「ジェネリック映画」九龍ジェネリックロマンス またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェネリック映画
原作もアニメも観てません。香港6年大陸5年台湾は一週間。そもそも広東語ではガオロン、北京語ではジウロンとなる九龍をクーロンと呼ぶことに違和感を持つ人種だが、そんなことはキチンと頭から外した上で、台湾ロケと吉岡里帆で金曜の疲れ目を癒そうと鑑賞。結果睡魔とイライラを抱えて終劇。台湾ロケとチューとチキンだけが残った。映画に見えなくもないジェネリック映画じゃった。
香港でも十分古の九龍城砦を再現することはできるが、台湾基隆をジェネリック香港としたことはまあ許そう。しかしとにかく間の多い演出に閉口した。そんなに惚れる理由もわからんし背景となる世界観や竜星涼や柳俊太郎も山中崇も意味不明。セリフの間を詰めればもっとスジを語れるじゃろう。ヒットしているらしい原作からは大きく改変しているのではと想像。かといって吉岡里帆がことさら美しく撮られていたかというと、もっと美しく取れたじゃろーという意味不明な憤りも。ここ大事!
役者たちもそこそこ出来に想像がつくと思うんだがきちんとやり切るところは尊敬します。とりあえずアニメ見てみよかな。
◾️一夜明けて追記 本作のポストクレジット否定派
本作ではかなり長いポストクレジットシーンがあるが、ある意味どんでん返しとも夢オチとも取れるものとなっていた。MCUのオマケなら本編は終わっているからオマケで良いが、この映画でのやり方は一定数の見ていない観客を産むこととなり、マタゾウアカン好かん判定を下すこととしました。
共感ありがとうございます。
原作漫画は出だしをちょっとだけ、変に気だるい色っぽいヒロインだなと思いましたが、まだ続いてる様ですね。
割と長くなる傾向の様で映画もそれに倣ったのか?小松菜奈の走る奴も、かなり付け足しエピソードが原作にありました