エドワード・シザーハンズ ダンスバージョンのレビュー・感想・評価
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エドワードとキムの舞!
普通のミュージカルでもバレエとも少し違うダンスバージョン。観客入りの舞台の収録なので拍手等もある。
映画をそのままダンス版には出来ないのはわかるが、あまり似せようとする意図も感じない。ジャズ・ビッグバンド風の音楽も単調に感じた。なので町の人々のアンサンブルがどういった場面なのか分かりにくい。
それに比べてエドワードとキムのデュエットはどれも大変素晴らしい。
人型に刈り込まれた植木が、木の妖精の様になりその間を二人が舞う。
氷の像を作りその元で。
そして城に逃げ込んだエドワードと追いつくキム。
シザーハンズのメインテーマと共に盛り上げてくれる。
大きな✂️をうまく使いキムを包み込む。
やっぱりエドワードは凄い。
最後はカーテンコールで締めくくる。
初見でこれストーリー分かるのかな
2024年劇場鑑賞334本目。
ティム・バートンのシザー・ハンズは映画館で観て、すごいハッピーエンドというわけじゃないから好きではないけど心には残る映画として内容は大体覚えていました。
今回ダンスバージョンということで、あまり深く考えないで観に行ったのですがますま鑑賞料金2800円にたっか!となって、こういうのパンフレットないか、すごい高いこのどっちかだと思っていたら880円で拍子抜けでした。
客は自分ひとりで貸切状態でした。最初ナレーションがあったのですが、すぐになくなり、でも過去のシーンだから・・・と祈ったのですがそれもむなしく全編セリフなしでダンスと表情で物語を伝える、というまぁバレエならそうなんですけど、めっちゃキスするし、驚いた時は「ハーッ」と声だすし、バレエともちょっと違うんですよね。この前観たコールミーダンサーでクラシックバレエじゃない近代的なバレエがあるので、これがそれなんですかね。
映画シザー・ハンズで有名なテーマが使われていたのは良かったのですが、90分くらいある尺で同じ曲が何回も使われていてきつかったのと、話これ観てても全然わからないのと、客がめっちゃ些細なことでも笑うので醒めるということなど不満は続出。
白人夫婦の姉は白人で弟は黒人なのも全く説明ないですし。映画はどっちも白人だったと思うのですが・・・。
期待したが…
正直、やられたなぁーって感動しました。
恐らく見られる方は、映画版を見ている方だと思いますが、基本ダンス映画の無言劇なので、内容を解っていないと少し辛いかも?
自分は見ながら、あっ、このシーンだな!って確認しながら見てました。無言劇何ですが、切ない感じとあの曲で、ティム・バートンの世界に入り感動し涙が出てきました。映画のエンディングを勝手に想像してたので、あっ、そうなるの?って感じだったんですがカーテンコールを見て、あっ、やられた!ここまでが演出なんだ!って解り感動して涙が止まりませんでした。
演出家は、二人にこう言うラストを用意してたんだなぁーって解ると凄く嬉しく感動しました。是非、シザーハンズを知らない人も見たら良いと思います!パンフレットもありましたよ。
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