劇場公開日 2025年2月21日

ら・かんぱねらのレビュー・感想・評価

全16件を表示

4.0素敵な映画です!

2025年7月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

大人には心に染みるいい作品です!
いい夫婦愛を観して貰いました

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nami

4.0情熱の力!

2025年7月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

驚く

佐賀県のとある町で海苔漁師をしている主人公、徳田時生が、ちょっとしたきっかけからピアノ曲「ラ・カンパネラ」を弾きたい! という強烈な衝動に動かされ、最終的には弾けるようになる、という物語。
大きな物語はそれだけ。
そこに家族の物語や「夢」の話を絡めて一つの映画に仕上げてある。
しかし何といってもこの「情熱」こそが本作の主題であり、すべてだといっても過言ではない。

この情熱、ほかに何にたとえればよいのだろう?
この曲が弾けるようになりたい! その衝動に浮かされた時生の行動は、常軌を逸するレベルに達している。一時は奥さんや息子さんからも「そんなことにうつつを抜かさず仕事に専念して」と言われてしまうほど。
こんな強い情熱、ほかにどこかで見たことがないか?
例えば大谷翔平の野球に対する情熱。
例えば『リトルダンサー』のビリーエリオットのバレエに対する情熱。
例えば『ピアノの森』の一ノ瀬海のピアノに対する情熱。
そうせざるを得ない。どうしてもやらないわけにはいかない。
そんな類の感情だ。
そして、その情熱は周りの人を動かす。
必ず誰かが応援してくれる。その情熱が何かを生み出す。
そんな物語だ。

映画を観た後、この物語のモデルとなった徳永義昭氏の実際の演奏をyoutubeで鑑賞した。
スゴい! とんでもない演奏だ。
映画主演の伊原剛志の演奏も、特訓の成果として十分に素晴らしいと思ったが、実物はもっとスゴかった。とんでもない技巧。独学でここまでとは。素晴らしい。
映画化されるのも納得の演奏。

個人的には、有明海の出口に位置する長崎県の田舎町の出身の僕としては、有明海の海苔漁師の物語が妙に胸に響いた。
単純に田舎の方便が近いというだけで、なんだか田舎の風景が頭に浮かんでしまったし、後継ぎ問題などのモチーフも僕の気持ちをほんの少し揺さぶった。
僕自身は田舎に帰るつもりは毛頭ないし、そのあたりの心理的な葛藤はとうの昔に吹っ切っているのだが、社会問題としての話はまた別。
大きな物語としては、今後の日本社会にとって絶対に考えなければならない問題だと思うし、それに対する一つの問題提起を行っている映画だ。

とはいえ、映画の主眼はそこにはない。後継ぎ問題はあくまでモチーフの一つ。
テーマは「情熱」。しかも50歳を過ぎたオヤジの情熱。
そこに夢があるのなら、それは同じくらいの年齢に達した僕らの希望となる。
全員が叶えられる夢では決してないけれど、オヤジだって夢を見てもいいじゃないか。
そんな思いを僕は受け取った。

もう一つ。
音楽やダンスなどを主題にした映画で繰り返されるテーマについて。
「あなたはあなたにしか弾けない『ら・かんぱねら』を弾きなさい」。
時生が、ピアノを譲り受けた高名な先生から言われる言葉である。
演奏や演舞・演技では、必ず「個性」が重視される。
型どおり、楽譜通りではなく、「自分の」演奏を。繰り返しこの類の物語で唱えられるテーマだ。
じゃあ、「自分の」演奏とは何か?
この答えはたいてい明示されない。この映画でも、示されたのは一つのヒントだけ。
「あなたは誰にピアノを聴いてもらいたいの?」
その人への思いを乗せてピアノを弾く。ダンスを踊る。ボールを打つ。
そういうことなのだろうか?
僕自身の生き方に引き付けて考えるとき、このテーマはこれからもずっと考え続けなければならない大きな課題になると思う。

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ひつじさん

3.5不思議な感覚

2025年6月26日
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鑑賞方法:映画館

斬新

海苔漁師とピアノ。全く結びつかない両者を両立し、難曲のラ・カンパネラを完奏する挑戦。こだわった理由は案外普通ではあったが実話をもとにした映画で、実際に挑戦する困難さを考えさせられる。

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ショカタロウ

4.5海苔とピアノ

2025年5月22日
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鑑賞方法:映画館

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まこやん

4.0よか映画です

2025年4月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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楽しい

映画の舞台が見慣れた風景と、聞き慣れた方言が自然で良かったです
なんて素敵な夫婦なんだろうと
涙がとまりませんでした。南果歩さん
演じる母の姿が胸を打ちました。
優しさって、こうゆうことなんですよね。
そして、私も長年ピアノを弾いてますが、
本当に驚きます。よくあんな難曲を海苔師をしながら弾けるようになるなんて…
YouTubeを観ながら、

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ひまわり

5.0なぜ「ラ・カンパネラ」?

Mさん
2025年4月11日
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伊原さんが、海苔屋さんにしか見えないそのままの姿で素晴らしい演技でした。
映画はその作品の力そのものだけでなく、見る人の状況で受け取り方は変わるものです。
私の尊敬する人が海苔業界では有名な方らしいのですが、その方のことや家族(特に奥さん)のこと、ピアノのこと、師匠と呼べるような人の存在など、考えさせられることが多く、私にとっては、今年有数の心に残る作品となりました

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M

2.0海苔師や家族の生活、海苔の養殖や加工・製品化を詳しく描く

2025年3月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

有明海と佐賀の港町が舞台。
海苔師の主人公を伊原剛志さんが演じている。妻役は演技安定の南果歩さん。
他には老ピアニスト役の大空眞弓さん85歳が印象的。

ベタな話しではあるけれど、映画としては、まあまあ面白かったです。
海苔師や家族の生活、海苔の養殖や海苔の加工・製品化を詳しく描いているところは興味深かった。

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ねこたま

4.5有明海の海苔師を丁寧に追った良質なヒューマンドラマ

2025年3月11日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

興奮

義父が有明海で海苔師でしたので実在のエピソードに興味があり、TVで伊原さんが映画の紹介をしていたのを見て映画館に行きました。出演者の好演と取材に基づく丁寧な脚本と演出により、とても素晴らしい作品になっています。海苔師の日常生活にリアリティー感が有り、大空真弓さんのエピソードが良いアクセントになって心地良い流れでラストまで続きます。最後の演奏シーンは賛否両論ありますが、私は感動しました。2024年4月に亡くなられたフジコ・ヘミングにも見ていただき、感想を聴きたかったです。

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ヨシリン

3.5いつからでもやれば出来るようになる

2025年3月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

佐賀の有明海で、30年以上厳しい海苔師として働いてきた徳田時生は、繁忙期が明け、酒を呑み、パチンコに通いつめる毎日を過ごしていた。そんなある日、自宅のテレビから流れてきたピアノの音色に衝撃を受け、自分も同じ曲を弾いてみたいと思うようになった。その曲とは、難曲として知られるフランツ・リストの「ラ・カンパネラ」だった。それまで音楽とは無縁の人生を歩んできた彼は楽譜すら読めないのにいきなり楽器店に行き楽譜を購入し、タブレットを参考にして1日4時間から8時間ピアノに向かい練習を重ねていった。そして・・・という、実話に基づく話。

リストの超難曲、ラ・カンパネラを独学でピアノ演奏出来るようになった九州の海苔師・徳永義昭さんの実話を基にしたそうで、YouTubeで彼の演奏を聴いたらホント素晴らしかった。
徳田時生役として伊原剛志が主演を務め、彼も猛特訓して実際に「ラ・カンパネラ」を演奏したそうだが、本物の素晴らしさには足ものにも及ばなかった。ラストのピアノ演奏はイマイチだったので、せっかくなら音源は徳永さんのを使って欲しかった。
南果歩の妻役がなんとも言えず健気で素晴らしかったのと、大空眞弓を久しぶりに観れて、貫禄あるなぁ、と思った。

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りあの

3.0伊原剛志の努力に脱帽

2025年3月2日
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ひでちゃぴん

2.5ラスト10分で駄作に成り下がった。

2025年2月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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kafuji

4.0ヒューマンドラマ

2025年2月21日
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鑑賞方法:映画館

フジコヘミングさんの
ラ・カンパネラをテレビで見てから7年かけて自分なりの練習をしてピアノを弾けるようになった
海苔漁師の話ですご本人もちらっと出ました
井原さんはすごいピアノ練習したんだと思う

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まこ

5.0実話がこんなに感動出来るなんて

2025年2月15日
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鑑賞方法:その他

泣ける

幸せ

映画祭で観させていただきました。
実話でこんなに涙が出るなんて思いもせず、最後はすっきりした気持ちで観終える事ができました。
大空さんが託した思い。
息子と親父への、親子愛。
夫婦の表に出せない思い、普段ってそんなもんですよね。
自分の経験や思い出が甦る。
そんな描写が、涙を誘って感動してました。
海苔作りの一つ一つが興味津々。
「こんな事してるんだ」
特に水面が6mも変化する、有明海の海苔作り、九州はすごい。
早く映画館で、もう一度観たいです。

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hiro

3.5海苔師に二言は無かッ‼️

2025年2月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

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活動写真愛好家

5.0思いの外 良作だった。

2025年2月9日
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ろぎ
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