「Puppet」ストップモーション uzさんの映画レビュー(感想・評価)
Puppet
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個人的にはまったく理解できなかった。
実母から「操り人形」と呼ばれこき使われる主人公。
そのストレスが臨界に達しようというタイミングで、突然の停電からの母の昏睡。
ここを不思議要素にする意図がよく分からないが、これもエラが何かしたということ?
その後は謎の少女と出会い、何故か言いなりに。
自分で創作出来ないというから物語を取り入れるのは分かるが、あまりに隷属的過ぎないか。
髪型や雰囲気がどことなく似ているし、エラの深層心理?
その後はエラが反発する→少女が機嫌を損ねる→やっぱり従うの繰り返し。
徐々に悪夢や幻覚を見るようになるが、途中でクスリ出したらそのせいになってしまうじゃないか。
…と思ったらやってない?え、どっち??
作品パクられたり母が亡くなったりとかもあるけど、あんまり効いてないような。
不敵な存在のままでいればいいのに、クライマックスで少女が急に「こんなハズじゃない」とか言い出す。
しかし最終的にはまた何事もなかったのように“作品”を気に入ったとか言ってくるが…
なんで一瞬だけキャラブレさせたんだ。
ストップモーションを取り入れたというだけで、内容的にはよくある感じでしかない。
それでいて脚本に面白味も整合性もないのだから、終始退屈でした。
せっかくの美人さんなのに、濡れ場もひたすら背中のアップだけなので、本当に見所が分からない…
冒頭の光の明滅で豹変する顔の表現はよかった。
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