「いやお前が言うんかいッ!!」異端者の家 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
いやお前が言うんかいッ!!
布教活動の為にある家を訪れた2人の若いシスターだっだが、そこに住むヤバいおじさんに閉じ込められ…この家からの脱出を目指す物語。
…と言っても、想像していた脱出ゲーム的な話では無く、個々人の宗教観を交えたサイコオジサンと対峙するのがメインですね。
まず…初っ端から2人のお下品な会話。。
そうですよね、信仰心があるからと言っても人それぞれだし…これもワタクシの偏見ですよね。
小難しい宗教の歴史話とかも少々絡めてくるので、学の薄いワタクシには追いつけない部分も多々あれど、とにかく降りかかる不気味な災難の連続に背筋は凍るは手に汗握るはでハラハラしっぱなし!
協力し合わなきゃなのに微妙に方針の違う2人の言動にもソワソワさせられます。
数々の伏線や、アレレ?…と思った細かい変化もしっかり回収してくれるし、次々放たれるリード氏の言葉に観ているこちら自身も疑心暗鬼に…うん、こりゃワタクシも支配されかかってますな。
んで、ちょっと気になったのが割と序盤、「玄関が開かなかったので」…って言っちゃったら、出ようとしたことバレちゃわない?…まぁリード氏からすりゃそんな事織り込み済みだろうから特に影響はないか。
そしてそして!メインキャストのお二人、とても眼福でしたねッ!!
"信仰の扉"と"不信仰の扉"…どちらを選ぶことも難しいが、バーンズちゃんとパクストンちゃん、この2人のどちらかなんてもっと選べないよッ!!
…とにかく、終始のめり込まされる不気味でヒリヒリのホラーサスペンスといった感じでとても面白かった。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。