「技術的冒険作」HERE 時を越えて　タカシさんの映画レビュー（感想・評価）

冒険や前衛などを技術面で発揮していて今年一番の前衛作かもしれない。ワンカットから窓枠で時間をつなげていく。いちいちエピソードが短い。一般受けするタイプでもないし、アートシアターで愛されるタイプでもない。そんな挑戦がグッド。場所に着目するのはスローシネマ系統ともちょっとだけ共振するかもしれないが、党派的に評価されないかもしれない。なのに年寄り向けのストーリーなのでいよいよ評価する人がいない。