「言語のニュアンスを忠実に知りたい作品」異端者の家 フクメンさんの映画レビュー(感想・評価)
言語のニュアンスを忠実に知りたい作品
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まず宗教モノということで、その手の基礎知識が薄い日本人との親和性はあまり高くない作品だが、多少の知識があったので一応ついていけた(まぁうっすい知識だけど)
そのうえで、大前提として男がたどり着いた結論がいまいち明確な答えになってないのが気にかかるところ。基本的に神なんてものは存在しないし、宗教なんて所詮人心を掌握・支配するためのものに過ぎないってことではあるんだろう。言わば男との宗教レスバに負けた女達が地下に閉じ込められていたということで、生殺与奪の権を握られていたから素直に言うことを聞くしか無かったと言うことなのだろうか。とにかくヒュー・グラントが強烈な圧をかけてくる議論パートが重苦しくて息苦しくて大変。
地下室の噴霧器から放出されていたものは何だったのかもよく分からない。大変おもろかったが、消化不良な部分も少なからずあったという作品でした。
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