーズバーガーとアップルパイが配られたんだろうけど、あの現場であれはない(笑)日本人ならおむすびとお茶が欲しいっしょ。
あ。のんは安定ののんでした。自分は好きですよ、彼女。
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