「Jホラーのゲームチェンジャー的作品になり得るのか」見える子ちゃん ゴンベッザさんの映画レビュー(感想・評価)
Jホラーのゲームチェンジャー的作品になり得るのか
中村義洋監督のファンであり、ほんとにあった呪いのビデオファンです。
「ホラーとお笑いは紙一重であり、限りなく近い手法である」
ほんのろを立ち上げ、四半世紀以上に渡り携わり、誰よりもその事を理解する中村さんじゃないと実現できないバランス感覚を持った一本でした。
ホラーが苦手な人でも明るくコミカルで見やすいながら、
初期のJホラー的演出、小中理論やVHS版のほんとにあった怖い話を踏まえた「ひっそりと怖い」「見えるようで見えないおぞましさ」を両立させた「見える子ちゃん」
この作品が、悪い意味で「良い頃のJホラー表現」を引きずり続けている昨今のJホラー業界(白石晃士・黒沢清作品群は除く)のゲームチェンジャーとなり得るか。
Jホラー表現が、もっともっとオーバーグラウンドに進出してほしいと、1ホラーファンとして応援しています!
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