ショウタイムセブンのレビュー・感想・評価
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電造人間の。。
MVが最後まで見たかったョ。。
でも何でいきなりPerfume??
よくわからないデス(°▽°)
予告も何度も見ていたのに全然気づかなかった。
「テロ・ライブ」じゃないかぁ!
観ているうちにだんだんと思い出した。
ふふ〜ん。ふむふむ。。
つか、正に今TVが大変な時に公開になってしまいましたねー
まず、阿部さんは「テルマエ・ロマエ」と
「結婚できない男」位しかしっかりと記憶になくて、後はアノ滑舌悪いモノマネの印象。。w
竜星君目当てです。
(アンナチュラルの葬儀屋さんの役が好き)
ストーリーは良いのよ!
目まぐるしくスピーディーに展開し、ハラハラドキドキしたし、先の予想も出来なくて、引き込まれたのですが。。
めるるの芝居が受け入れがたくw
いつもはパーフェクトな玉ちゃんでさえも変な芝居してた(°▽°)
そこに存在しているだけで尊い程美しい井川遥さんも"現場に赴きリアタイで現場の状況を伝える記者"という役にしては芝居が薄く、反対に竜星君の芝居がうるさくて、いや、彼はその傾向あるんですけどもぉ、、もうちょっと抑えて欲しかった。
(前半は良かった)
平田満も何だか変だったしー
達者な役者ばかりなのに何故なの?
(ーめるる)
キャスティングはダメじゃないと思うのに?演出がダメダメだったのでは??
脚本は、、わからん(°▽°)
その辺がノイズになり、スピード感あるストーリーなのにブツッブツッと止められた印象。
いまいちノリきれませんでした。
(鋼太郎さんのデカい芝居も気にはなったが、あの役ならあんな感じなの?知らんけど)
それを全てカバーしたのはやっぱり流石の阿部さんで!もう出ずっぱり!
加えて凄まじいセリフ量と目力に圧倒されました。
(阿部さんがこんなに頑張っているのに他のキャスト=特に芝居が残念過ぎて無念ですナ〜ム〜)
あ、セリフと言えば、、
クライマックスに向けて盛り上がってくるよー!!って時に大量の説明セリフ投入で萎えました( ´Д`)y━・~~
そして犯人役の○○君がヨォーorz
チンチクリン過ぎるのよ彼じゃーorz
前列のおじ様が驚嘆した様子で"おおー!"と言っていたけれど、こっちは違う意味の驚嘆、オオーorzでしたわ。
声だけの時からイヤな予感してたノョ
"ラスト6分の衝撃"てどこですカァ?
もっともーっと重厚感ある作品に成り得たはずの、ちょっぴり残念な作品になっちゃった作品。
劇場型犯罪としてもっともーっと重い内容を期待していたから、より残念感が強かったです。
コレも又本家超えられずカ。。
少し意地悪なレビューになりましたが、ほとんどの方は楽しめると思います!
こんな風に観たアタシが悪いですスマセン全部セブンのせいです今こんななのm(__)m
○追記
前原瑞稀さん良かった(^。^)
軽快なエンタメ作品として見ればなかなか良いが後半がクソ微妙
阿部寛だし予告の感じでもこれは間違いない作品だなと思い見に行きました。たしかに期待通りに序盤はなかなか面白い。テンポ的にもポンポン先に進んでいく感じで悪くなかったです。あくまで序盤の話ですが。出演陣もベテランの方々なのでその辺も安定の演技力です。
ただ、犯人が出てきたあたりから何というか面白くなかったです。殺す気がないということだからじいさんの爆破もすごくしょぼくて、阿部寛に血しぶきがかかるくらいなら首吹っ飛ぶような演出にしてほしかったけど、大衆向けの大型作品なのでそういった過激な描写がないのでしょうね。
ま、流行りのエンタメ作品な感じでサクッと見るにはちょうどいい感じではあります。
でもやはり後半からラストにかけてが微妙ですね、Perfumeのパフォーマンスは必要あったのでしょうか?作品的に主題歌に合ってないとも思います。このようにひたすら文句しか出てこないのでこの辺でやめておきます。サブスク配信で見るくらいがちょうどいい作品ですね。演者の演技は良かったです。内容がやはり後半が微妙でした。
オリジナルに遠く及ばぬ茶番劇‼️
発電所で爆発事件が起こり、その犯人と名乗る男と、人気ニュース番組「ショータイム7」で対峙する事になった同番組の元キャスターが、追いつめられていく姿を描く‼️物語の核としては、電力会社の不正にTV局や政府が関与しており、それを暴くキャスターの姿を描く社会派なエンタメなのですが、これがとんでもない茶番劇‼️いやストーリーは素晴らしいと思います‼️これを活字で渡され、熟読すると傑作なのかも⁉️私が感じたのはキャスティング‼️これも誤解があってはいけないんですが、阿部寛さんは適役だと思う‼️事件を好機として再び「ショウタイム7」のキャスターの座を取り戻そうと画策、自らの生命に危険が及んで戸惑い、最後はすべてをTVで曝け出し、己の贖罪とする‼️まさに阿部寛の一人劇場‼️お見事です‼️問題は脇を固めるキャストたち‼️特にヒドいのはプロデューサー役のKY、新人アナウンサー役のMN、そしてサプライズとされている犯人役のRNの三人‼️特に犯人役はそのヒゲ面と演技力の無さで、せっかくの社会派映画をコメディにしてしまっている‼️そしてエンディングの某三人組による主題歌も作品に合ってなく、方向性をさらにワケ分からなくしていて、作り手のセンスの無さを感じる‼️せっかく阿部寛さんは頑張ってるし、もっと重厚で見応えのある力作になったと思うのですが・・・‼️
阿部劇場
面白くなくはなかったが、リアリティや画面に動きが無さすぎるのでそこまでスリリングには感じなかったかも。(爆発も遠くの方だったし)
気になるところはたくさんあったがフィクションなのである程度は仕方がないとしても、ニュースキャスターの権限の大きさや警察が主導権を持たないという展開にはやりどうしても?だった。
膨大なセリフの量をこなした阿部寛は1人で画面を持たせる力があり、滑舌は悪いが迫力と存在感で見事に押し切ったのはさすがだと思った。
ただあのギリギリな感じを楽しんでいたことについてはあまり伝わってこなかったので、ラストはちょっと唐突過ぎたかも。
吉田鋼太郎のオーバーな演技には毎度辟易とするが、昨今のメディアのコンプラ問題を体現する旧体質のテレビマンをテンション高めで上手に演じてたように思う。
VIVANT以来(多分)阿部と共演の竜星涼は敵か味方か・・・とう役どころだが、あまりに簡単に犯人に利用されてしまう浅い役には上手くハマっていたが、イケメンなのにいつも引き立て役ばかりなのでちょっとかわいそう。
若手で雑誌モデル出身ながら演技に定評があった生見愛瑠だったが、年齢相応の現代っ子のアナウンサー役でも荷が重かったのか、不自然な台詞回しが気になって仕方なかった。
最近やたらテレビで見る前原瑞樹は本作でがっつりと爪痕を残し、今後もたくさんお目に掛かりそうなバイプレイヤー。
「阿部さん好き」ならば劇場鑑賞しても損はないと思う映画です。
阿部寛オンザショー
良くも悪くも阿部寛の一人舞台吉田鋼太郎もかすむ。カッコいいと思った。火力発電所の爆発シーン迫力があった。警察の時間かせぎに息をつかせない。原作の方が良いらしいね。十分おもしろかった。テレビ局が爆発したのか?あいまいに終わった。パリのテロとはテレビ局が爆発した暗示か?まぁ、良い終わり方だろう。犯人が連行されて終わりより良いよね。
面白かったけど後半気に入らない
映画見るときはいつも出演者に全く興味ないつもりだったが、この作品は阿部寛の力だけで面白くなってる感はあるな。他の阿部寛映画を見たくなったわ。
ストーリーは稚拙でどうしようもないが、阿部寛だけで面白さ★4www
ニートっぽい犯人が出てきたときは、もっとかっこよくて頭の良い黒幕がまだいるのかな?と思ったが期待外れ。あの犯人はテンション下がるわ。
最後の6分の意味もわからなかった。エンドロールの時間は含むのか?阿部はボタン押して自爆したのか?海外爆破関係あるのか?パヒューム関係あるの?w
【”公平、公正。そして、悪魔に魂を売った男。”今作は、視聴率第一主義&隠蔽体質のジャーナリズムを揶揄したハラハラドキドキの韓国映画”テロ・ライブ”ジャパニーズ阿部寛バージョンである。】
ー 鑑賞中、”あれ、このシチュエーションは韓国映画の「テロ・ライブ」に似ているなあ。”と思いながら観ていたら、エンドロールでキッチリその事が流れて、フライヤーにも書いてあったあああ・・。(オバカ)-
■民放の看板キャスターだった折本眞之輔(阿部寛)は、今はラジオ番組担当。だが、そこに電話が掛かって来て、ある電力会社の社長の謝罪を求める。折本が断ると窓から見える電力会社が爆破され、折本はプロデューサー(吉田鋼太郎)にトップと話しをさせ、且つて自分がキャスターをしていた「ショウタイムセブン」に場所を移し、犯人との独占中継を始める。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤から、緊迫感が尋常でない状況下、折本と犯人との電話での交渉は続く。
・そして、犯人はTV局内にも爆弾を仕掛けたと通告し、犯人の且つての担任だという男(平田満)が、説得のために「ショウタイムセブン」にやって来るが、激怒した男は犯人の逆鱗に触れ、ピンマイクに仕掛けられた爆弾で、爆死する。
更に犯人は、スタジオ自体を爆破すると言い、自分の父親が且つて電力会社に不法に働かされた挙句に事故で死んだ事を告げ、今度は首相の謝罪を要求するのである。
■徐々に明らかになって行く且つて”公平、公正、正義”を掲げていた折本眞之輔の秘密が明らかになって行く過程は、面白かったな。
犯人の狙いが最初から、それが目的であった事もナカナカである。
折本眞之輔がスクープでプロデューサーと共に、首相、電力会社社長と密談している場に乗り込んだ時に、提示された「ショウタイムセブン」のメインキャスターの座。
そして、折本はそれを呑んでいたのである。
<再後半、己の所業を全てを認めながら、”最高の二時間だった。そうだろう!”と叫ぶように言う折本の姿を見て、公安警察に逮捕された犯人が”狂っている。”と呟く姿が印象的な作品。
今作の評価を決めるのは貴方です。YesかNoか、世論調査開始です!>
面白い!
賛否両論あるみたいですが個人的には楽しめました。
ディティールが荒いところは確かにありますが(めるるはさすがに下手すぎた笑)。
阿部寛はやっぱり良い。錦戸もよい。
テレビの奥にいる人らが公平なジャーナリズムを必ずしも持っているとは限らない視点を得られたし、
もしかしたら権威の圧力に戦っているかもしれない。俯瞰的に物事を常にとらえながら、電造人間にはならないようにしたい。
「籠の中の鳥」で聴取率と視聴率。
午後7時からのニュース番組「ショウタイム7」と同時刻のラジオ番組のパーソナリティーを務めショウタイム7の元キャスター折本眞之輔に起こる話。
ラジオ番組リスナーからの1本の電話での爆破予告、イタズラ、嫌がらせだろと煽り返す折本だったが、数分後に発電所の爆破、このネタを独占しようと通報はせず、ラジオ局から犯人へと独占取材をしようと試みるが…。
テロ予告から数分で爆破とテンポよく心掴まれるが…、ストーリーも面白くワクワク出来るが何故か眠い。パーソナリティーよりもちょっと異常なキャスターなキャスター折本眞之輔、タイトルに付く「ショウタイム」を最初から最後までずっと楽しんでましたよね(笑)
序盤のぶつかる意味深描写でこの人何かしら関わりあるよね!と察せましたよね。
中盤から失速、ラストがあまりに酷すぎる
※注意:ネタバレ全開です。
最初の入りは結構良かった。
この先はどうなるのだろうとドキドキさせてくれたが
話が変な方向にねじれ曲がっていった。
特に中盤の竜星さん演じる男性アナウンサーが
主人公を責めだす展開あたりからおかしくなった。
犯人の仲間かのような振る舞いだが、
別にそうではないらしい。
じゃあ画像一枚であの執拗な責め方はなに?
それまでの展開で散々苦笑いを浮かべてきたが
特に最後が酷い。苦笑いすら浮かべられない。
まず「犯人は最初から殺す気などなかった」
「本当の目的は企業でも政治でもなく自分」
などと言った所から解決パートが始まるのだが、
火力発電所は幾度と大爆発を起こしてるし
そこには従業員が120人ほど残っていることが
それまでに言及されている。
あれだけの大爆発で現地にいる人間たちが
無事なワケはない。
なぜか「犯人は悪い人間じゃない、むしろ社会の被害者」
的な展開に話を持っていったが
完全に無差別殺人を視野に入れたテロ。
罪なき人たちの命を奪った、
少なくとも脅かした極悪人にしか見えない。
そして結局は悪に身を堕としていた主人公が
なぜか急に開き直って説教をはじめる。
なぜ開き直ったのか、きっかけがよくわからない。
政府や企業との不正の現場を隠し撮りしていたが
プロデューサーの反応からして
プロデューサーも動画がある事を知ってたっぽい。
なぜ?グルになっての盗撮なのか?
あれだけ憎んでた犯人はなぜか急に主人公を面白がり、
局の爆破スイッチを持っていた刑事にタックルして
主人公の足元に爆破スイッチが転がるようサポート。
まずそんなヤバいスイッチぽろっと落とすな女刑事。
スイッチを拾った主人公はほくそ笑みながら
説教を続け、しまいにはスイッチを押す。
あれって主人公だけじゃなくて
局全体を爆破するような爆弾のスイッチだよな?
皆を巻き添えにして吹っ飛んだのか?
そのあと局やそれに関しての情報が画面に写る事はなく
なぜかテレビにロンドンのテロ情報が速報として出る。
局爆破の速報も流れていないという事は
じつは爆破されてない?
でも確かにスイッチ押したよな?と疑問。
もしくはあそこは後日談でテレビ局は結局爆破された?
消化不良な謎しか残らない。
極めつけはPerfume。
別にエンディングにPerfumeを使うのはいい。
正直、作品に合ってないと思うが
邦画でそこら辺気にした時点で負け。
でも意味のわからない展開てんこ盛りで
観客の頭にハテナが浮かんでる時に
「次はPerfumeの新曲です」?
そのままダンスPVを横目にスタッフロール?
逆に元の映画を見てみたくなった。
少なくともこの映画のような終わり方ではないと思う。
作品を通してなにより気になったのは、
役者がどうとか演技がどうとかでなく
生見さん演じる女子アナウンサーが
どう考えても要らなさすぎる。騒いで喚くだけ。
彼女がなにか言っても周りはスルーして話を進める。
物語に全く必要がない。
もともと脚本には入ってなかったけど
後で無理やり付け足したのか?
と疑いたくなるくらい要らなかった。
なんならレポーター役(井川さん?)も
「この人は重要な役ですよ」と
散々匂わせるだけ匂わせて
別に事件の根幹には全く関わってなかった。
女性キャストが完全にただの飾りになってる。
【追記】
なぜ女性アナウンサーが不要に感じたか、
元の韓国映画『テロ・ライブ』を見てわかった。
元の映画では女性アナは別スタジオで出演、
この映画のようなちゃちい爆破ではなく
しっかりとした小型爆弾がアナの横で爆破して
けっこうな血まみれになって退場する。
しかしこの作品ではなぜか爆竹みたいな
もう爆弾ですらないほどの小さな破裂で気絶、
無傷で復帰させてるからあとはガヤを入れるだけの
全く不必要な存在にしてしまっている。
ハッキリ言ってただの改悪だった。
他にも
・発電所のものもふくめて、
爆弾をどうやって気付かれずに取り付けた?
・なんで携帯番号などの個人情報知ってる?
・そもそも犯人どこに隠れてた?
・サプライズキャストが活きてない。ファンしか喜ばない。
やはり消化不良な部分や謎だらけ。
「この謎は鑑賞者が考えて」タイプの考察用じゃない、
ただただ後味の悪い疑問しか残らない。
この作品の良いところを挙げるとすれば
中盤までのワクワク感と
阿部寛ワンマンステージが見られる所。
流石 阿部寛さん、スリル感抜群!
阿部寛さんの独壇場で良かったです。前半はどういう展開になるのかワクワク感満載、展開のテンポも良かったです。
途中から"?"が出てきましたが最後は納得出来ました。
ただ、竜星涼の演技があの場面であんなに熱くなる必要無いやろ!と。普通に喋りゃいい事を怒り全開でまくし立てる必要無いやろ、と冷めました。
あと、めるるが…
全てはエンタメでコンテンツ、生死が掛かった放送もテロップひとつで関心が消えるのはリアルだと思った
2025.2.7 イオンシネマ京都桂川
2025年の日本映画(98分、G)
原作は2013年の韓国映画 『テロ、ライブ(監督:キム・ビョンウ)』
元人気キャスターと連続爆破テロ犯の交渉を描いたスリラー映画
監督&脚本は渡辺一貴
物語の舞台は、東京都心にあるテレビ局
そのスタジオでは、人気番組「SHOW TIME 7」の準備が行われ、キャスターの安積(流星涼)と結城(生見愛瑠)が準備を進めていた
プロデューサーの東海林(吉田鋼太郎)はいつものノリで場を和ませ、ディレクターの矢吹(前原瑞樹)もスタンバイに入っていた
一方その頃、同じビルに入っているラジオブースでは、「トピック・トピック」の放送が始まっていた
そこには、3ヶ月前に「SHOW TIME 7」を降板したキャスターの折本(阿部寛)がいて、彼がパーソナリティを務めていた
物語は、その折本の番組のあるコーナーにて、謎の男から電話が入るところから動き出す
男は「火力発電所を爆破する」と言い出し、コーナーは中断してしまう
楽曲を流してその場を凌いだ折本たちだったが、男の電話はそのまま繋がっていた
折本はイタズラ電話だと思い、焚き付けるように「やれるもんならやってみろ」とぶちまけた
電話は切れ、番組も何事もなく再開する
だが、その直後に大きな爆発音が響き渡り、スタジオは騒然とする
そして、湾岸の方を見ると、大きな火柱が立ち上っていて、あの予告電話が本物であることがわかるのである
映画は、犯人の思惑を予測した折本が、古巣の「SHOW TIME 7」を巻き込む様子が描かれていく
当初はカメラをラジオ番組のブースに入れ、その後は「SHOW TIME 7」のスタジオへと殴り込みをかけていく
そこからは犯人との心理戦という感じだが、展開される内容はそこまで真新しいものはない
犯人を知る人物が番組放送時間内に迷わずに来るというのもおかしな話で、もし都内にいて、声を聞いてその人がわかっても、どのテレビ番組がどのスタジオで放送されているなど一般人にはわからない
なので、必然的に頻繁に出入りしている人となるのだが、それすらも冒頭の清掃員とぶつかるというシークエンスで早々にバラしているのもどうかと思った
物語は、折本個人への攻撃に移っていくのだが、それまでに過大な要求を突きつけてきたことが伏線となっている
折本は総理や社長を動かす力はないが、自分自身が知っていることを話すことができる
それが犯人の狙いであるのだが、折本が官民癒着の証拠を握っているとか、その話に信憑性を持たせる何かをその場で持っているということは、超能力者でもないとわからないものだった
火力発電所で事故死した作業員の遺族が犯人なのだが、その彼が親族をテレビ局の清掃員として潜入させてもできることとできないことがある
あの爺さんがハッカー並みの技量と持っていて、テレビ局内で折本の個人携帯の電話番号まで入手するのは不可能だと思う
なので、せめて昔の同僚だったとかにしないと無理難題であり、レポーターの伊東(井川遥)の恋人みたいな立ち位置でもないと犯行自体が起こせないんじゃないかなと思った
いずれにせよ、テロが起きてもエンタメにするのがテレビ局というのは言い得て妙で、それをコンテンツとして消費するのが国民という指摘はあっていると思う
自分に関係ない出来事なら、どんな出来事もコンテンツの一つであり、テロップ一つで関心先も変わっていくし、普通に音楽番組も放送されていく
そう言った部分をさらにエンタメ化しているのが本作なので、当事者からすれば溜まったものではないだろう
だが、当事者以外がその事件に憤りを感じる方が無理があると思う
なので、無関係な人間が群がってくることの方が危険なようにも思え、当事者意識を持ちましょうというのは、さらに当事者を危険に追い込むことになるのではないか、と感じた
阿部寛さんと吉田豪さんで4になる
登壇する際、最後まで犯人は出てこなかった所
その気遣いは良かった
元になる香港ノワール(テロ・ライブ)は良い意味で本当に目を覆う終わり方だが
日本のは「いかにも」日本らしい終わり方だった(そこも良かった)
正直女性キャスターの金切り声と竜星涼はいらない
パフュームはかわいいけど、さらにいらない
その辺を切り捨てても面白かった
国民投票はグッときた
よって★4です
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