ショウタイムセブンのレビュー・感想・評価
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壮大な前振りとショボ目の真相…だけど
正直、映画としてはいろいろ惜しい
リアルタイムに進む話とか基本的な構成は良いんだけど細部の詰めが甘い
ピンマイクの機能を維持したまま中に爆弾仕込む技術の出所や仕掛け方とかあの真相だけでは説明出来ないと思うぞテレビ局や発電所のセキュリティどうなっとんねん!
犯人と通話中に犯人が居ると思われる場所への突入シーン生中継したらあかんやろ!それから犯人確保した後に長々喋らせるとかなんなん?警察もテレビ局もアホなん?みたいな
いろいろ突っ込み所があってそこは気になった
でも
昨今の世界中で起こる様々なニュースを一喜一憂しながらも安全かつ無関係な所からエンタメとして楽しみながら消費してる我々に対する皮肉たっぷりのオチが最高に良かった
2025年2月現在も自分の人生に
1ミクロンの関係もない芸能人やテレビ局のゴシップに日本中が大興奮だけど
このショウタイムはいつまで続くんだろうね
【”公平、公正。そして、悪魔に魂を売った男。”今作は、視聴率第一主義&隠蔽体質のジャーナリズムを揶揄したハラハラドキドキの韓国映画”テロ・ライブ”ジャパニーズ阿部寛バージョンである。】
ー 鑑賞中、”あれ、このシチュエーションは韓国映画の「テロ・ライブ」に似ているなあ。”と思いながら観ていたら、エンドロールでキッチリその事が流れて、フライヤーにも書いてあったあああ・・。(オバカ)-
■民放の看板キャスターだった折本眞之輔(阿部寛)は、今はラジオ番組担当。だが、そこに電話が掛かって来て、ある電力会社の社長の謝罪を求める。折本が断ると窓から見える電力会社が爆破され、折本はプロデューサー(吉田鋼太郎)にトップと話しをさせ、且つて自分がキャスターをしていた「ショウタイムセブン」に場所を移し、犯人との独占中継を始める。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤から、緊迫感が尋常でない状況下、折本と犯人との電話での交渉は続く。
・そして、犯人はTV局内にも爆弾を仕掛けたと通告し、犯人の且つての担任だという男(平田満)が、説得のために「ショウタイムセブン」にやって来るが、激怒した男は犯人の逆鱗に触れ、ピンマイクに仕掛けられた爆弾で、爆死する。
更に犯人は、スタジオ自体を爆破すると言い、自分の父親が且つて電力会社に不法に働かされた挙句に事故で死んだ事を告げ、今度は首相の謝罪を要求するのである。
■徐々に明らかになって行く且つて”公平、公正、正義”を掲げていた折本眞之輔の秘密が明らかになって行く過程は、面白かったな。
犯人の狙いが最初から、それが目的であった事もナカナカである。
折本眞之輔がスクープでプロデューサーと共に、首相、電力会社社長と密談している場に乗り込んだ時に、提示された「ショウタイムセブン」のメインキャスターの座。
そして、折本はそれを呑んでいたのである。
<再後半、己の所業を全てを認めながら、”最高の二時間だった。そうだろう!”と叫ぶように言う折本の姿を見て、公安警察に逮捕された犯人が”狂っている。”と呟く姿が印象的な作品。
今作の評価を決めるのは貴方です。YesかNoか、世論調査開始です!>
テンション上がった
封切り初日金曜日の2回目を鑑賞。平日にしては客入りが7,8割と良かった。
主役が阿部寛で脇役に吉田鋼太郎と人気俳優がいて題材も興味がわくものだからでしょう。
冒頭のラジオ局のシーンから舞台をテレビ局に移してラストまでノンストップで緊張感が続いた。
プロデューサー(吉田鋼太郎)が軽いノリでユーモラスでいかにも業界人という感じで良かった。若く清潔感のあるMCに「F2取っちゃってよ!」とか最後の方で「オレもお前も終わりだ~」とか。
爆弾犯の要求が二転三転し最後は主人公の折本(阿部寛)にも及ぶ。
ショータイム7の名物コーナー〖The 世論調査〗を「首相が来るか」とか色々使っていて映画を観ながらテレビを観てるようで面白かった。
強いて難を言うなら公安を取り仕切る女性職員が番組に口出ししてうざかった。こんな役なら男性俳優にやらせればいいのにと。
ラストで爆弾の起動装置を手にした人は‥
短い尺で難しいかもしれませんが犯人が爆弾を仕掛けるシーンを入れて欲しかったな~
初めから最期までスリリングで大いに楽しめました。
リアルメーターは馴染まない!?
かつては、“モデル上がり”と揶揄されて様々なインタビューで嘆いていた阿部寛。今や堂々たるもので、本作も阿部寛ありきの映画。ラジオ番組にとばされて腐っているが野心を秘めた元キャスター役を演じ切った。
ツッコミ所の爆発テロのスケール、展開、伏線、には、まあ目をつぶり、自分は、ひたすらリアルメーターを興味深く観た。
日本で現実の出来事の白黒、是非をダイレクトに数値化してライブで見せることは無い。結論を導かず、つねに曖昧にし、悪行は時間によって風化され、美談は時間によって侵蝕されるのが常だ。なので、最後のLive or dieで阿部寛は不敵な表情を浮かべ、案の定あとは見せないのだ。
こういうのは、ホント上手い吉田鋼太郎は適役だが、井川遥の悠長な語り口はリポーターに合わず、めるるはすべってるだけ。実は阿部寛と犯人は共謀で不正を暴くための芝居をやっていたという筋書きでもわるくはなさそうだが……
悪行の構想や捻り方など、ミステリー作家や脚本家には、常々感心させられるばかりだが、現実の市井に潜在する犯罪を目論む輩がそのアイデアや手法のヒントを映画から得ていると思うのは杞憂だろうか?
ただいまの決まり手は、寄り切り、寄り切りで阿部寛の勝ち
面白い!
賛否両論あるみたいですが個人的には楽しめました。
ディティールが荒いところは確かにありますが(めるるはさすがに下手すぎた笑)。
阿部寛はやっぱり良い。錦戸もよい。
テレビの奥にいる人らが公平なジャーナリズムを必ずしも持っているとは限らない視点を得られたし、
もしかしたら権威の圧力に戦っているかもしれない。俯瞰的に物事を常にとらえながら、電造人間にはならないようにしたい。
スリリング?
序盤から寝る暇のない・・・
原作は韓国映画のテロ、ライブと言う映画で、最近テレビでやっていました。
元テレビキャスター役の阿部寛とテロ実行犯役の錦戸亮の遣り取りは迫力ありましたが、緊迫の遣り取りの途中で犯人説得のために登場した高校時代の恩師はかなり怪しかったです。
この恩師は犯人の祖父で犯人のテロの協力者であることが最後に明かされます。
結局、この映画では父親の事故死を隠蔽した電力会社と政府(総理大臣)、それを黙殺したテレビ局に対する怨嗟なのかと思っていたが、実は事故死の真実を訴えた母親の思いを公表しなかった、キャスターに対する怨嗟だった。
犯人は最後に逮捕されるが、キャスターが今日のテロとの遣り取りが最高に良かったと周囲に語るが、これには首を傾げてしまった。
あと、パヒュームの歌も良かった。
「籠の中の鳥」で聴取率と視聴率。
午後7時からのニュース番組「ショウタイム7」と同時刻のラジオ番組のパーソナリティーを務めショウタイム7の元キャスター折本眞之輔に起こる話。
ラジオ番組リスナーからの1本の電話での爆破予告、イタズラ、嫌がらせだろと煽り返す折本だったが、数分後に発電所の爆破、このネタを独占しようと通報はせず、ラジオ局から犯人へと独占取材をしようと試みるが…。
テロ予告から数分で爆破とテンポよく心掴まれるが…、ストーリーも面白くワクワク出来るが何故か眠い。パーソナリティーよりもちょっと異常なキャスターなキャスター折本眞之輔、タイトルに付く「ショウタイム」を最初から最後までずっと楽しんでましたよね(笑)
序盤のぶつかる意味深描写でこの人何かしら関わりあるよね!と察せましたよね。
公平で‼️❓公正な‼️❓真実を‼️❓興奮して‼️❓楽しむべし‼️❓
なぜ10年前の映画に劣るのか
2014年の韓国映画「テロライブ」のリメイク、この映画がむちゃくちゃ面白いのですが、その理由の一つがリアルなテロ描写(とゆうか爆発描写)だと思います。ショウタイムセブンでもテロ描写はありますが、どっかで見たことあるような使い古されたチープなものばかりで、テロライブと比べるとスケールダウンしています、これには驚きました。テロ描写はこの作品の柱であり、観る側に大きな衝撃と説得力を与えるもののはずです、予算の都合なのでしょうが、10年前の映画でできることが今の技術で、低予算でも実現できない、とても残念に思いました。
阿部寛は安定の演技、スピード感もあり中盤まではあっという間です。日本版の胸糞ストーリーも良いと思いました、ですがテロライブのラストに感じた圧倒的な絶望はありません。
中盤から失速、ラストがあまりに酷すぎる
※注意:ネタバレ全開です。
最初の入りは結構良かった。
この先はどうなるのだろうとドキドキさせてくれたが
話が変な方向にねじれ曲がっていった。
特に中盤の竜星さん演じる男性アナウンサーが
主人公を責めだす展開あたりからおかしくなった。
犯人の仲間かのような振る舞いだが、
別にそうではないらしい。
じゃあ画像一枚であの執拗な責め方はなに?
それまでの展開で散々苦笑いを浮かべてきたが
特に最後が酷い。苦笑いすら浮かべられない。
まず「犯人は最初から殺す気などなかった」
「本当の目的は企業でも政治でもなく自分」
などと言った所から解決パートが始まるのだが、
火力発電所は幾度と大爆発を起こしてるし
そこには従業員が120人ほど残っていることが
それまでに言及されている。
あれだけの大爆発で現地にいる人間たちが
無事なワケはない。
なぜか「犯人は悪い人間じゃない、むしろ社会の被害者」
的な展開に話を持っていったが
完全に無差別殺人を視野に入れたテロ。
罪なき人たちの命を奪った、
少なくとも脅かした極悪人にしか見えない。
そして結局は悪に身を堕としていた主人公が
なぜか急に開き直って説教をはじめる。
なぜ開き直ったのか、きっかけがよくわからない。
政府や企業との不正の現場を隠し撮りしていたが
プロデューサーの反応からして
プロデューサーも動画がある事を知ってたっぽい。
なぜ?グルになっての盗撮なのか?
あれだけ憎んでた犯人はなぜか急に主人公を面白がり、
局の爆破スイッチを持っていた刑事にタックルして
主人公の足元に爆破スイッチが転がるようサポート。
まずそんなヤバいスイッチぽろっと落とすな女刑事。
スイッチを拾った主人公はほくそ笑みながら
説教を続け、しまいにはスイッチを押す。
あれって主人公だけじゃなくて
局全体を爆破するような爆弾のスイッチだよな?
皆を巻き添えにして吹っ飛んだのか?
そのあと局やそれに関しての情報が画面に写る事はなく
なぜかテレビにロンドンのテロ情報が速報として出る。
局爆破の速報も流れていないという事は
じつは爆破されてない?
でも確かにスイッチ押したよな?と疑問。
もしくはあそこは後日談でテレビ局は結局爆破された?
消化不良な謎しか残らない。
極めつけはPerfume。
別にエンディングにPerfumeを使うのはいい。
正直、作品に合ってないと思うが
邦画でそこら辺気にした時点で負け。
でも意味のわからない展開てんこ盛りで
観客の頭にハテナが浮かんでる時に
「次はPerfumeの新曲です」?
そのままダンスPVを横目にスタッフロール?
逆に元の映画を見てみたくなった。
少なくともこの映画のような終わり方ではないと思う。
作品を通してなにより気になったのは、
役者がどうとか演技がどうとかでなく
生見さん演じる女子アナウンサーが
どう考えても要らなさすぎる。騒いで喚くだけ。
彼女がなにか言っても周りはスルーして話を進める。
物語に全く必要がない。
もともと脚本には入ってなかったけど
後で無理やり付け足したのか?
と疑いたくなるくらい要らなかった。
なんならレポーター役(井川さん?)も
「この人は重要な役ですよ」と
散々匂わせるだけ匂わせて
別に事件の根幹には全く関わってなかった。
女性キャストが完全にただの飾りになってる。
【追記】
なぜ女性アナウンサーが不要に感じたか、
元の韓国映画『テロ・ライブ』を見てわかった。
元の映画では女性アナは別スタジオで出演、
この映画のようなちゃちい爆破ではなく
しっかりとした小型爆弾がアナの横で爆破して
けっこうな血まみれになって退場する。
しかしこの作品ではなぜか爆竹みたいな
もう爆弾ですらないほどの小さな破裂で気絶、
無傷で復帰させてるからあとはガヤを入れるだけの
全く不必要な存在にしてしまっている。
ハッキリ言ってただの改悪だった。
他にも
・発電所のものもふくめて、
爆弾をどうやって気付かれずに取り付けた?
・なんで携帯番号などの個人情報知ってる?
・そもそも犯人どこに隠れてた?
・サプライズキャストが活きてない。ファンしか喜ばない。
やはり消化不良な部分や謎だらけ。
「この謎は鑑賞者が考えて」タイプの考察用じゃない、
ただただ後味の悪い疑問しか残らない。
この作品の良いところを挙げるとすれば
中盤までのワクワク感と
阿部寛ワンマンステージが見られる所。
後半失速のタイムリミット・サスペンス
流石 阿部寛さん、スリル感抜群!
阿部寛さんの独壇場で良かったです。前半はどういう展開になるのかワクワク感満載、展開のテンポも良かったです。
途中から"?"が出てきましたが最後は納得出来ました。
ただ、竜星涼の演技があの場面であんなに熱くなる必要無いやろ!と。普通に喋りゃいい事を怒り全開でまくし立てる必要無いやろ、と冷めました。
あと、めるるが…
ひとり語りで2時間持たせる阿部ちゃんの技量
阿部寛・オン・ザ・TVショー
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