「確かにそこにいた」HERE 時を越えて ワーカホリックさんの映画レビュー(感想・評価)
確かにそこにいた
予備知識ゼロで鑑賞したため、「こういう感じで進むのね」と納得してからは没入できた。画面の中に額、というかフレームが複数存在してそれぞれ時代を行き来する。が、場面は定点で変わらない。映画は時間の流れを見つめるもので、鑑賞する側はそれに抗えない。たとえ時間が逆行するストーリーであっても観ている側はその逆行には抗えない。流れ続ける時間と、変わらない空間をただ私たちは見つめることしか出来ない。残るのは僕たちはここにいたんだよ、という思い出だけ。
ちなみに映画観には私1人でした。
最後は泣きました。
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