「やっぱりキングはいる 世界とハリウッドを救った男」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりキングはいる 世界とハリウッドを救った男
ハリウッド映画が衰退したといわれて久しい。理由はネタや企画のマンネリ化、過剰なCGへの飽きなどいくつもあるようですが、スターの不在も間違いなく大きな理由の一つでしょう。
かつてどの時代にもハリウッドスターはいました。でも00年代以降は絶滅危惧種に。勿論ブラピやディカプリオはいますが、彼らのスター性よりも作品の出来に、興行は左右されてしまいます。
そんな中、世界中で「ハリウッドスターは?」と問うたら、真っ先に出てくるのはトム・クルーズの名前でしょう。トムはハリウッドスターの座を30年以上ひとりで張ってきたと言っても過言ではないと思います。30年以上第一線を走り続け、ノースタントでアクションをこなす、こんなスターは後にも先にもいません。まさに彼はゲーブルを超えるハリウッドのキングなのです。まあキングというよりも永遠のプリンスですが。
私がトムを最初に観たのは、83年製作の「アウトサイダー」。この時はまだマット・ディロンやロブ・ロウの陰に隠れていましたが、すぐに周回遅れの差をつけて抜き去っていきました。以来常に全力で取り組む姿勢に魅了され続けてきました。「7月4日に生まれて」「EWS」「コラテラル」「ナイト&デイ」「マーヴェリック」あと「マグノリア」などなど枚挙にいとまなしです。
ディスレクシアとかサイエントロジーとかどうでもいいんです。映画界にこんなに貢献しているんですから。今回のアカデミー名誉賞授与も誰もが納得です。
そんなトムはこう言っています。「僕は止まらない」「映画製作そのものが大好き」「100歳代まで作り続ける」
既に「トップガン3」と「デイズ・オブ・サンダー2」の企画はスタートしているようですし、ブラピは「飛行機からぶら下がったりしなければ共演OK」と言い、キアヌも「ジョン・ウィック9ぐらいならいいよ」とコメントしています。女優陣もトムが声かけたら元妻ニコールや元カノ ペネロペも共演してくれるでしょう。それともやっぱり若いアナ・デ・アルマスがいいのかな。
人生100年時代をトムと共に。これで私も生きる希望が湧いて参りました。まだまだ映画館通いを全力で続けねば。
あ、「ファイナル・レコニング」でしたね。でも900件超の皆様のレビューでもうお腹いっぱいです。
sugar breadさん
共感ありがとうございます。おっしゃること同感です。ハリウッド映画の衰退、感じます。私が大学生時代の興行ランキングと、今のランキング見ても明らかです。トム・クルーズは洋画のアイコンとなっていますね。ブラピやレオもスターであるのは間違いないし、好きな俳優です。
配信プラットフォームの興隆、次世代スターの不在、映画館で映画を観る行動そのものがハードル高くなっている感じがします。邦画とアニメ強いですね🙂
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