劇場公開日 2025年4月4日

「確かにそこにいた」HERE 時を越えて ワーカホリックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0確かにそこにいた

2025年4月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

予備知識ゼロで鑑賞したため、「こういう感じで進むのね」と納得してからは没入できた。画面の中に額、というかフレームが複数存在してそれぞれ時代を行き来する。が、場面は定点で変わらない。映画は時間の流れを見つめるもので、鑑賞する側はそれに抗えない。たとえ時間が逆行するストーリーであっても観ている側はその逆行には抗えない。流れ続ける時間と、変わらない空間をただ私たちは見つめることしか出来ない。残るのは僕たちはここにいたんだよ、という思い出だけ。

ちなみに映画観には私1人でした。
最後は泣きました。

ワーカホリック