「退屈なタランティーノ」おんどりの鳴く前に 水饅頭こわいさんの映画レビュー(感想・評価)
退屈なタランティーノ
夜勤明けでの観賞もあって、一瞬寝落ちしてしまいました
それも他殺死体の発見あたりで
焦ったがしかし眠気は治らない
オープニングから1時間近くもルーマニアの田舎の村で働く覇気の無い中年男の警察官の村の権力者に忖度した日常が続くだけ、新人警察官にもあまり仕事を教えると言うよりは村の仕来りを語るだけなのでそりゃ眠くなるよ
ダラダラとした無風状態で生暖かく眠気との戦いでした
若い部下が襲われた辺りから彼の目が覚め始めたと同時に私の眠気もおさまる
それまで村の権力者の言いなりなへタレな中年警察官がヤル気を出し始めることで自分も脱皮しようとする
緊張感のある銃撃戦はショボいがリアル
主要国では無い国の映画の作り方はその場の流れを重要視してる気がする
リアル過ぎて隙があり、穴だらけだが噛み締めれば味が出る類いのモノかも
頻繁にほっつき歩くおんどりが特に意味はないが妙に重要に思う
タランティーノは言い過ぎ
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