「映画なのにまるで写真をながめているような」HERE 時を越えて てつさんの映画レビュー(感想・評価)
映画なのにまるで写真をながめているような
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時代を超えてある地点で営まれる人間の様子をただただ写し出した物語。
そこには多様な家族の形があって、それぞれに価値観やドラマがあった。
映画を観ているのにどうしてだろう。写真を眺めている感覚に陥るところがある。
それは"確かにここにいた"という記憶だろうか。
色んな苦悩や喜びを経て、人生の終盤になって思い出すのが娘のリボンを見つけて家族で笑い合った思い出であった時はさすがに涙なしでは観れなかった。
素晴らしい映画だった。
久しぶりに文句なしの名作に出会えてよかった。
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