「「桐島です。」」「桐島です」 ここは五反田さんの映画レビュー(感想・評価)
「桐島です。」
1982年の11月だか12月前後に
五反田駅前東口の大衆酒場で友人3人と飲んでいた時に桐島聡が友人(893の匂いのする人)と隣の席で飲んでいまして、
仲良くなり酒を酌み交わした事がありました。
私は五反田の日蓮系の大学に通っていてそれまで飲みながら2時間くらい
仲良く議論っぽく話をしていたのですが・・
桐島が日蓮の悪口を云うものだから口論になり『この共産主義者め!』と怒鳴ってしまいまして、
その瞬間、氷ついたようになり
桐島は辺りをキョロキョロ見渡し、
機転を利かせた様子で
『ごめん!ごめん!謝るから飲み直そうよ!』と180度態度を変えたのを覚えております。
この映画の中に出てくる『腹腹時計』を忠実に実行していたのでしょうね。
このあと私を含めて4人は異常におだてられ日本酒を勧められて4人ともほぼ潰されてしまいました。
この映画に出てくる桐島は少し線が細い印象を受けましたが、
実際の桐島は性格的には骨太で信念の固まりのような感じでした。
しかし優しさのある人でした。
人見知りはまったくありませんでした。
この世の中を変えたい。
と云うものを持っているのは話の中でも解りました。
私たち4人が酔いつぶされて数日経ってから
指名手配の人物だと云う事に気がつきました。
この映画に流れてくる河島英五の
『時代おくれ』は桐島聡の人生をしみじみと表現するに値する曲だと思います。
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