「意外と傑作」見える子ちゃん アガサさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と傑作
漫画原作、最初の方だけを結構前に読んでいて、ストーリーはあまり覚えてないのですが、霊が見えるけど、ひたすら見えないふりでやり過ごすという設定は面白いと思ってました。
さて、意外と傑作です。小品というか。
ちゃんとホラーです。霊がいちいち怖い(笑)。
もっと造形のキツイ霊もいてよかったと思いますが、アイドル映画としての役割もあるんですかね、グロい霊はいません。
話としては、取り憑かれた友達を助ける、というだけの、たわいないと言えばたわいない話なのですが、
こういう映画って、主人公が巻き込まれて、あとは霊能者に任せるみたいなのが多い(エクソシストしかり、貞子vs伽耶子とか)のですが、頼りになるはずの霊能者二人が自信満々なくせに、実に薄っぺらで、ヘナチョコなのが面白い!あの霊と美少女コンビ、シリーズ化して欲しい(笑)
決着をつけるのが、あくまで主人公だというのも成功点です。
最後に何故原さんがそこまでやれたのかという伏線回収も良かったです。
京本さん、霊が落ちた後は、ちゃんと先生らしくなってて良かった。
ある日突然見えるようになったっていう設定だと案内読んで思ったんですが、お父さん見えてたなら、元々見えてたのかな。
そして、まさか最後にシックスセンスネタをぶっ込んでくるとは!それも大量に。
ここは映画好きならニヤっとするんじゃないですかね笑。
両親居るのに、娘さんが毎日料理作るとか違和感あって、虐待か?と思うよね。
細かいことですが、生徒を車に乗せるのは、多分ほとんどの学校が禁じてるはずです。
パーティなんかで、キャーキャー言いながら観るといいんじゃないでしょうか。
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