奇麗な、悪のレビュー・感想・評価
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瀧内公美さん、良いですね(^-^)
瀧内公美さん目的で見に行きました。
今年に入って、『敵』で気になる女優さんになって、『レイブンズ』を先週見て、『奇麗な、悪』の予告を見て見に行こうと決めていた。。
解釈が難しい映画でしたね。
出てくるのは瀧内公美、一人だけ。
一人芝居です。
かなりチャレンジングな内容の映画でした。
罪の告白というのか、独白、激白する形で話は進む。
ただ、一応、見えない精神科医がいる体で、瀧内公美が一人で話し続ける。
これは妄想なのか、どういった設定なのかは分からない。
長回しのカットが多く、瀧内公美の話だけで映画は進む。
ワンカットでは無かった。
気になった点がひとつ。
カットが切り替わると髪を束ねた彼女と、髪を下した彼女が切り替わりで繋がらない所が何度かあった。
編集ミスにしてはお粗末すぎる。
あえてなのかとも考えたけど、理由は分からず。。
スクリプターさんがいなかったのかな。。
幼少期の告白から始まり、結婚、そして...
結婚後の展開がイマイチだったかな。。
もっと、告白内容を工夫しないと、瀧内公美の魅力だけでは厳しく感じた。
脚本がイマイチなんでしょう。
エンドロールの最後に脚本・監督、奥山和由。
久しぶりに見る名前。
松竹でプロデューサーをしていた頃はよくテレビに出ていたんですけどね。
最近は特に話題作に関わっていなかったと思う。
同じ脚本で役者と演出が変わったらと頭の中で考えてみた。
長澤まさみ、吉高由里子、倉科カナあたりで撮ってたら、どうなっていたでしょうね。
ただ、今回の瀧内公美さんはとても頑張っていたし、魅力的でした。
ことしは大活躍の予感。
そろそろお開き
瀧内公美を堪能する作品
たちまちシャッター、ガラガラ
最後まで全く飽きさせない演技力と魅力は凄い
76分の短い映画だけれど、出演者は瀧内公美さんだけの一人芝居。
3分から7分位の長回しでの撮影がほとんど。もしかしたらアドリブも少し入ってあるのかな。
全編で瀧内公美さんが映らないシーンは5分無いのでは。
最後まで全く飽きさせない演技力と魅力は、凄いと思った。
瀧内公美さん贔屓の人間としては、幸せな76分でした。
あ、ごめんなさい、少しうとうとしてました
私のような凡人には難しいわぁ、。
挑戦的な特殊な映画
瀧内公美!
口笛
Audibleで聴こう。
瀧内公美の台詞の抑揚やちょっとした仕草の表現が見事。
先日鑑賞した『敵』とはまったく別種の(エロスではない)色気を見せ、声色の使い方も素晴らしい。
自分が感じた本作の魅力は、それだけ。
独白シーンをワンカットで撮るとか、館の中だけで完結してればまだマシだった。
中途半端な長回しを継ぎ接ぎし、屋外を歩く場面や微妙な演出を挟んだことで尖った作品にもなりきれていない。
髪の留め解きがカットで繋がってない意図も不明。
過去のカウンセリングの再現のように女が生涯を語るが、惹きつけられる内容でもない。
登場人物をTだのSだのにしてるせいかイメージも湧きづらく、ひたすら退屈で眠気を誘う時間が続いた。
終盤に「全部ウソ」とか言われても「え、どっち!?」ともならず、もはやどうでもいい。
普段は苛立つ観客のイビキも、今回ばかりは同情と共感が勝った。
もっと大仰な台詞回しや身振りをつけて、舞台でやった方がまだ映えるのでは。
中身はオーディオドラマで十分な話だし。
いや、むしろ音声だけの方が、集中できたしイマジネーションを刺激されたかもしれない。
瀧内公美を見せたいにしても、もっと凄味が伝わる演出があったのでは。
「実験的作品」というのは便利な言葉だが、せめて興味を惹く段階まで進めてから公開してほしい。
実験の実験を観させられるのは、正直苦行です。
困った。
新しい感覚に誘われて想像を掻き立てられる作品‼️
真打ちにたりえず
奇麗な、悪
一人芝居と知り思わず鑑賞してしまった。
もう40年以上も前になるかな、坂本長利の一人芝居を目の前で鑑賞して以来、朗読や落語などの話芸が好きだ。
そんな伝統芸のある世界からすれば、今回のチャレンジは素晴らしい。
是非、一人映画と言うジャンルを完成しもらいたい。
(o^^o)
奇麗な、悪
映画プロデューサーの奥山和由が約30年ぶりに劇映画のメガホンをとり、2016年にも「火 Hee」のタイトルで映画化された中村文則の短編小説「火」を原作に撮りあげた実験的な自主映画。
街の人混みのなかを、まるで糸の切れた風船のように危うげに歩くひとりの女。
やがて古びた洋館にたどり着いた彼女は、そこが以前に何回か診てもらったことのある精神科医院であることを思い出す。
ひと気のない洋館の中に吸い込まれるように足を踏み入れ、以前と同じように患者用のリクライニングチェアに身を横たえた女は、自身の悲惨な人生について語りはじめる。
「由宇子の天秤」「火口のふたり」の瀧内公美が主演を務め、1時間以上におよぶワンカット撮影で圧巻のひとり芝居を披露。
全編を彩るピエロの口笛のメロディは、芸術文化功労賞受賞者で国際口笛大会優勝経験を持つ加藤万里奈が担当。
奇麗な、悪
劇場公開日:2025年2月21日 76分
芝居という表現の凄まじさThe Fierce Power of Theatrical Expression
個人的には主演の瀧内公美さんは、
ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」での女優役で
初めて知った。
しかもNetflixで見たので、
世間よりもずいぶん後だ。
ずいぶん綺麗な人だなと思って
調べてみたら、
話題になって、自分が観に行けなかった映画に
出ていたことがわかった。
すごい女優さんなんだろうなと思っていたが、
そんな自分の小さな想像は遥かに越えていた。
一人芝居の映画というのは
わかって観に行ったけれど、
中盤以降、登場していないはずの人物の造形が
目の前に浮かんでくるほどに
その表現に圧倒された。
ここ最近の、日本の演技技術って
めちゃくちゃ上がっているように感じていて、
それを証明する作品だと思う。
映画館の大きな画面で見て欲しい作品。
Personally, I first learned about lead actress Kumi Takiuchi through her role as an actress character in the drama “My Dear Exes” (Omameda Towako and Her Three Ex-Husbands).
And even that was through Netflix, so I discovered her much later than most people.
I remember thinking how beautiful she was, and when I looked her up, I found out she had appeared in a film that had become a hot topic—one I had missed seeing in theaters.
I figured she must be an amazing actress, but that small assumption of mine was utterly blown away.
I went into the film knowing it was a one-woman show, but by the second half, the presence of characters who weren’t even on screen felt so vivid, I could almost see them in front of me.
That’s how overwhelming her performance was.
Lately, I feel like Japanese acting has dramatically leveled up, and this film is clear proof of that.
It’s a work that absolutely deserves to be seen on the big screen.
脳みそが痺れています
大好きな女優の瀧内公美さん主演なので観ました。
不思議な映画でした。瀧内さんが演じていなければ、寝ているところでした。
主人公が語る物語は、事実なのか?空想の話なのか?
精神科クリニックが舞台ですが、そもそも、病気だったのか?もう、完治して病気のときの話をしているのか?話の相手の医師はどこにいるのか?やっぱり病気なのか?謎が謎のまま、医師が亡くなっていること以外明らかにならない。脳みそが痺れて、口笛のメロディだけが頭の中でグルグル今も回っています。
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