結婚の報告のレビュー・感想・評価

舞台挨拶付きで鑑賞。素直に面白かったです。他の方のレビューでもあるように、笑いながら楽しく見ることが出来ました。最初舞台の作品を映画化した作品ということで、みんな同じ劇団の方と思っていましたが、出演者はオーディションで選ばれたんですね。息もピッタリで「勘違い」や「思い込み」を出演者やスタッフのチームワークで表現していると言えますね。上映館が少ないのでもっと多くの映画館で上映されるといいかなと思いました。

同趣向のワン・シチュエーション物としては「ゆりに首ったけ」と並ぶ個人的傑作。
主役四人の役へのハマり具合が良い感じで、特に今村美乃が上手く、別作品でも見たい。

ニール・サイモンを思わせる様なワンシチュエーション・コメディ。ちょっとした勘違いとすれ違いが、どんどん事態を悪化させていく会話劇。

丁寧に作り込まれた、面白く、観終わった後は優しい気持になる物語。
たった一夜の奇跡的なハプニング。

#結婚の報告

そうゆう設定ね、から始まる物語。
物語？なのか？ただの話である。
面白い話なのは間違いない。
大いに笑ったし、楽しんだのに満足していない自分がいるのが困ってしまう。
漫談なのか、コントなのか、テレビなのか、舞台なのか、映画なのか、何がベストだったのかを考えてしまう。
映画ではないと思う、この設定を映画に昇華させるにはアプローチが少々足りていない。
勿体ないし、残念に思う。

たまたま川越に行く用事がありスカラ座で調べていたら上映していた作品
いやぁ～出会えて良かった

人気舞台劇の映画化らしいが68分の上映時間でよくぞここまでアイデアを詰め込んでくれた
序盤で敦也と智仁のやりとりのさなか、後ろのテーブルにいる槇島の表情が何ともくすぐったい面白さ
俳優陣の少しオーバーな演技も素晴らしい
あっという間の至福の時間だった

一番良かったのはエンドロールのシーンかな
何かほっこりした

川越スカラ座の昭和時代に戻ったかのようなレトロさも相見えて最高の時間を過ごしました

元々が舞台の話しなんですね
最初からコントのような始まりで
報告さえすればすぐに終わってしまうけど
そこはガマン
4人の相関もあり得ないような偶然で
まあ細かいことは気にせずに観てください
ちょっとしつこい展開だけど
最後はハッピーエンドで
良い後味で帰れます
監督にも会えました

舞台でもよおけ上演されとるらしい。俺は全くの初見。
設定と展開がおもろ過ぎてずっとニヤニヤしとった
大きな劇場では上映されとらんから諦めてた。
近所の小さい映画館で公開されとってラッキーやった。
絶対におすすめ

ワンシチュエーションで画が変わらないのに全く飽きない
面白くて笑える
周りの観客も笑っていて何て幸せな空間なんだと思った
演劇と映画の間というかとてもおもしろいものを見せてもらった

のような作品。
何も考えずに観る分には充分楽しめると思います。

私としてはもう一押し思い切った何が欲しかった。

ワンシチュエーションコメディとして、傑作です。
複雑かつ緻密に絡み合う脚本と、それを自然に見せきる役者陣が本当に素晴らしい。
演者の顔立ちまで完璧にキャラにハマってた。

最初は「早く言えよ」ってだけの話なんです。
でも敦也が“いい人”が故に相手に合わせてしまい、下世話な話などでどんどん言い出せなくなる流れが秀逸。
女性店員さん含め、後ろで聞いてる人間のリアクションに同調してニヤニヤ。
“溜め”や“前フリ”が分かり易いから、逆に爆発への期待感で退屈を感じない。
2組の会話が合流し、また別の関わりが提示され、それが新たな広がりを見せ、再び元の話に繋がっていく。
多分、諸々整理してから見るとまた別の面白さがある。
台詞や表情だけでなく、間の取り方から背景、そして想像•連想される事柄などまで絡めてめちゃくちゃ笑えた。

槇島サイドはイイ話風にオチるのに対し、敦也サイドはあくまでコメディ。
でも最後に2人で歩くカットで友情もしっかり感じさせ、笑いだけに留まらない奥行きを感じさせてくれた。
ここが本作を“コント”ではなく“映画”にしている。
そして帰りにポスターを見て、「そういえば“この方”はポスターのためだけに呼んだの！？笑」と最後のオチ。

先日『英雄傳』で坂本浩一監督を阪元裕吾、坂元裕二に続く“第3のSAKAMOTO”認定したが、もう4人目が…
そろそろ覚えられなくなりそうです。笑
配給会社は早々にこの作品を引き上げてほしい。

予告編を観た時に、あーもうイライラする！これ絶対面白いやつだって確信。

結婚の報告をするだけのはずなのに、ずっと何やってんの？話を聞きなさいよってのが続く。後ろではヒソヒソニヤニヤ。店員さん、あなたは仕事しなさいよw
友だちの母親と結婚するにあたって思いつく事を全部盛り込んだ感じ。もう1組の方も、ものすごい間合いでバカバカしい丁々発止が。
ワンシチュエーションの会話劇なのに、なんかいろんな事が想像できてしまって涙が出るほど笑った。

ずっとドタバタが続いた後にちょっとだけ良い話を差し込んで帳尻合わせも束の間、やっぱりバカバカしい。
唐突な幕切れも潔くて良い。

あー面白かった

68分というちょうど良い長さで、飽きない。こんなに笑い声の絶えない映画は初めてかも？セリフの掛け合いで謎が解けていく。２回観て、なるほど！ってなったところもあり、おかわり必須ww
映画館で笑いながら愉しむのがいいと思える映画。全国上映希望！！

イヤーよく出来た台本と素晴らしい役者があって成り立つ話。事前情報など入れずに映画館で観て欲しいです。金をかけた映画がイイ映画と言う訳では無い事をしみじみわからせてくれます。お世辞抜きで面白いです！無条件で笑える！笑いすぎて泣ける！サイコーです！

インディペンデント系作品を追いかけているとたまに巡り会える小粒ながらとても楽しい良作。

舞台劇の映画化ということで、基本的にワンシチュエーションの室内会話劇。なのでキャストが重要だが演者の皆さんとても良いお芝居されてました。特に結婚の報告をする内気そうな主役の人、後半の大暴露大会での表情は大笑い。

中盤以降のもう一組のカップルのエピソードで一旦シリアスモードに移行するのはまあ王道の展開ではありますが、個人的には最後までコメディで突っ走って欲しかった。
出落ちみたいな作りなんで、最後は軽いサゲで終劇。。

シネマロサの単館上映で終映後はお約束のロビーでの関係者のお見送りあり。皆さん遅くまでお疲れ様でした。ヒットして上映館が増えるといいですね。

ところでポスターのおばさんは結局登場せんのかい！(笑)

#映画結婚の報告 をインディーズ映画の聖地にて観賞。
知らなかったけど監督とキャストさん達による登壇トーク付きだったから驚いた。（危うく帰っちゃうところだったゎょ）
キャストのみなさんの仲が良いのがわずか15-20分程度のトークイベントでも分かるほど。
よく出来た会話劇💜オリジナルの舞台も観てみたい✨

結婚の報告をするために友人を呼び出した男の結婚相手はその友人の母親で…というワンシチュエーション会話劇です。

もともと関西にある劇団で人気の戯曲だそうで、会話の面白さとテンポ良い展開が「この先どうなるんだろう⁈」結末への好奇心を誘いました。

メインキャラクター4人がそれぞれ言いたい事があるのになかなか言えない絶妙な掛け合いと、次第に明かされていくそれぞれの繋がりが面白いです。登場人物全員個性あり過ぎです笑。

舞台挨拶が上映後にありましたが
皆さん仲良しで(*'ω'*)
シネマロサだけの上映にするにはもったいない。
良い時間になりました。

すごい笑った！これ最高じゃない？

内容はタイトル通り「結婚の報告」を親友にするだけなんだけど、事情が事情だけにそれが言いづらい、言いづらい。だって、その友達のお母さんと結婚すると言うんだから(笑)。

そこでたまたま居合わせた友だちも、更に変な奴で、勘違いと誤解の大連鎖で爆笑、爆笑、大爆笑！インディーズの映画祭で、こんなに観客が笑ってるの初めて聞いた。

本作は中野劇団の戯曲『結婚の報告』の映画化ということで、原作ものではあるが、メインの役者さん4人の芝居が最高過ぎる！特に今村美乃さん！こんな美しい女優さんを今まで知らなかったなんて！マジで美し過ぎる！

監督の阪本武仁さんは井筒監督のお弟子さん。テンポのいい編集も演出も素晴らしい！今後、要注目の監督さんだ。

三谷幸喜風だけど、三谷幸喜よりずっとおもしろい！『スオミ』で笑えなかった人、絶対これ見て！100倍笑えます！

2025年劇場鑑賞37本目　傑作　79点