ショウタイムセブンのレビュー・感想・評価
全260件中、41~60件目を表示
闇に切り込んだ作品
この作品はクライムサスペンスというジャンルになるのだろうか?
解説に韓国映画の「テロ、ライブ」をリメイクしたものだと知り、少々がっかり感を持ってしまった。
この作品は確かにクライムサスペンスだが、キャスターだった折本愼之輔が自分自身を取り戻していく物語でもあった。
そして何よりも、テレビそのものに対し「真実」を語れと言う明確かつ力強い主張があった。
確かに今の日本では、そんな主張を含む作品など作れそうにはない。
韓国作品のリメイクだということが砦だったのだろう。
報道しない自由 特に「正しいことは言ってはならない」というのが現在の日本のマスメディアの「常識」とされている。
だがこの作品をリメイクという形式で映画化したのは、ギョーカイに対するひとつの投石だと感じた。
物語性もまた素晴らしかった。
最初は明白だったと思わせる犯人の真意がどこにあるのかわからなくなっていく。
犯人のシゲフジカンジも、折本の真実を知らなかった。
女性キャスターが最後に「たかがテレビじゃない」と叫ぶが、これが今のギョーカイの常識だった。
数字が取れればいい そのためにはグレーゾーンの際まで行って構わない。
本当に腐りきっている。
この作品の内容ではなく現実としての意見だ。
さて、
イトウサクラ
折本が彼女へ電話したが切られてしまう。
この二人の関係を考えてしまうが、この作品では描かれない。
彼女は本当の折本という人物を知っていると思われる。
恋人関係だったのかもしれない。
そして折本眞之輔
ラジオパーソナリティからショウタイムセブンへの復帰
そしてこの事件を担当していく過程で、本当のしたかったことを再確認したのだろう。
「私たちは、公正かつ公平な姿勢で真実に迫ります」
このキャッチフレーズの意味を再確認した。
その真実とは、自分がなぜ降板したのかという秘密を公言することだった。
ザ・世論調査
最後に彼は自部自身が生きてもいいのか死ぬべきかを視聴者に問いかけた。
その答えが描かれないのは、視聴者こそがどっりかのボタンを追えばいいだけだからだろう。
イエスの言葉を思い出す。
「まず罪のないものからこの女に石を投げるがよい」
さて、
何故シゲフジは捜査官に体当たりして起爆装置を折本に渡したのだろう?
ここにこの作品の最も深い伝えたいことが隠されている。
テロップで流れるロンドン同時多発テロ
シゲフジと同じ思いを持った人々は世界中に存在することがよくわかる。
テロはもはや日常的に起きているのだ。
シゲフジのやったことはテロだ。
しかし彼は真実を話した折本と、そうなった過程を隠し取りしていた動画を「告発」した。
シゲフジは彼の「公正公平」に触れ、それを理解し、メディアなどが「真実を伝える」という真の目的と、暴力による破壊ではなく「告発」によって社会を変えようとする意志の表れなのかもしれない。
起爆装置を持った折本は、真実を告発するという「起爆装置」の力を手にしたという象徴だ。
社会を変えるためにはテロではなく、不正や悪いことをしている奴らを告発することでやっていこうという提案だ。
この提案者こそ、故森永卓郎さんであり、深田萌絵さんであり三橋貴明さんなどだ。
さて、、
かなり脱線しそうになってしまったが、揺れに揺れている韓国社会がこの作品を作り出した。
その真理を感じた日本の渡辺一貴監督
この作品を単なるサスペンスではなく、メディア・政府・企業の癒着と、それに翻弄される個人の苦悩を描いたものにした。
表面上に描かれる事件
それをテレビ中継という手段で配信しながら、犯人の真の狙いを知るキャスター折本
しかし犯人の真意は自分折本に謝罪させることだったことを理解した時、それを突き付けられたとき、果たして真実を語れるのか?
念願だったショウタイムセブン復帰は、真実の暴露と同時に終了する。
それでも真実を伝えることができるのかどうか?
これはすべてのメディアに対して突き付けられた問いだ。
同時に視聴者すべては「ザ・世論調査」のボタンを握っている。
これもまた一つの「起爆装置」だろう。
我々視聴者は、いったい何が真実なのかを見抜かなければならない。
メディアの嘘に騙されてはならない。
奇しくも今日は韓国ユン大統領の弾劾裁判による大統領選挙が行われている。
彼は韓国のトランプだった。
しかし力及ばず。
彼の遺志を継ぐ金文洙は果たして選出されるのだろうか?
どの国にも何故か闇がある。
そこを掘ればたちまち陰謀論者扱いされる。
正しいことを正しいと言っている提案者たちが攻撃される世の中。
その何が正しいのかを自分自身で考えることが、いま求められているのだろう。
面白かったよ、でも2時間ドラマで充分だった。
ドラマの方が…
オチは賛否両論(ただしその割合は・・・)
阿部寛は好きな俳優なのでアマプラで視聴
この手の密室系映画は好み、スタジオから移動することなく展開するのも良い
ネタがいかにもありがちな、政治と金、マスコミという問題に爆弾魔の無敵の人
シチュエーションはジョージ・クルーニーの『マネー・モンスター』を彷彿とさせられるが
電話中心で想像力を掻き立てる構成はこちらのほうが良いとおもう
オチは賛否両論あるだろう。
個人的にはテーマに合致していて良いとは思うが、流石にperfumeは盛大にずっこけた。
この内容なら地上波ドラマで良かったと思わないでもないが、
CMを挟まないリアルタイム感が重要なのも確かなので、
映画ならではの体験かもしれない。
この手のリアルタイム密室劇はコストをかけずに作れるが、
脚本を洗練させる必要があり、
役者にスポットライトが当てられるので、
脚本が良くて、役者の演技が良くないと面白くならない。
・・・もう少し脚本練ったほうがよかったかな
物語にのめり込ませるための謎がかなり弱い、どんでん返しがあっても良かったのに
犯人の動機も感情表現も弱い。
主人公の狂気もちょっと演出がいまいちかな、阿部寛の演技はいいが
テレビ、視聴率という観点でももう少し盛り上げてほしかった
邦画としてこの手の劇は大正解だと思う。
が、もっと良い作品が登場することを期待する。
キャラクターが極端
そりゃすぐ配信になりますわ
内容は良いんだけど…
ストーリーは良いと思うのだけど…
台本が悪いのか… キャストの演技のせいなのか…
相手役のアナウンサー2人がセリフを言うたびに
何かリアルリティがなくなるというか
物凄くつまらない印象になってしまう
キャスターなのにキャスターっぽくないセリフな
女性キャスターの立ち振る舞いが韓国作品っぽいものを
そのまま日本版にしたからなんでしょうか…
なんか残念な印象を受けました
いつも上書きErase
会話劇・・・男性俳優陣の低音ボイスに痺れる‼️
ほとんど会話劇でした。
出演者たちの確実な演技力と口跡の良さ。
引き込まれてあっという間の98分間でした。
これはセット一つに、映像を流せば舞台でも
演れますね。
演劇的な映画でした。
阿部寛、吉田鋼太郎、実は贔屓の錦戸亮、
全員台詞が上手すぎる。
その点では見応えありました。
女優人では安藤玉恵が好きです。
柄にない警察官の役で幅広い演技力とリアリティ。
さすがです。
過去に韓国映画「テロライブ」を観ていますが、
あちらはキャスターに命の危険が迫るアクション映画で、
荒唐無稽な映画。
「ショータイムセブン」の方が常識ある大人の映画という感じです。
ただテロ犯の動機が平凡です。
こんなストーリー、2〜3回観ています。
でも阿部寛の貫禄とスターオーラで、十分満足できる
映画でした。
(何も解決してないけれど、)
原作より面白い良作
映画と現実のランニングタイムを同調
オリジナル映画「テロ、ライブ」とは大きく異なる後半の展開をどう受け取るかで賛否が分かれてしまう作品となっておりました。
とはいえ撮影に関しては侮れない点が多い作品でして、手持ちカメラによる接写や急速なズーム、手ブレなどを多用して臨場感を高め、ニュース映像ではしっかりと固定した映像で繋ぐ撮影は没入感を生み出す事に成功しておりました。
また、映画と現実のランニングタイムが同じという作品で、尚且つテレビ局という閉ざされた空間での会話が中心の展開がメインとなる為、役者の演技を舞台劇に寄ったものにしておりました。
仰々しい演技が苦手な方にはマイナス要因になる演出ですが、会話劇に陥らない様に人の肩口や小道具から被写体を捉えるナメ映像や、極端なローアングルから捉えた主人公の映像など、奇抜な構図を多用して飽きさせない工夫が凝らされておりました。
人によりますがTVを観ているような没入感を味わえた人ならば、緊張感と臨場感をたっぷり感じる事ができるでしょう。
ラストではリモコンボタンを押して参加したくなるなではないでしょうか。
ザ世論調査
原作映画『テロ、ライブ』もぜひ見よう!
物語を進めるエンジンの推進力は抜群!
ただ、ちょいとばかし大味過ぎやしないかという感想はどうしても抱いてしまうジャーナリズム エンタメムービー
午後7時から始まるニュース番組『ショウタイム7』
「公正に公平に真実を」をモットーに電力会社と政府与党の癒着について報じ始める
時を同じくして始まるラジオ番組
こちらは「犬派・猫派どっち?」と日常系過ぎるテーマで主人公・折本がリスナーに電話を繋ぐ
しかし、話題の電力会社に爆弾を仕掛けたという異常な電話が飛び込む
更にはこの折本。『ショウタイム7』から降板させられたという事実も明かされ・・・
ほぼTV局内だけの広めの密室劇で、犯人と電話でのみ繋がるサスペンス性バッチリの設定
折本の人物像や背景の謎への導入もスムーズで、搭乗から離陸・加速していくエンジンの力強さを感じる展開だ
10年ほど前だったろうか。片桐仁さんと戸次重幸さん主演の『ザ・クイズショウ』という深夜ドラマがあった
細かいことはさておきグイグイと加速させるこの感じ
今作の原作は別にあることは承知のうえで、このドラマのことを思い出した
細けえこたァ良いんだよ……
やっぱ阿部寛はカッコイイわ
この映画には原作があり、それは韓国映画だということで、そちらも観てみた。
ラスト近くの宙づりになるシーンは現実的でないなと思ったが、そこ以外はたいへん緊張の続く面白い映画だった。こういうテーマの映画は、日本では作れんかもなあ。
で、本作である。
誰かが指摘しているが、動機に比べて仕掛けが大きすぎるのではないか。原作と日本版では、序盤はほぼ同じに進むが、途中から異なってくる。日本版がオリジナル色を出そうとしてくる。
で、犯人の要求が変わる。真の目的がはっきりする。えっ?そのために発電所を爆発させたの?
ほかにも仕掛けがいろいろあり、それを見破ったのは、加賀恭一郞の面目躍如か。(笑)
しかし。
うーん。やっぱり手が込みすぎかなあ。ここまで凝らんでも、と。大人数でかかってるのではないので、一人もしくは二人で計画してやってるので、手間暇を考えると、やっぱりちょっと無理なのではないかと。もちろんそこまでの必要もないし。
ということで、総合的にみて、星は三つかなあ。でも久しぶりの阿部寛だし、息も吐かせぬ展開が続いたし。。。
全260件中、41~60件目を表示













