ショウタイムセブンのレビュー・感想・評価
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若干の韓流の大げさ感が残るものの良作
映画紹介だけで面白そうだったので公開翌日に鑑賞。まずキャスト的にもそれなりの話題作なのにTOHOシネマの一部で放映してないのが謎。
物語は序盤から最後まで緊迫感満載で無駄なシーンは一切なし。本当に映画開始数分で事件に突入する。事件の詳細や動機とかはおいといて、まじで阿部寛がかっこいい。この後、ツッコミポイント書くけど、それを差し引いてもとても楽しめた。
すごい楽しかったけど、個人的に気になってしまったツッコミポイント。
・めるる必要?
この作品でめるるが演じる女性キャスターの存在意義がマジでわからんかった。(めるるの演技力とかに不満は一切ない)
まずほとんどの時間気絶してるw
そして阿部寛の古いやり方や過去の話にすごい嫌悪感を出すんだけど、そのシーンがどこにも効いてなくて、ただのバカな若いキャスターでしかない。ただのバカなキャスターが報道でメインやってるという皮肉としたら逆に素晴らしいかな。
・ジョーさんの演技の韓流感
途中で登場する犯人の高校時代の教師のジョーさん。そもそも高校時代の教師が突然現れるご都合主義にツッコみたいのと、演技がオーバーで韓流感満載。勿論この辺には理由があって、それは後で判明するんだけど、それにしてもやり過ぎかなー。あそこでちょっと冷めた。
・最後の全員集合感
ジョーさんの話が続くんだけど、クライマックスに阿部寛がジョーさんが犯人一味であり、死んだフリであることを暴くんだけど、その「死んだと思ってた人が犯人で実は生きてました」という見慣れた展開はマジでいらんかった。要するにもうジョーさん、いらんかった。
あとその直後に主犯の錦戸君が、普通に徒歩でスタジオに入ってくるご都合主義展開もいらんかった。
個人的にはめるるとジョーさんは不要で、錦戸も最後まで電話越しでのやりとりで良かったのでは?と思う。逆にそれ以外はすごい良かった!
臨場感溢れた作品
始まってすぐに目が離せない展開になり上映時間が短く全く飽きる事なく鑑賞できました。
テレビ業界の裏側のリアルも楽しく観れたしサスペンス的にも面白かったのですが、犯人と犯人の祖父が出てきた頃からちょっと内容的に残念な感じが…。
更にラストのPerfume、せっかくの映画が〜!と個人的に思ったので、星4にしました。
ネット全盛のご時世に、TV局を題材とすることに「古臭さ」を感じてしまう
あまり滑舌の良くない印象のあった阿部寛だが、ニュースキャスターの役でも、あまり違和感を覚えさせないのは流石だし、むしろ、野心家で圧の強いキャラクターがビタリとはまっていたように思う。
事件を生放送することによって、視聴率を稼ごうとするTV局という「よくある話」ではあるのだが、リアルタイムで進行していくキャスターと犯人とのやり取りには引き込まれる。
謝罪を要求された電力会社の社長や総理大臣の様子は一切描かず、放送関係者の対応だけを描くという演出も、臨場感と緊迫感を盛り上げている。
ただ、主人公が看板番組を降板させられた理由をなかなか明らかにせず、それが、犯人の目的に関係しているに違いないと思わせる「引っ掛け」は、何だか肩透かしで、あまり楽しめなかった。
それどころか、犯人が、早い段階で、発電所の工事現場での事故のことを暴露しているのに、主人公が、その時点で、犯人の目的に思い至らないということにも大きな疑問が残る。自分が出世するきっかけとなった事故なのだから、犯人の標的が自分であるということに、真っ先に気付くのが普通だろう。
たった一つの放送局を丸め込んだだけで、死傷事故や薬害事件の真実が隠蔽できてしまうという、「陰謀」のお粗末さにも呆れてしまう。マスコミには、放送局だけでなく、新聞や雑誌もあるし、今の時代には、ネットや配信という強力なメディアも存在しているのである。
そもそも、このご時世に、TV局や視聴率を題材としている時点で、何だか「古臭さ」を感じてしまったのは、私だけだろうか?
同じ理由で、ラストの、主人公による、TV報道を礼賛する演説にもシラケてしまったし、主人公の生死を問う世論調査も、まったく必要なかったと思えてならない。
なんかもったいない
展開は面白い。
導入もあっさり気味で、無駄に人間ドラマが繰り広げられず話のメインに入っていける。
途中までは悪く無かったんだけどなぁ…
個人的に犯人が来ちゃうのと、死んだと思ってたら…という展開に不満。
まぁメッセージ性に重きをおきたかったからだろうけど、ちょっとしらけたな。
これは好みのになるけど、リミットやフォーンブースの様に、ワンシチュエーションスリラーにしたらよかったかな。まわしっぱなしで。
爆発シーンもせっかく遠くで表現しているし、中継も繋いだままになってるんだから、展開を途切れさせないでまわしたままでも面白くなりそうなんだけどな。
メッセージ部分も少しチープな感じがして…
まぁ最後、選択を使ったのは悪く無かったかな。
話や展開は悪く無かっただけにもう少し何とかならないか、と思う惜しい作品でした。
結局、どうなった?
阿部寛がキャスターを降板した理由は?
携帯から居場所が突き止めた犯人がいなかったのは何故?
阿部寛が気が付かなければ、平田満はあのまま死んだフリをする気だったの?
結局、阿部寛は最後はボタンを押したの?
色々な事を阿部寛劇場で強引に誤魔化した感じがする。
最終ジャッジの結果は後ろのモニターに
ぼんやりチラッとしか映らないので見落とさないようにしましょう
ストーリー展開もメリハリがあって、割と面白かったですが、場所の移動もなく、スケールがこんじまりしすぎてるのが気になりました、そこをどう感じるかで評価が分かれると思います
序盤の緊迫感には期待させられる!
が、中盤の若手キャスターが阿部寛を追求する時のドヤ顔含め、演劇がかった演技で一気にリアリティが失せていった。序盤に気を失った新人アナウンサーも気がついてからのわざとらしい独り言も余計だった。あなたの感想はストーリーにコミットしてないです笑
そもそも、夜の7時にニュースワイドって今民放でやってないでしょ?そこら辺からしっくりいってないんだよなあ、、、
さらに吉田鋼太郎も業界人らしさは最初こそハマってたものの、後半の伝わらない言葉とオーバーアクションも雑味になったね。阿部寛の演技が良かっただけにもったいないなあ。
そして、ラスト。種明かしもなんか「思ってたのと違う」感が強くて。あれをテレビで放送する必要ある?吉田さんも「やめろー」って叫ぶくらいなら、放送切ればイイだけだし。あげくに「この2時間楽しかった」からの生きるか死ぬかの投票。結果からのラスト。え?ロンドンの事件の速報は何?ん?
パヒュームは好きだけど、ブッキングが強引すぎる。映画のイメージとの親和性なし。それでも大丈夫なようなつなぎ方だけど、、、もはや中盤からの失速要素てんこ盛り!
韓国映画のリメイクらしいですね。ま、もういいかな、って感じです。
2025年劇場鑑賞9作品目
元ネタを観ましょう
報道番組
本来ニュースとは定時ごとに淡々と
入ってきた情報をアナウンサーが
読み上げるものだが
スタジオでキャスター(アンカー)が
次々とナレーション付きの映像で
流したニュースに時には自分の意見や
コメンテーターに意見を聞く番組
1980年代「ニュースステーション」
の久米宏がカッコよく見えてしまった
各局がこぞって真似をしたため
一気に広まったが生放送など性質上
ファクトチェックを行う時間がなく
内容に関して公然と印象操作を行うなど
近年ではネットの普及もあいまり
その偏った論調や意見に対する批判が多い
それでいて総務省は完全放置で
ついにフジテレビがコンプライアンス上の
問題でスポンサーに逃げられ大変なことに
なっているがまったく自業自得である
まそれはいいとして
そんな混乱をきわめる状況で
公開されたタイムリーな今作
どうだったか
なんか2013年の韓国映画
「テロ、ライブ」の邦画版リメイク
だそうでプロット等はほぼ
改変なくなぞっているようですが
序盤の緊張感はいいんですが
だんだん後半へ向かって話が
膨らまずに迫力満点の阿部寛のパンで
つないでる展開は驚くほど退屈で
眠くなってきます
いたずら電話だと思った
発電所の爆発はデカいんですが
あまりに遠くで迫力に欠けるし
その後そうした爆発のシーンが
まるでなく
スタジオであたかもスタジオのセットを
壊さないように撮影を終えられるような
レベルの爆竹1個みたいな爆発は
ショボすぎて笑ってしまいます
もう少し大和電力の社長宅くらい吹き飛ばしても
よかったんじゃないでしょうか
また事件の真相もやたら
やろうとしたことを「上に潰された」ばかり
相棒など最近の刑事ドラマでも思いますが
こういうのを口で言うだけで理由にするのは
ショボくなるので嫌いです
上に潰されたけどそこから逆らっていくのが
面白いのではないでしょうか
あぶない刑事でもバッジと拳銃返せと
署長に言われてからが本番でしょう
なんか踊る大捜査線から組織の都合ばかり
取り上げるのが当たり前になりすぎ
なんですよね
折本がラストで突然緊張感のある
ライブ感を称えだすのも不自然に感じましたし
狂気感が全然足りないから空振りな感じ
でエンディングに唐突にperfumeで
( ゚д゚)です
バラバラすぎる
配信でいいでしょう
阿部寛の無駄遣い
ダカールへ行け
追記
「テロ、ライブ」
サブスクであったので観てみましたが
なんですかこれは
メチャクチャ面白いじゃないですか
テレビという現場とは離れた
「安全なはずの」閉鎖空間で事件のシナリオを
勝手に作ろうとするテレビマン達を
脅かしていく犯人
という図式が明確じゃないですか
主人公の場面転換も最小限で
緊張感の持続感が全然違う
俺が言ったもっと爆発させろよも
ちゃんとやってる
リメイクで劣化するとか…
作り手が元ネタの面白さのツボを
ろくすっぽ理解していないと思う
リメイク版観た方が絶対いいです
元ネタ観て更に1点下げましたw
電造人間の。。
MVが最後まで見たかったョ。。
でも何でいきなりPerfume??
よくわからないデス(°▽°)
予告も何度も見ていたのに全然気づかなかった。
「テロ・ライブ」じゃないかぁ!
観ているうちにだんだんと思い出した。
ふふ〜ん。ふむふむ。。
つか、正に今TVが大変な時に公開になってしまいましたねー
まず、阿部さんは「テルマエ・ロマエ」と
「結婚できない男」位しかしっかりと記憶になくて、後はアノ滑舌悪いモノマネの印象。。w
竜星君目当てです。
(アンナチュラルの葬儀屋さんの役が好き)
ストーリーは良いのよ!
目まぐるしくスピーディーに展開し、ハラハラドキドキしたし、先の予想も出来なくて、引き込まれたのですが。。
めるるの芝居が受け入れがたくw
いつもはパーフェクトな玉ちゃんでさえも変な芝居してた(°▽°)
そこに存在しているだけで尊い程美しい井川遥さんも"現場に赴きリアタイで現場の状況を伝える記者"という役にしては芝居が薄く、反対に竜星君の芝居がうるさくて、いや、彼はその傾向あるんですけどもぉ、、もうちょっと抑えて欲しかった。
(前半は良かった)
平田満も何だか変だったしー
達者な役者ばかりなのに何故なの?
(ーめるる)
キャスティングはダメじゃないと思うのに?演出がダメダメだったのでは??
脚本は、、わからん(°▽°)
その辺がノイズになり、スピード感あるストーリーなのにブツッブツッと止められた印象。
いまいちノリきれませんでした。
(鋼太郎さんのデカい芝居も気にはなったが、あの役ならあんな感じなの?知らんけど)
それを全てカバーしたのはやっぱり流石の阿部さんで!もう出ずっぱり!
加えて凄まじいセリフ量と目力に圧倒されました。
(阿部さんがこんなに頑張っているのに他のキャスト=特に芝居が残念過ぎて無念ですナ〜ム〜)
あ、セリフと言えば、、
クライマックスに向けて盛り上がってくるよー!!って時に大量の説明セリフ投入で萎えました( ´Д`)y━・~~
そして犯人役の○○君がヨォーorz
チンチクリン過ぎるのよ彼じゃーorz
前列のおじ様が驚嘆した様子で"おおー!"と言っていたけれど、こっちは違う意味の驚嘆、オオーorzでしたわ。
声だけの時からイヤな予感してたノョ
"ラスト6分の衝撃"てどこですカァ?
もっともーっと重厚感ある作品に成り得たはずの、ちょっぴり残念な作品になっちゃった作品。
劇場型犯罪としてもっともーっと重い内容を期待していたから、より残念感が強かったです。
コレも又本家超えられずカ。。
少し意地悪なレビューになりましたが、ほとんどの方は楽しめると思います!
こんな風に観たアタシが悪いですスマセン全部セブンのせいです今こんななのm(__)m
○追記
前原瑞稀さん良かった(^。^)
軽快なエンタメ作品として見ればなかなか良いが後半がクソ微妙
阿部寛だし予告の感じでもこれは間違いない作品だなと思い見に行きました。たしかに期待通りに序盤はなかなか面白い。テンポ的にもポンポン先に進んでいく感じで悪くなかったです。あくまで序盤の話ですが。出演陣もベテランの方々なのでその辺も安定の演技力です。
ただ、犯人が出てきたあたりから何というか面白くなかったです。殺す気がないということだからじいさんの爆破もすごくしょぼくて、阿部寛に血しぶきがかかるくらいなら首吹っ飛ぶような演出にしてほしかったけど、大衆向けの大型作品なのでそういった過激な描写がないのでしょうね。
ま、流行りのエンタメ作品な感じでサクッと見るにはちょうどいい感じではあります。
でもやはり後半からラストにかけてが微妙ですね、Perfumeのパフォーマンスは必要あったのでしょうか?作品的に主題歌に合ってないとも思います。このようにひたすら文句しか出てこないのでこの辺でやめておきます。サブスク配信で見るくらいがちょうどいい作品ですね。演者の演技は良かったです。内容がやはり後半が微妙でした。
オリジナルに遠く及ばぬ茶番劇‼️
発電所で爆発事件が起こり、その犯人と名乗る男と、人気ニュース番組「ショータイム7」で対峙する事になった同番組の元キャスターが、追いつめられていく姿を描く‼️物語の核としては、電力会社の不正にTV局や政府が関与しており、それを暴くキャスターの姿を描く社会派なエンタメなのですが、これがとんでもない茶番劇‼️いやストーリーは素晴らしいと思います‼️これを活字で渡され、熟読すると傑作なのかも⁉️私が感じたのはキャスティング‼️これも誤解があってはいけないんですが、阿部寛さんは適役だと思う‼️事件を好機として再び「ショウタイム7」のキャスターの座を取り戻そうと画策、自らの生命に危険が及んで戸惑い、最後はすべてをTVで曝け出し、己の贖罪とする‼️まさに阿部寛の一人劇場‼️お見事です‼️問題は脇を固めるキャストたち‼️特にヒドいのはプロデューサー役のKY、新人アナウンサー役のMN、そしてサプライズとされている犯人役のRNの三人‼️特に犯人役はそのヒゲ面と演技力の無さで、せっかくの社会派映画をコメディにしてしまっている‼️そしてエンディングの某三人組による主題歌も作品に合ってなく、方向性をさらにワケ分からなくしていて、作り手のセンスの無さを感じる‼️せっかく阿部寛さんは頑張ってるし、もっと重厚で見応えのある力作になったと思うのですが・・・‼️
阿部劇場
面白くなくはなかったが、リアリティや画面に動きが無さすぎるのでそこまでスリリングには感じなかったかも。(爆発も遠くの方だったし)
気になるところはたくさんあったがフィクションなのである程度は仕方がないとしても、ニュースキャスターの権限の大きさや警察が主導権を持たないという展開にはやりどうしても?だった。
膨大なセリフの量をこなした阿部寛は1人で画面を持たせる力があり、滑舌は悪いが迫力と存在感で見事に押し切ったのはさすがだと思った。
ただあのギリギリな感じを楽しんでいたことについてはあまり伝わってこなかったので、ラストはちょっと唐突過ぎたかも。
吉田鋼太郎のオーバーな演技には毎度辟易とするが、昨今のメディアのコンプラ問題を体現する旧体質のテレビマンをテンション高めで上手に演じてたように思う。
VIVANT以来(多分)阿部と共演の竜星涼は敵か味方か・・・とう役どころだが、あまりに簡単に犯人に利用されてしまう浅い役には上手くハマっていたが、イケメンなのにいつも引き立て役ばかりなのでちょっとかわいそう。
若手で雑誌モデル出身ながら演技に定評があった生見愛瑠だったが、年齢相応の現代っ子のアナウンサー役でも荷が重かったのか、不自然な台詞回しが気になって仕方なかった。
最近やたらテレビで見る前原瑞樹は本作でがっつりと爪痕を残し、今後もたくさんお目に掛かりそうなバイプレイヤー。
「阿部さん好き」ならば劇場鑑賞しても損はないと思う映画です。
阿部寛オンザショー
良くも悪くも阿部寛の一人舞台吉田鋼太郎もかすむ。カッコいいと思った。火力発電所の爆発シーン迫力があった。警察の時間かせぎに息をつかせない。原作の方が良いらしいね。十分おもしろかった。テレビ局が爆発したのか?あいまいに終わった。パリのテロとはテレビ局が爆発した暗示か?まぁ、良い終わり方だろう。犯人が連行されて終わりより良いよね。
面白かったけど後半気に入らない
映画見るときはいつも出演者に全く興味ないつもりだったが、この作品は阿部寛の力だけで面白くなってる感はあるな。他の阿部寛映画を見たくなったわ。
ストーリーは稚拙でどうしようもないが、阿部寛だけで面白さ★4www
ニートっぽい犯人が出てきたときは、もっとかっこよくて頭の良い黒幕がまだいるのかな?と思ったが期待外れ。あの犯人はテンション下がるわ。
最後の6分の意味もわからなかった。エンドロールの時間は含むのか?阿部はボタン押して自爆したのか?海外爆破関係あるのか?パヒューム関係あるの?w
【”公平、公正。そして、悪魔に魂を売った男。”今作は、視聴率第一主義&隠蔽体質のジャーナリズムを揶揄したハラハラドキドキの韓国映画”テロ・ライブ”ジャパニーズ阿部寛バージョンである。】
ー 鑑賞中、”あれ、このシチュエーションは韓国映画の「テロ・ライブ」に似ているなあ。”と思いながら観ていたら、エンドロールでキッチリその事が流れて、フライヤーにも書いてあったあああ・・。(オバカ)-
■民放の看板キャスターだった折本眞之輔(阿部寛)は、今はラジオ番組担当。だが、そこに電話が掛かって来て、ある電力会社の社長の謝罪を求める。折本が断ると窓から見える電力会社が爆破され、折本はプロデューサー(吉田鋼太郎)にトップと話しをさせ、且つて自分がキャスターをしていた「ショウタイムセブン」に場所を移し、犯人との独占中継を始める。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤から、緊迫感が尋常でない状況下、折本と犯人との電話での交渉は続く。
・そして、犯人はTV局内にも爆弾を仕掛けたと通告し、犯人の且つての担任だという男(平田満)が、説得のために「ショウタイムセブン」にやって来るが、激怒した男は犯人の逆鱗に触れ、ピンマイクに仕掛けられた爆弾で、爆死する。
更に犯人は、スタジオ自体を爆破すると言い、自分の父親が且つて電力会社に不法に働かされた挙句に事故で死んだ事を告げ、今度は首相の謝罪を要求するのである。
■徐々に明らかになって行く且つて”公平、公正、正義”を掲げていた折本眞之輔の秘密が明らかになって行く過程は、面白かったな。
犯人の狙いが最初から、それが目的であった事もナカナカである。
折本眞之輔がスクープでプロデューサーと共に、首相、電力会社社長と密談している場に乗り込んだ時に、提示された「ショウタイムセブン」のメインキャスターの座。
そして、折本はそれを呑んでいたのである。
<再後半、己の所業を全てを認めながら、”最高の二時間だった。そうだろう!”と叫ぶように言う折本の姿を見て、公安警察に逮捕された犯人が”狂っている。”と呟く姿が印象的な作品。
今作の評価を決めるのは貴方です。YesかNoか、世論調査開始です!>
面白い!
賛否両論あるみたいですが個人的には楽しめました。
ディティールが荒いところは確かにありますが(めるるはさすがに下手すぎた笑)。
阿部寛はやっぱり良い。錦戸もよい。
テレビの奥にいる人らが公平なジャーナリズムを必ずしも持っているとは限らない視点を得られたし、
もしかしたら権威の圧力に戦っているかもしれない。俯瞰的に物事を常にとらえながら、電造人間にはならないようにしたい。
「籠の中の鳥」で聴取率と視聴率。
午後7時からのニュース番組「ショウタイム7」と同時刻のラジオ番組のパーソナリティーを務めショウタイム7の元キャスター折本眞之輔に起こる話。
ラジオ番組リスナーからの1本の電話での爆破予告、イタズラ、嫌がらせだろと煽り返す折本だったが、数分後に発電所の爆破、このネタを独占しようと通報はせず、ラジオ局から犯人へと独占取材をしようと試みるが…。
テロ予告から数分で爆破とテンポよく心掴まれるが…、ストーリーも面白くワクワク出来るが何故か眠い。パーソナリティーよりもちょっと異常なキャスターなキャスター折本眞之輔、タイトルに付く「ショウタイム」を最初から最後までずっと楽しんでましたよね(笑)
序盤のぶつかる意味深描写でこの人何かしら関わりあるよね!と察せましたよね。
中盤から失速、ラストがあまりに酷すぎる
※注意:ネタバレ全開です。
最初の入りは結構良かった。
この先はどうなるのだろうとドキドキさせてくれたが
話が変な方向にねじれ曲がっていった。
特に中盤の竜星さん演じる男性アナウンサーが
主人公を責めだす展開あたりからおかしくなった。
犯人の仲間かのような振る舞いだが、
別にそうではないらしい。
じゃあ画像一枚であの執拗な責め方はなに?
それまでの展開で散々苦笑いを浮かべてきたが
特に最後が酷い。苦笑いすら浮かべられない。
まず「犯人は最初から殺す気などなかった」
「本当の目的は企業でも政治でもなく自分」
などと言った所から解決パートが始まるのだが、
火力発電所は幾度と大爆発を起こしてるし
そこには従業員が120人ほど残っていることが
それまでに言及されている。
あれだけの大爆発で現地にいる人間たちが
無事なワケはない。
なぜか「犯人は悪い人間じゃない、むしろ社会の被害者」
的な展開に話を持っていったが
完全に無差別殺人を視野に入れたテロ。
罪なき人たちの命を奪った、
少なくとも脅かした極悪人にしか見えない。
そして結局は悪に身を堕としていた主人公が
なぜか急に開き直って説教をはじめる。
なぜ開き直ったのか、きっかけがよくわからない。
政府や企業との不正の現場を隠し撮りしていたが
プロデューサーの反応からして
プロデューサーも動画がある事を知ってたっぽい。
なぜ?グルになっての盗撮なのか?
あれだけ憎んでた犯人はなぜか急に主人公を面白がり、
局の爆破スイッチを持っていた刑事にタックルして
主人公の足元に爆破スイッチが転がるようサポート。
まずそんなヤバいスイッチぽろっと落とすな女刑事。
スイッチを拾った主人公はほくそ笑みながら
説教を続け、しまいにはスイッチを押す。
あれって主人公だけじゃなくて
局全体を爆破するような爆弾のスイッチだよな?
皆を巻き添えにして吹っ飛んだのか?
そのあと局やそれに関しての情報が画面に写る事はなく
なぜかテレビにロンドンのテロ情報が速報として出る。
局爆破の速報も流れていないという事は
じつは爆破されてない?
でも確かにスイッチ押したよな?と疑問。
もしくはあそこは後日談でテレビ局は結局爆破された?
消化不良な謎しか残らない。
極めつけはPerfume。
別にエンディングにPerfumeを使うのはいい。
正直、作品に合ってないと思うが
邦画でそこら辺気にした時点で負け。
でも意味のわからない展開てんこ盛りで
観客の頭にハテナが浮かんでる時に
「次はPerfumeの新曲です」?
そのままダンスPVを横目にスタッフロール?
逆に元の映画を見てみたくなった。
少なくともこの映画のような終わり方ではないと思う。
作品を通してなにより気になったのは、
役者がどうとか演技がどうとかでなく
生見さん演じる女子アナウンサーが
どう考えても要らなさすぎる。騒いで喚くだけ。
彼女がなにか言っても周りはスルーして話を進める。
物語に全く必要がない。
もともと脚本には入ってなかったけど
後で無理やり付け足したのか?
と疑いたくなるくらい要らなかった。
なんならレポーター役(井川さん?)も
「この人は重要な役ですよ」と
散々匂わせるだけ匂わせて
別に事件の根幹には全く関わってなかった。
女性キャストが完全にただの飾りになってる。
【追記】
なぜ女性アナウンサーが不要に感じたか、
元の韓国映画『テロ・ライブ』を見てわかった。
元の映画では女性アナは別スタジオで出演、
この映画のようなちゃちい爆破ではなく
しっかりとした小型爆弾がアナの横で爆破して
けっこうな血まみれになって退場する。
しかしこの作品ではなぜか爆竹みたいな
もう爆弾ですらないほどの小さな破裂で気絶、
無傷で復帰させてるからあとはガヤを入れるだけの
全く不必要な存在にしてしまっている。
ハッキリ言ってただの改悪だった。
他にも
・発電所のものもふくめて、
爆弾をどうやって気付かれずに取り付けた?
・なんで携帯番号などの個人情報知ってる?
・そもそも犯人どこに隠れてた?
・サプライズキャストが活きてない。ファンしか喜ばない。
やはり消化不良な部分や謎だらけ。
「この謎は鑑賞者が考えて」タイプの考察用じゃない、
ただただ後味の悪い疑問しか残らない。
この作品の良いところを挙げるとすれば
中盤までのワクワク感と
阿部寛ワンマンステージが見られる所。
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