「宗教の本質を問う異端者」異端者の家 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教の本質を問う異端者
冒頭の
シスター・バーンズ(ソフィー・サッチャー)と
シスター・パクストン(クロエ・イースト)の会話や異端者の家に向かうまでの道中で
二人のキャラクターを印象づけているのが、後半実に効いてくる。
そして、異端者ミスター・リードの家が教会っぽいのも効いてくる。
ミスター・リードに宗教の本質を問うような議論をふっかけられ、
両シスターの信仰をゆらがせつつ、家の中で仕掛けをつかいながら、どんどん追い込んでいく。
この辺りからホラー要素を交えつつ、リードの歪な宗教観を具現化した
囚われの女性たちが登場し、実に陰鬱な気持ちになった。
一方、シスターたちも負けてはいない。
バーンズは強く凛とした佇まいでリードと対峙、パクストンの支えにもなっているが
後半よもや殺されるとは思わなかった。
パクストンは弱々しい印象だった前半とはうって変わって、バーンズが死んでから覚醒!
特にメガネをとってからは、どんどん逞しくなっていくパクストンに惚れた。
リードとのラストバトルも秀逸&まさかのバーンズが一瞬蘇生するのも予想していなかったが、
伏線回収をちゃんとしていてスッキリした。
が、教会から二人を探しにきた神父?は、かなり肩透かし。大空振りだった(笑)
すごく思わせぶりなまま、大空振り三球三振的な?すごい脱力感。
でも、それ以外は面白いからOK。
リードを演じたヒュー・グラントの
優しくも不穏で不気味で冷酷なサイコキラー演技がすごい。不気味すぎて怖すぎる。
顔の皺が余計にリードを怖くしていると感じた。
バーンズを演じたソフィー・サッチャーの凛々しい演技も良かったし、
何よりパクストンを演じたクロエ・イーストの徐々に強く変化していく様を演技で
見事に体現していたのが私にはもっとも刺さった。すごい。素晴らしい!!
ラストショットのパクストンも神々しくて魅入ってしまう終わり方で大満足。
宗教とは何ぞや?というのも大いに考えさせられ、ただのスリラー作品ではないなと感じた。
パンフレットを買った(A24のビニールバッグ付でお得な気分に!)ので
じっくり余韻に浸ろうと思う。
本日レイトショーで鑑賞したが、品の良さそうなおばさま5人組が、鑑賞後にめっちゃ怖かった〜と
感想を言い合っていたのが微笑ましかった☺️
こんばんは〜。
けっこう怖かったですよ
あの教団の探しに来る人は、どつかで見た事があると、上映中ずっと思っていました
絶対、2人を助けると思いましたが、肩透かしでしたね😁
メガネ👓女性の方ですね。トーマソン・マッケンジーさん 検索で🔍確認しました 確かに。
【ただし 素顔の 巨大な喉仏ノドボトケは除きます。】勉強になります📚ありがとうございました。
返信お気遣いありがとうございます😊確かに こちらが尋問されてる気分でした。同化し過ぎて
早く お姉さん方 ヒューさんのこのおっさん 早く 八つ・きにしてくれよ💢とイライラしたのも事実・・笑
有料パンフは良かったですね.見開き的な。 ありがとうございました♪😊😊



