「ほっこりする」風のマジム コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこりする
この映画では沖縄本島からだけど、大手企業がやって来て食い荒らされると、場合によっては島ごと駆逐されかねない。
離島の小さな村の人々が心配するのもよく分かる。
おばあが「人様の口に入るもの」と、真摯な姿勢で臨むことを促すのも胸を打つ。
一平のラムが届くタイミングが、予定調和の王道展開すぎるけど、まじむの気持ちが伝わってよかった。
沖縄の人々のおおらかな感じや、悪い人が出てこないのは観ていて安心する。
キツめのキャリアウーマン、なんかヤな感じの正社員、鼻持ちならない東京の醸造家、頑固な村長など、登場人物がステレオタイプなのも良い。
滝藤さんの醸造家は、職人気質でぴったりな役柄だと思う。
なんだか幸せな気持ちになれた。
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