「simply mad ABOUT the mouse (ミッキーに くびったけ)」マッド・マウス ミッキーとミニー imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
simply mad ABOUT the mouse (ミッキーに くびったけ)
この映画はミッキーマウスを題材にしてはいるが、ミッキーマウスは出てきません!
『プー あくまのくまさん』(The Twisted Childhood Universe)は、くまのプーさんの実写映画であったが、この映画はミッキーマウスのマスクをした誰かが殺戮を繰り返すだけで、実写化されたミッキーマウスでは無いのでちょっと残念、失望感はあった。
しかし冒頭から「ディズニーとは関係ありません」「接触を試みたけど既読スルーされました」「『蒸気船ウィリー』のミッキーしか許されない」「モノクロしかダメ」など再三出てきて、著作権に十分気をつけて作品を作っている。そして蒸気船ウィリーの映像はしっかり出ている。
ディズニーで映像化された童話や小説では無い「ディズニーオリジナルのキャラクター」を(パブリック・ドメインになったからと)、一番乗りで作った事には十分評価に値する。
………
”Five Nights at Freddy’s” の様な巨大ゲームセンター内で外に逃げられない状態で次々と殺戮が行われる。
また、全く別の場所でも殺戮が行われる。でもこれが何を意味するのか分からない。
スラッシャー映画なのでストーリーはそこまで重要ではないかもしれないが、訳わからない事も多すぎる。
パブリックドメインのミッキーを利用した作品でなければ見るに値しない。なら評価は2.0以下になる。
だからパブリックドメイン・ミッキーに興味が持てないのなら見ない方が良い。私はパブリックドメイン・ミッキーのみに評価をしたい。
そういえば邦題に「ミッキーとミニー」になってたけど、ミニーは?
大丈夫ですよ…。○てますよ。
次回作 The Mouse Trap: Welcome to The Mickeyverse (2024年9月撮影開始)
へと続く…。