「雨と音とヒューグラントと」異端者の家 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
雨と音とヒューグラントと
家に誘い込むのに、「雨」というのは古典的な手法。「ムカデ人間」そうだったよね。
それに、自転車とか時計の音を意味ありげに響かしているのも導入としてはいいね。
個人的には冒頭の2人の無駄話が好みだなあ。タランティーノっぽくて。ヒューグラントの語りも意味があるようでなさそうで、でもなんか説得力あってよかった。
あのラブコメの帝王がねえ!あのキャスティングはほんとお見事!そしてその期待にしっかり応えるヒューグラントもお見事!
今回はパンフ購入しましたよ!しかーし、★は4.5なぜ、0.5下げたのか。
やはり、ラストだよねぇ。死んだと思ったシスターBが釘角材でぶんなぐるの、意味あった?あのままでもリード氏はアウトだったはず。なんだかんだで全員死亡がよかったのになあ。ファイナルガールとなるシスターPも途中から聡明な人にキャラ変しちゃうし、そこが弱くなってた。それに、「支配」というのなら、リード氏はシスターを絶対に傷つけないでほしかった。中盤までは、全く傷つけず不安で縛っていく流れがよかったのに。カッターで切り付けていくのは、普通の殺人者だよね。
あと、2人を探しにくる同僚の男の存在感が皆無。あれなら名無しの郵便屋でもよかった。あそこら辺もやるならもっと絡ませないと。
家の仕掛けも改めて考えると全然脱出不可能じゃないしね。キャスティングと作品コンセプトはよかったけど、
やっぱ、ラストがなあ
A24にしてはラストが、、、、でもパンフは買いたくなった!
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