「ミステリーかと思いきや!?」オークション 盗まれたエゴン・シーレ ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ミステリーかと思いきや!?
全然違いました。ミステリーじゃなかった・・・
主人公マッソンがエゴン・シーレ作の絵画の発見を通じて
様々な人と関わる・・・だけの(笑)人間ドラマ。
いやぁ、タイトルを見て勝手にミステリーだろうなんて思っちゃった自分がよくないのですが
そういう期待をして観ちゃったものだから、とても落胆しちゃったのですよねー。
マッソンのとある数日間という感じなんですよね。
このマッソン、車はアストン・マーティンだし、高級時計もいろどりみどりで持っているし
いい感じの家に住んでいて、なんかいけすかないのですよ。だからちっとも共感も感情移入もできないまま
すごく俯瞰して観て、う〜んって感じでした。
エゴン・シーレの絵が見つかったマルタンという若者の家。
どうやらシングルマザーに育てられている感じ。
マルタンの友達がちょっとワルな風に描かれていて、マルタンの家にも度々遊びにきているので、
この友達がなんか事件を起こしちゃうんじゃないかっていう期待をしていたら
全く何も起きない!友達いいやつ!!以上、なんですよねー。
というわけで、絵画に造詣がない私には面白さがわからなかった・・・です。
ただ、たまにはこういう自分にあわない映画を観ると、本当に面白い作品に出会ったときに
猛烈に感動できるので、やっぱり本数をたくさん観ることって意味があるなぁと
あらためて感じましたね。
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