「名曲Ruby's Armsで締められたら…」映画を愛する君へ kinako-catさんの映画レビュー(感想・評価)
名曲Ruby's Armsで締められたら…
タイトル通り、映画監督のアルノー・デプルシャンの映画へ愛を沢山込めたエッセイのような作品。
映画の始まりの解説から始まり、映画に魅せられた少年が映画監督を目指すまでを、数々の名画の1シーンと共に切り取った、ちょっと変わった作品。
数々の作品が登場し、知っている作品が出てくると、思わずニヤリとしてしまう。
~映画を好きな人の数だけ、それぞれに思い出深い作品がある~
ラスト、郷愁と憧憬が入り混じった名曲トム・ウェイツの「Ruby's Arms」で締められていて、先人たちに対する感謝と憧れ、そして、これから現れるであろうまだ見ぬ映像への想いがずしっときた。
トム・ウェイツの曲で締めるなんて気が利きすぎてる。
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