ショウタイムセブンのレビュー・感想・評価
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悪くはなかったけど韓国版&フジ10時間生テロライブと比べてしまうと
この映画自体は面白かったです。緊迫感の途切れない映像、画面を邪魔しない音楽の使い方の上手さ、密室劇を1人で乗り切った阿部寛のチカラ技。素晴らしかったと思います。
が、いかんせん韓国版オリジナル・テロライブには遠く及ばず、そしてフジTV10時間生テロライブの後ではどうにも分が悪い。
鑑賞前に韓国版テロライブを見て予習してたのですが序盤はほぼ忠実なリメイク。が、途中からあれ?スケールがちっちゃくなってる。(向こうは本気で放送局ビルごとぶっ飛ばしましたからね)
ただ、韓国版はラストがあまりにも絶望的なので、これをこのまま日本でやるわけにはいかないだろうなって言う気持ちもわかります。なので、こじんまりとまとめてしまった感は拭えないかな。
最後阿部寛の「とっても楽しかった!」うん、わかる。めるるの「なんなのこれ?たかがテレビじゃん」その通り。エンドロールのパフュームの歌もぴったりハマってました。でも途中で映像消して欲しくなかったな。
小娘キャスターと同意見(笑)。
阿部寛さんは好きな俳優で、主人公してる作品はついつい観ちゃいます。その存在感たるや凄まじく、背中で語れる稀有な俳優と思います。
しかし、今回彼が演じた主人公は初手から共感の軸から外れてしまう様な無謀な振る舞いばかりで、彼の存在感がむしろ悪目立ちして仇にさえなっているんじゃないかと思えるほどでした。
テロリストも感情の沸点が低いだけの支離滅裂の逆恨み野郎で見苦しいことこの上ありませんでした。
「最初からいまいち共感できない主人公×単に沸点低いテロリスト」では、結果、緊迫感がまるで生じなかったですね。
監督さんは暴走する狂気、そして狂気を狂気が制する・・・みたいなノリのシナリオを描こうとしていたのかもしれませんが、全体的に演出が中途半端でインパクトがなく、劇中で小娘キャスターがつぶやいていたことが、まんま鑑賞者・・・というより傍観者の私の感想になってしまいました。
では。
正義の立場の高揚感はやはり気持ち悪い
セカオワの曲で、「説教するってぶっちゃけ快楽」という歌詞があったが、上から目線で正しい(と思っている)ことをしてると人は気分が高揚しがちだと思う。不祥事を追及している記者や、あり得ないミスをした部下を説教する上司なんかはそんな高揚感を覚えている気がする(後者はパワハラを警戒して数は減っているかもしれないけど)。マスコミの人間がくだらない質問を投げかけている様を見ると本当にゲンナリする。あんなの「知る権利」を振りかざした自己満足でしかない。本作を観るとそんなことを思ってしまう。
本作のオリジナルは未視聴。予告編の雰囲気だけで観ることを決めた映画だ。序盤の展開はなかなか緊迫感があっていい。ただのイタズラだと思った電話が、本当にテロの犯人からの電話だったという流れはいい。ラジオ番組からテレビのニュース番組へと生放送の場が移っていくのも局内の混乱を感じてなかなか面白い。
ただ、あれだけの爆発を起こす爆弾を、どうやって発電所に持ち込んで仕掛けたのかは描かれない。後々説明があるのかと思ったが全くなかった。実は一番大変なミッションなのに。さらにはテレビ局の中に爆弾を仕掛けるのも、あの人ができるのか?と思ってしまう。スタジオ内の爆弾も誰がどの爆弾を身につけるのか把握できないのでは?と。そこらへんのどうやって?を解決させずに、なぜ?がメインの話になってしまった。かなり強引に。ところが、そのなぜの部分もスッキリしなかったのだから困ってしまう。結果、犯罪としてかなり杜撰なものに感じてしまう。犯人は何がしたいんだよ!?と。
そして最後もなかなか厄介だ。報道とそれを観る視聴者の姿勢を問う内容にしたかったのかもしれないが、あの説教臭さでは伝わらない。あいつのイカれた行動はなんら心に響かないものだった。生見愛瑠と井川遥が放ったセリフに観ている側の思いが代弁されていたんじゃないか。命をかけてあんな高揚感を味わいたいと思う人間がマスコミにたくさんいるとしたら空恐ろしい。
こうなるとオリジナルはどうなったのかが気になる。韓国映画なら、あんな説教臭くしないんじゃないかと。逆に韓国映画だからこそ説教臭くするかもしれない。これは気になって仕方がない。これはもう観るしかないな。そういう意味でオリジナルへの宣伝効果は一定ある映画だったかもしれない。
気になった
生放送
阿部ちゃん
ラストの演出が評価はするが個人的に好きではないかなー
ニュース演義のワイドショー
ショウタイムセブン(映画の記憶2025/2/9)
面白かったわ。サスペンスになるのかな?
フジテレビ問題とかもあるからなんか時事ネタに近い感じがあって、スっと内容に入れた。
是非ともメディアに携わる人には観てほしいものだ。
すでにメディアを操作する人たちは事実を捻じ曲げてるのは国民にバレてるから信用されてないからね。真面目に事実を伝えることをしてる一部の人たちの迷惑になってるのを理解してほしい。ただ受け取る側も多方向で情報見て真偽を判断しないとダメ。
阿部寛ハマってたな。ちょっと痛い感じの役が。吉田鋼太郎もちょっと偉いプロデューサークラス役がハマるよね。井川遥、久々に見たわ。
最後のあれは中途半端だったな・・・。
やるなら全だししてあげればよかったのに。
(個人的評価6.5点/10点中)
キャスティングで予想した通り
阿部寛さんはかなり好きです。竜星涼さんも嫌いじゃないです。でも阿部さんは滑舌が悪いし、竜星さんは重みが足りない、その2人をキャスター役にするという時点で、その程度の作品(役に最適かどうかより、集客力重視)かなと予想しました。
予想通り、あまり面白くなかったです。緊迫感が全然足りなかったし、ストーリーもイマイチ。稼働していないとはいえ発電所の爆発による火事をそんな早く鎮火できるかなとか、爆発物処理班少ないとか、この犯人にそこまで大掛かりな犯行は出来ないよねとか、そもそもその動機でそんな難しい犯罪をしようと思ったの?とか、思う所は色々あります。
でも、本作をつまらなくしていたのは、登場人物のセリフとリアクションです。上司のあの演技は20年位前のコメディです。女性アナがあんな頭が悪い学生みたいで、演じた生見さんが気の毒でした。
それでも、観る前は本作には向いていないと思った阿部さんの演技が、全体を引っ張り上げて、なんとか観られるものにしたと思います。
もう一つのエンディング
採用されなかった方のエンディングかと思うほどの映画史に残るようななんだこれのエンディング。
(歌と踊りじゃないです。あれは論外。)
出だしは引き込まれたんだけど、ラジオ局から見える所にあんなのあるんだっていうか、あんなのの近くにラジオ局あるんだ。緊迫感はあったけど、ひりひりするような緊迫感ではなかった。
犯人の関係者登場のあたりから失速。
最後のお説教で言いたかったことを内容で見せてくれるのが良い映画だと思ってるので、残念。
主人公は楽しい時間だったらしいけど、見てる方はそうでもない。
ファンの方には申し訳ないが、なんか吉田鋼太郎も佐藤二朗みたいになってきたな。
錦戸亮の劣化が、、カッコ良かったのにな。
文句が多くなってしまったのは期待が大きかったからです。ハ・ジョンウのやつ見直そ。
出だしは良かったてす。
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