「UN BONJOUR」奇麗な、悪 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
UN BONJOUR
閉院した精神科医院で、自身の過去を語る女の話。
まるで目の前に医者がいるかの様に、放火したことの言い訳や娼婦だったこと、男との過去や娘のことをひたすら語っていく。
原作は未読「火 Hee」は観賞済で観たけれど、今作も桃井かおりは絡んでいるんですね。
「火 Hee」は桃井かおりが凄くて、「桃井かおり」っぽさや強さ以外の印象が入って来ない感じだったけれど、今作は人間味というか、哀れさとか虚無感みたいなものが感じられたかな。
ただ、それが面白いかは別の話しだったし、哀しさを表現したかったのかどうかはわからないけれど。
あっ、あと口笛の曲が耳に残った。
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