「犯人からのメッセージ」新幹線大爆破 Oriさんの映画レビュー(感想・評価)
犯人からのメッセージ
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「せめてオスなら」が柚月の口癖だとしたら、
「身体がオスであれば父から性的虐待を受けることはない」を真っ先に想像した。
この解釈で「うその普通」を壊すことに関して考察されている方はいらっしゃるのでそちらにお任せしまして...
登場人物のドラマは描く作品ではなく、仕事中の人々を描く。
ちょっと若くて青い新米さんをちゃんと草彅さんがみてるところや、一緒に危機を乗り越えた乗客も遠目に見守るところなど仕事中の共感ポイントがありました。
世間はいい加減(誰しもいい加減)。
一瞬映る人の解像度が高いなと。駅で誘導されていて、「〜じゃねぇよ」ってカリカリしてる人とかリアルだなあと思いました。
本作を観たきっかけは、殺し屋カナ子で私の中で再燃中の能年さんが出ていると聞いて!
手を外してくださいのシーンが、お色気の腰が抜けちゃった感じではないのが流石。仕事中なんで。
水ポリタンク?に突っ込んでく特撮シーンとか、線路の切り替えとか、これが撮りたいんだな!!という熱意が伝わってきて、メッセージ性は置いといても夢中になれる映画かと。
シン・ゴジラもシン・エヴァも観た人の感想です。ご参考までに。
あ、やはり、時間内に爆弾止める手段は他にないのかな?通信技術に強い人に聞いてみたいとは思いましたが笑。この作戦でこの画を撮りたいんだな!!!という強い想いを感じました。
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