劇場公開日 2025年2月7日

「限り無い絶望感」ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女 zep1957さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0限り無い絶望感

2025年3月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

この種のテーマは数限り無い。
少なくともナチスが免罪される理由は見あたらない。人間の尊厳を主体性に還元する事も不条理な話だ。ただ私たちはそこから無責任でいる事は出来ないのだ。
ヒロインの演技は抑制されていて良い。
言うまでもないが、設定から来るキャラクターを彼女に貼り付けないで欲しい。
ドイツ映画のリアリズムが感じられる作品だと思う。

zep1957