「生きるか死ぬか」ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女 Kさんの映画レビュー(感想・評価)
生きるか死ぬか
被害者であると同時に加害者でもあるステラ。
アメリカでジャズシンガーを夢見るも
時代がそうはさせない。
生き延びるためには究極の選択を
しなければならない現実。
波瀾万丈、濃密な121分でした。
主演のパウラ・ベーアさんの
熱量ある演技に釘付け。
覚悟を決め、着飾りながら街中を歩く姿は
罪悪感と悲しみが見え隠れしていました。
「戦場のピアニスト」でもそうですが、
列車のシーンは悲しみを誘います。
ラストも衝撃的…!
メッセージを受け取れた実話ベースの作品。
「君たちに過去の責任はないが、繰り返させない責任はある。」
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