劇場公開日 2026年1月16日

グッドワンのレビュー・感想・評価

全36件中、1~20件目を表示

3.5年頃の娘とガサツな親父

2026年1月28日
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鑑賞方法:映画館

日本人親子でもありがちな父娘関係だと思った。

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Mr. Planty

3.5怖い映画

2026年1月28日
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鑑賞方法:映画館

ストーリーはシンプルだが、本質を観る事は難しい映画。娘が大人になり、今までうすうす気づき始めた大人だけど人間で馬鹿って事が分かる映画。そして、自分もいずれなるという苛立ち。
何となくモヤモヤする娘が上手く演出されている。最後とカットが印象的。
シンプルだからこそストーリーが持つ深みが伝わる。

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るい

3.0ロケーションで見せる自然の包容力と、女の子の心の機微

2026年1月25日
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鑑賞方法:映画館

17歳の女の子サムは、父親とその友人との3人で山歩きのキャンプにいく。
父親が山好きらしく、サムもそこそこ山歩きはわきまえている。
山歩きと言ってもそこらのハイキングコースの散策ではない。3日間キャンプしながら深い森や岩場を歩くのだ。

サムは父親を嫌いなわけではなさそうだが、喜んでついてきた訳でもなさそうにも見えた。

父親のクリスは、時に友人のマットに対して高圧的だ。
二人は若い頃からの付き合いで、キャンプ仲間でもあったようだが、マットは然程アウトドア慣れしていない。そんなマットをクリスはどこか見下したところがある。
それをサムは感じ取る。
森での最初の夜、たまたま若いキャパーたちと一緒になるが、二人は彼らをそっち退けで自分たちにしか通じない昔ばなしを延々続けたりする。
そこで、キャンプにマットが連れてきた女が一人で帰ってしまったという思い出話になる。二人はその彼女が変わり者だったと言いい、一人でどこに行ったのかその後の行方も知らないと言う。山深いキャンプ地だったとすれば、その女性は無事に帰れたのか心配ではないかと思うのだが、それこそその彼女は二人に辟易として逃げ出したとも思えなくもない。
一見ヤンチャそうで実は聡明なサムは、このときすでに父親たちの思慮の浅さに気づき始めていた。

主人公のサムを演じるリリー・コリアスは本作が初主演とのこと。
監督・脚本のインディア・ドナルドソンは、『カクテル』(’88)や『スピーシーズ』(’95)などの監督ロジャー・ドナルドソンの娘さんで、本作が長編デビュー作とのことだ。

サムが思うこと・感じることは、言葉では語られない。
唯一、父親にあることが「気持ち悪かった」と感情を吐露する場面が終盤にある。それに対する父親の反応が決定打となり、サムはある行動に出て、物語は結末に進む。
あの父親たちの若い日にキャンプから姿を消した女性が、この結末の布石だったのかもしれない。

ハイティーンという年ごろは多感な時期だし、色々と思慮の幅も広がってくる。大人の小ささも見え始める頃だ。
それは、男より女の子のほうが顕著だろうと、男の私は思う。男女の精神年齢の差が大きく開く時期でもある。
50代半ばのクリスとマットは、典型的な“男の子ジジイ”だ。女の子の気持ちなどに理解は及ばない。
結局、サムの最後の行動も彼らには理解できないのだ。かく言う私にも。

この映画はこれといって起承転結がある訳ではないのだが、森林や岩場、渓流や湖など山の深くを俳優たちが歩く姿をロケーションで見せていくところに惹きつけられる。
オープニングに映し出される河原に積まれた石が、終盤に映し出される。そこは三人が辿り着いた岩場の渓流の河原だった。点々といくつも置かれた積石は、誰によるものなのか…。
キャンプの一夜目でサムがインスタントラーメンを作り、三人は美味しいと言って食べるシーンがあるが、すすらずに食べるラーメンはどうも美味しそうに見えないのだが…(笑)

男の子は頭の中に大宇宙が広がっているが、女の子は心の中が深い無限の大宇宙なのだなぁと、この映画で感じた。

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kazz

3.5おっさんホラー映画

2026年1月25日
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鑑賞方法:映画館

生理中の娘とパパがパパの友だちと3人でキャンプに出かける。冒頭から不穏さしか感じない。

パパは真面目で責任感はあるが、堅物で面白いことは言わない。友だちのマットは役者なのか多少は柔らかいみたいだけど、感情的で子どもっぽい。娘の立場からすると楽しいわけがない。だけど、今まで同様、親が望むいい子を演じる。

作り手が、キャンプ夜話のシーンで、これはホラーなんだ、怖い話なんだと出演者に語らせる。

「ブラックボックスダイヤリーズ」でも捜査官Aが発した、無邪気だけど、絶望的な一言。おっさんが娘にかける一言で物語が動く。

離婚というギクシャクした家庭で育った子どもは、反抗期が送れないという示唆がある。親にとって理想の子どもを演じることはできるが、親への反抗心がないから自我が確立しない。

人間にとって一番怖いこと、それは?

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minavo

4.0アップデートされない中年男たち

2026年1月25日
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知的

斬新

ドキドキ

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TT

4.0少女とおっさん

2026年1月24日
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10代後半の少女がトレッキングを通して垣間見る父親を含めた男2人の無邪気さとキモさ。

中高年男の普遍的な言動をさりげない台詞と演出でリアルに見せてくる。オープニングから映像が綺麗だし、Dマッカーシーの演技が素晴らしい。

監督はあのRドナルドソンの娘との事。父はこれを観てどう思うのかしら。

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石岡将

4.026-018

2026年1月22日
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父と娘の心は繋がっているのか❓
大人になる一歩手前の娘サム、
しっかりしてる風の父クリス、
父の友人マット。

大人二人の頼れる姿以上に、
愚かしい姿がはっきり見えているサム。
離婚のこと、
マットと息子の関係のこと、
新しい母親のこと、
大人の誰よりも見抜いているサム。
どっちが子供かわからない。

不完全な姿を楽しめる大人になって欲しい😁

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佐阪航

父娘の物語は容易に夫婦の物語にも変換可能

2026年1月21日
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 「娘さんはいい子ですね」と褒められれば父親は喜ぶが、娘は本当に喜んでいるのかを娘の微妙な表情の変化を見つめて考える物語です。子供なんだからこうして当たり前、特に女の子ならこれが出来て当たり前と思い込んでいる親として男としての抑圧があるのではと静かに問い掛けます。「いい子」とは、そうした押し付けに素直に従っている事の証左に過ぎないのです。

 これは、「仲のいいご夫婦ですね」と言われて能天気に喜んでいる夫に突き付ける刃にもなり得ます。夫(男)としての甘えを妻(女)に押し付けてるだけではないのか。そこまで考えると恐ろしくなって来ます。

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La Strada

4.0世の父親はサムの助言を真摯に受け止めて、、他人の視点に立てるのだろうか

2026年1月21日
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怖い

知的

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Dr.Hawk

4.0嫌気でイジワル、生理中ノ私。

2026年1月20日
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楽しい

癒される

カワイイ

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SAKURAI

3.5「相手の気持ちになってみて」

2026年1月20日
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劇場でトレーラーを観て興味を持ち、米国映画レビューサイトの評価もなかなか良いということで今週の2作品目に選んだ本作。会員サービスデイにヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞です。
さて、本作もまたレビューが難しいタイプの作品。メインはキャンプ中の二泊三日に起こることですが、その前に出発前夜の旅支度シーンと、キャンプ地・キャッツキルを目前にした一泊を含む計五日間であり、全体として情報量の少ない中において、実はこの“前二日間”にこそ隠れた本質が含まれている気がします。ただそれすら、キャンプ中の夜に酒が入ることで吐露される二人の中年男性たちの言動から、遡って解るようなところがあるため、おそらく観直すと更に気づくことも少なくないはずです。
クリス(ジェームズ・レグロス)は娘のサム(リリー・コリアス)を連れ立ちキャンプに同行する旧友マット(ダニー・マッカーシー)とその息子・ディラン(ジュリアン・グレイディ)をピックアップしに訪れますが、何やら二人は揉めていて結局ディランは再び家の中へ。サムは「ディランを説得しようか」と提案しますが、マットは投げやりにそれを打ち消して自分一人乗車し、キャンプは中年男性二人と17歳の少女の三人編成で実施されることに…
トレーラーの印象ではもう少し「オジサンならではの可愛げ」と高を括っていましたが、むしろ二人のオジサンに対して目を覆いたくなるくらいの醜悪さを感じつつ、一方では自分もまた同じオジサンとして襟を正すべき案件だと考えさせらる内容。監督、製作、脚本を務めるインディア・ドナルドソンの女性だからこその“鋭くて的確な一撃”を受けて身が引き締まる思いを感じます。
「相手の気持ちになってみて」
キャンプ地に向かう車中、自身の離婚について語るマットに対し、適当な受け答えしか返せないクリス。元妻や息子との関係のギクシャクについてどうすべきだったのかと吐露する彼に、サムはマットへ思いやりを込めて「相手の気持ちになってみて」と助言します。
万全とは言えない体調にもかかわらず二人のオジサンに付き合い、前泊のホテルはケチってダブルの部屋一つだけでしかもベッドは譲られず、キャンプが始まれば一泊目から男性だけの別のパーティーとの合流、そして、他人の話を広げずに自分らのことばかり喋る二人。。。それでも苦笑しつつ何とか遣り過ごしていたのに、、、
自分のことについては過剰なほど感傷的なのに、他者に対するデリカシーは全くと言っていいほど持ち合わせず、それでも理解を示してくれる相手に甘え、そしてそのことに無自覚という性質の悪さ。まぁ本当にがっかりすることオンパレードなオジサンたちを見ながら、振り返って自分を見つめ直す必要も同時に感じる“反面教師”な題材。特に中年以上の男性諸君、目を逸らさずに鑑賞し、そして自分を見つめ直しましょう。

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TWDera

3.0寝ちゃったので☆+1

2026年1月19日
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気色悪いって思った割には優しい対応なんじゃない?
良い子じゃん。

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みのまる

3.5♂♂(♂)×♀

2026年1月19日
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flushingmainst

3.5きみはいい子

2026年1月19日
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ミツバチば~や

3.0看板に偽り:キモいオッサンに愛想尽かして「いい子」をやめる話

2026年1月18日
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島田庵

4.0大人の都合や矛盾を静かな森の中で描く

2026年1月18日
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泣ける

アメリカの森の中を大人2人と少女1人で歩いて行くロードムービー的な映画でした。驚くような景色を見せるのではなく自然を自然らしく撮っていって森の中のありきたりな風景はどこか日本人が感じる自然と似たものに思えました。この物語を考えるのにはちょうどよい自然の目立ち度と時間の流れになっていました。
主人公のサムは大学に入学する直前の多感な年ごろで、大人2人は離婚していて人間関係の中でもっとも密といってもいい「夫婦」関係を築くはずが破綻していて、大人の矛盾やわがままさ、傲慢さなど持っていてサムは言葉に明確に出ないけど本能的にそれを感じてる様がうまく表現されていると思いました。
大人の事情に子供は巻き込まれ傷つきます。それを子度は避けることができないんです。子供の目線を大切にすることが大人の義務であり子供への愛ではないかと思いました。
石をリュックに詰めたり、一人で戻ってしまったり、大人への抵抗がかわいらしかったです。自然の中に長い時間身を置いて世俗の情報を遮断していくと見えてくるものがあるんじゃないかと、森の中歩いてみたいと思いました。

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むっ、むいちろう

4.5山登るだけの映画なのにマチズモのオンパレード

2026年1月18日
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明らかに低予算映画で、金のかかっていそうな場面は一切出てこない。
一見すると、男女3人がリアルに山登りとキャンプをしているだけの動画にも見える。
だが、この映画はとにかく「会話劇」が凄まじい。

「50代の男二人と、17歳の少女でキャンプ」というシチュエーション自体は珍しいかもしれないが、そこで交わされる会話の数々は、世界中の至る所に転がっている「辟易するようなやり取り」の連続に感じた。

しかも会話が非常に多層的で、口にしている言葉と感情が必ずしも一致していない。
本作は、主人公である17歳の少女サムの顔のアップがやたらと多い。
観客に対し、作り手が「この子が会話の裏で、本当はどんな気持ちなのかをちゃんと考えながら観ろ」と突きつけているような気がした。
世界中で起きているものの、見過ごされがちな問題を巧みに描いており、考えさせられる場面が非常に多かった。

冒頭、サムが家でキャンプの準備をするシーンがある。
家族に説明する内容がそのまま「キャンプの豆知識」になっており、その後の展開を理解する助けになっている。

劇中でサムがタンポンを付ける場面が何度か出てくる。
女性監督でないとこういうシーンを撮るのが難しそう。
自分は男なので、初見ではその意図を測りかねたが、鑑賞後にPodcastでこの映画についての話を聴いて腑に落ちた。
彼女が生理中であることを示しており、本来ならキャンプどころではない体調なのに、それでも父親に同行するほど彼女が「グッドワン(=良い子)」であることを示していた。

サムの父親クリスとその友人マットは、絵に描いたようなマチズモの塊。
本作は、二人が至る所で無意識に振りまくマチズモ的振る舞いを、観客が延々と見せつけられる作りになっている。

キャンプに向かう車中でマットがサムに悪ふざけ。
サムは角が立たないよう「やめてよ」と穏やかに注意する。
マットは一瞬止めるものの、すぐにまた悪ふざけを繰り返す。
相手が事を荒立てないように配慮して注意しているのに、男側はしつこく繰り返す。
この「嫌な感じ」は、実生活でも何度も目にしたことがある気がした。

車中の会話から、彼らの女性軽視が滲み出ている。
「こういう女はこうに決まっている」といった決めつけばかり。

本作は、最初に映画の結論めいたものが出てくる。
車中でマットがサムに「周りの人間が俺にキレてばかりなんだが、どうすればいいと思う?」と尋ねる。
それに対するサムの答えは「相手の気持ちを考えなよ」というものだった。
この一言こそ、本作が最も伝えたかったメッセージな気がした。

登山の道中、サムは父の友人である中年男のマットからひたすら質問攻めに合う。
17歳の少女が、さほど仲良くもない50過ぎのおじさんから受ける質問攻め。
個人的にはなかなかの地獄に見えた。

登山やキャンプの描写自体は非常にレベルが高いのだが、観ていて「キャンプっていいな」とは微塵も思えなかった。
良いと思えたのは、途中で一瞬映る美しい景色くらい。

主人公たちがテントを設営していると、別のキャンパー若者男3人組と遭遇する。
若者たちが協力して食事を作るのに対し、主人公チームはサムだけが料理をし、おじさん二人は椅子に座って談笑。
片付けもサムが一人で行う。
女性だけが家事。
日本でもよく見かける光景で、反吐が出る。

その後、主人公たちと若者キャンパーたちでトランプをすることになるが、おじさん二人が独壇場で喋り続け、若者たちは聞き役に徹する。
若者が口を開こうとしても、おじさんたちはすぐに自分の話に引き戻してしまう。
サムは「聞き上手」を演じ、若者たちと目が合った時に苦笑いを浮かべる。
この光景も日常生活の中で身に覚えがありすぎて、逆に笑ってしまった。
サムは常に相手を優先して行動しているが、父親たちはどこまでも自分たちを優先していることがよくわかる。

物語が進むにつれ、同じ中年男でも、クリスは出木杉くん、マットはのび太のようなタイプだと分かってくる。
最初はマットを事務的にあしらっていたサムだが、彼がドジを連発して父親から愛想を尽かされるのを見て、同情心から親身に接するようになる。
しかし、結果的にはこの優しさが裏目に出る展開になっていく。
本当に、男という生き物は…。

マットのセリフの字幕で、本来なら「妻」と訳すべきところで「嫁」という言葉が使われている場面があった。
日本だと妻のことを嫁と呼ぶ男はいるが、アメリカにそのいうのはないと思うので、あえてマットが使いそうな言葉として翻訳者が選んだことになる。
「妻を嫁と呼ぶような男は酷い」という、翻訳者からの痛烈なメッセージを感じた。

中盤までは「まあまあ面白いな」程度で観ていたが、2日目の夜の場面で「この映画は凄い」と確信。

サム、クリス、マットが焚き火を囲んでの談笑中、父親たちがそれぞれの離婚話を始め、悲壮感が漂い出す。
そこで落ち込むマットに対し、サムが放った言葉が素晴らしい金言だった。
本作ではサムが素晴らしい台詞を言う場面が何度もあるが、おそらく監督自身の考えが彼女の言葉に投影されているのだろう。
パートナーとうまくいっていない男は、全員この台詞を参考にするべき。

しかし、父親のクリスが悪酔いして先にテントへ引っ込んでから、空気は一変する。
サムとマットの関係は、先ほどまでの「父の友人と娘」から、ただの「男と女」に変わってしまう。
なんとか会話を続けようとする二人だが、ここでマットが、友人の娘に対して絶対に言ってはいけない一言を放つ。
そこで会話は完全に終了する。

性犯罪のニュースなどを見るたび「自分の部屋を一歩出たら性欲を見せるな」といつも思う。

翌日、下山する3人の様子が描かれるが、会話シーンは一切なくなる。
しかし、3人の関係が激変したことは画面から痛いほど伝わってくる。

その後、サムは昨夜の出来事をクリスに報告しようとする。
「それを言ったら取り返しがつかないことになるが、マットが悪いのだから仕方ない」と思って観ていたが、報告を受けたクリスのリアクションは予想外だった。
娘の心の傷よりも、男同士の友情を優先する父親。
女性が男から性的な目で見られた時の恐怖や嫌悪感と、男側が女性を性的な目で見る時の感覚には、絶望的なまでの隔たりがあると、この場面を観て思い知らされた。

その後のサムの行動には、「いいぞ、もっとやれ」と応援したくなった。
取り返しのつかない一歩手前で踏みとどまるところに、彼女の「グッドワン」を感じ、ますます彼女のことが好きになった。

クリスは何故娘がここまで怒っているのか理解できない様子だが、観客にはその理由が痛いほどわかっている。
ここで、前半の車中で放たれた言葉が重く効いてくる。

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おきらく

3.5リリー・コリンズ?

2026年1月18日
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リリー・コリアスちゃんでした。ずっと間違って見てました…まあ歳も顔も違いますね。「良い娘」って言う意味がタイトルから読み取れればもっと深く観られたです。我が娘も「お利口さん」なので「おじさん」側は大変居住まいが悪いです。

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michi

2.5空気は読むもの

2026年1月18日
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悲しい

単純

難しい

父クリスとその友人マットと2泊3日のトレッキング&キャンプに手掛けた大学入学前の娘サムの話。

もともとはマットの息子ディランも行く予定らしかったけれど、迎えに行ったら揉めていて、マットだけ拾って出掛けることになって行く。

とりあえず目的地近くのホテルで1泊となるけれど、4人でここに泊まる気だった?なんて小さな引っ掛かりが…。

そして翌日から、仕切り屋気質だけど配慮の足りない父親と、デリカシーのないマットと共にリュックを背負って森の中へとなって行く。

とりあえず、クリスもマットも色々配慮が足りず、小さな嫌悪や引っ掛かりが募って行くのはわかるけれど、もともとのクリスとの関係も、マットとの距離感も、サム自体の性格も、全然わからないから蓄積具合いを判断するのがちょっと難しい。

映画の展開としても、自然の美しくさと会話をみせることの繰り返しになってしまうので単調気味だし…。

言いたいことはわかるし、つまらなくはなかったけれど、ちょっと自分には物足りなかったかな。

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Bacchus

2.0何を見せたかったのだろう。

2026年1月18日
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レビュー評価もまあまあでしたし、予告編の自然の風景と父親と友人の姿をみて心温まるストーリーかと思い鑑賞。
父親と年頃の自分の娘、そして古くからの友人と3人でのテント旅行で気ままな雰囲気で始まります。
しかし、ある夜、人間関係の寂しさのあまりに娘につぶやいた友人の何気ない一言が娘の気持ちを一変させます。
大人になり切れてない娘にとって衝撃な言葉だったのは理解できますが、ラストまで微妙な空気を漂わせたまま映画は終了。親子の絆はその後どうなったのかが気になったのが残念でした。
自然風景は綺麗で旅のリアル感と微妙な空気感は伝わりましたがおススメ度は低いです。

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