「現代的な出だしは好みだったのですが‥」顔だけじゃ好きになりません komagire23さんの映画レビュー(感想・評価)
現代的な出だしは好みだったのですが‥
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(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが溜まっていたので短く)
結論から言うと、今作の映画『顔だけじゃ好きになりません』を、特に出だしのSNS上での外見のビジュを重視した現代性を面白く観ました。
ただ、その後の展開は割とオーソドックスで、入り口の現代性に対して作品全体としてはそこまで斬新さはなかったとは思われました。
一方で、それぞれの登場人物のより深い背景や描写があったわけではなく、宇郷奏人(宮世琉弥さん)の本心も映画の最終盤でようやく触れられる構成になっていたと思われます。
本来の映画としては、終盤でようやく触れられた宇郷奏人の本心が、序盤で描かれてさらにそこから深められる必要があったのではと、僭越思われました。
よって、題材の斬新さは感じつつも、映画としては私的今回の点数となりました。
(辛口でスミマセン‥)
ただ、主人公・知見才南を演じた久間田琳加さんをはじめとして、魅力ある若手俳優陣の演技は一方で素晴らしさあったと、僭越思われました。
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